球界トピックス

6月28日


神宮:ヤクルト7勝8敗
G  400000000  4
S  000100011  3
勝:春風亭半ケツ6勝1敗
負:藤井5勝3敗
S:河原2勝2敗13S
本:ペタジーニ16,17、岩村8
 
真中、痛恨のタイムリー拙守連発! 春風亭半ケツ、鬼門6月に初勝利!
25日、遅蒔きながらも名手・川相が守備固めで登場した事により、息を吹き返した上原の完封勝利に結びつけた巨人。この勢いを次に繋ぐためにも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域にはリハビリモードを終えて一軍に上がったばかりのニックンが即スタメンで入り、更に、サードには江藤,ファーストには破戒僧・清原と、この上なく元気一杯の名手・川相を差し置いて揃いも揃っていつぶっ壊れてもおかしくない病み上がり内野陣が形成されると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂したのだ。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ホッジスではなく、裏をかいて藤井を先発に起用してきたヤクルトに対して、先頭の好調・清水が左中間突破の二塁打で出塁。ここで本来なならば、名手・川相が日本球界前人未踏の500犠打を達成する場面なのだが、打席に入ったのはバントを指示すれば、走者を殺してしまう男・ニックンとあって、若大将・原監督はやむなく強攻策を指示すると、ニックンの打球は右中間へ。これがセンター・真中のまずい守備により、タイムリー二塁打となる結果オーライで1点を先制。更に、マッスル千代の富士が歩くと、一死後、破戒僧・清原がセンター前へタイムリー。二死後、トラウマ三昧により7番に下げられたガッツな貴公子・仁志の打球は右中間へ。平凡なセンターフライかと思いきや、これをライト・佐藤と譲り合ってしまったセンター・真中が落球(記録は三塁打)し、二者が返って、この回、4点。一方、巨人先発・春風亭半ケツは川相不在とあって不安感一杯でその裏、一死二塁のピンチを迎えたのに続き、2回にも一死から寿司職人ラミレスに痛打されたものの、二死後、好スタートで二盗を敢行したラミレスは完全にセーフと思いきや、スライディングが早過ぎてベースに届かないと言うお粗末なプレーをかましてむざむざ憤死と言うプレーに救われ、このピンチも脱出。続く3回にも二死から真中を歩かせて、またも走者を背負ったものの、続く宮本を何とか三振に斬ってとり、ここも無失点。しかし、4回、一死からペタジーニに左中間スタンド最深部へ2試合連続16号ソロを叩き込まれて、ついに1点を献上。初回こそ真中のまずい守備も手伝って、畳みかけた巨人だが、所詮、川相不在で粘りに欠ける打線がそうそう効率のいい攻撃を展開出来る筈もなく、2回に清水がライト前ヒットを放って以降、藤井の前に7回までノーヒットと完璧に抑え込まれる体たらく。全く打線の援護がない中、5回には一死一塁、6回には二死一塁と毎回走者を出しながら、ペース配分無視の全力投球モードにより、何とか凌いできた春風亭半ケツだったが、飛ばし過ぎたツケが溜まり、既に限界寸前で迎えた7回、寿司職人ラミレスにレフト前へ弾き返されると、続く岩村を歩かせて、無死一、二塁のピンチ。ここで三木が送りバントを、春風亭半ケツが素早く処理して三塁へ転送。その儘、一塁へ転送されてゲッツーか…と思いきや、6回から江藤に代わり、何故か川相を差し置いてサードに入っていた福井が握り損ねて、地面に叩き付けてしまうヘッポコプレーをかまして、一塁はセーフ。ここで藤井に代わり、代打・池山が投入された所で、とうとう無念のKO。2番手・M.T.チョンも川相不在とあって不安感一杯で池山を歩かせ、満塁とピンチを拡大させる始末。しかし、この日、インケツ続きの真中を浅めのセンターフライに打ち取ると、続く宮本も打ち損じに救われてピッチャーゴロに抑え、このピンチを脱出。直後の8回、巨人は二死走者なしから、今夜の松井さんが四球で歩くと、ナベツネ曰く当たり屋の破戒僧・清原が死球を食らい、一、二塁のチャンス。ここで福井に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは斉藤。しかし、斉藤はあえなくショートゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。流石にまずいと察知した若大将・原監督はついにサードへ川相を投入。しかし、またも打順が終わったばかりの所へ入れられた事でこの試合では打席に立たせて貰えない事がほぼ確定した事を不憫に思ったM.T.チョンは一死からペタジーニにレフトスタンド最前列へ神宮箱庭球場の利を生かしたこの日2本目となる17号ソロを叩き込まれて、2点目を献上。ここで名手・川相に一声かけられ、落ち着きを取り戻したM.T.チョンは中井美穂の旦那・古田,寿司職人ラミレスと打ち取って、この回、1点止まり。土壇場9回、先頭打者と言う事でかつてのトップバッター時代を思い出したガッツな貴公子・仁志がライト前に弾き返すも、エンドランを仕掛けた村田はライトへ打ち上げてしまい、まず一死。ここでM.T.チョンに代わる代打・加藤は2球バントを失敗した挙げ句にかましたスリーバントが打球を殺せないヘッポコバントとなり、ガッツな貴公子・仁志は二塁で封殺される始末。ここで代わったニューマンの前に清水もセカンドゴロに倒れて、結局、無得点。その裏、マウンドに上がった悩める守護神・河原はいきなり先頭の岩村にバックスクリーン左へ8号ソロを叩き込まれて、1点差とされたものの、ここで名手・川相に一声かけられ、落ち着きを取り戻した河原は続く三木を空振り三振に斬ってとると、代打・衣川,真中とセカンドゴロに打ち取って、ゲームセット。あと一歩投入が遅れていたら…と言うギリギリのタイミングながらも、名手・川相の投入により、勝つべくして勝った巨人だが、直接的な勝因は明らかに真中のまずい守備に他ならず、川相不在時の体たらくは相変わらずとあって、やはり、名手・川相の一刻も早いスタメン定着が待たれる所だろう

