球界トピックス

6月25日


札幌ドーム:巨人8勝6敗
C  000000000  0
G  00000301×  4
勝:上原8勝3敗
負:黒田3勝4敗
本:清水6
 
マッスル千代の富士、先制二塁打! 代役・村田、上原の完封導く好リード!
前日、名手・川相がフル欠場に追い込まれた事で、怒涛の拙攻拙守で大惨敗を喫したばかりか、阿部が前半戦絶望の重傷で離脱するなど、ムードは最悪の巨人この危機的状況を打開するべく、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、テコ入れは全く別の形で行われてしまった。前日、苦手・2番のトラウマから怒涛のチャンスブレイカーぶりを遺憾無く発揮したガッツな貴公子・仁志がスタメンから外され、代わりにソーサ元木が2番へ。そして、セカンドには投手を打席に立たせるのと期待度は殆ど変わらないと言っても決して過言ではないヘッポコ助っ人・クレスポが入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂したのだ。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人先発・上原は川相不在でエラー続出と言う不安定極まりない守備を嫌と言う程、見せ付けられたばかりとあって不安感一杯で、いきなり野村,キムタクと連打を浴びて、一、三塁のピンチ。一死後、キュラソ星人を歩かせて満塁としたものの、緒方,浅井と辛くも打ち取り、何とかこのピンチを脱出。一方、川相不在で粘りに欠ける巨人打線は広島先発・黒田の前に1,2回と3人ずつで打ち取られると、3回もあっと言う間に二死。ここで川相不在で打線が頼りにならないとあっては自分が打つしかないとばかりに上原が怒りのセンターオーバー二塁