 木村一、乱打戦制する決勝打! 小山田16セーブ目!
ナゴヤドーム:中日6勝8敗
C  222010100  8
D  430000000  7
勝:小林3勝2敗 負:山北0勝2敗 S:小山田1勝0敗16S
本:緒方10、キュラソ星人9、立浪8、新井14

 谷中、6失点KO! 阪神、悪夢の8連敗!
大阪ドーム:阪神10勝4敗
YB 011401000  7
T  011200000  4
勝:ホルト3勝1敗 負:谷中4勝5敗 S:斎藤タカシ0勝1敗12S
本:ヤング5、多村1,メカゴジラ1、ホワイト7

 小久保、決勝グランドスラム! 若田部、完投で4連勝!
福岡ドーム:ダイエー7勝5敗1分
Bu 001001000  2
H  00500000×  5
勝:若田部4勝0敗 負:岩隈4勝4敗
本:小久保16

 金子、サヨナラヒット! 芝草うちゅー、今季初勝利!
東京ドーム:日本ハム5勝8敗
L  100000000  1
F  000001001× 2
勝:芝草うちゅー1勝1敗6S 負:森3勝5敗

 堀、先制2点タイムリー! 小野、ようやく今季初白星!
千葉マリン:ロッテ4勝7敗
BW 000000000  0
M  00000000×  2
勝:小野1勝3敗 負:ヤーナル4勝8敗 S:小林雅1勝1敗13S


 第7の助っ人・バルガスの獲得を発表!
キューバ初のプロ派遣としてリナレスをゲットしたばかりの中日だが、この日更なる新助っ人として、インディアンス傘下の3A・バファローに所属するマーチン・バルガス投手(24=183cm,77kg 右投右打)を獲得した事を明らかにした。年俸は契約金込の20万ドル(推定)で背番号は「39」に決定。最速149kmの速球が武器のバルガスは今季、3Aではストッパーとして活躍しており、3勝2敗8S、防御率2.31の成績。現在はギャラード,バンチと安定した助っ人投手を抱えている状況で出番が回ってくるかは微妙な状態だが、24歳と若い事から、球団側は将来性に期待している模様。尚、バルガスは30日に来日し、7月1日からチームに合流する予定。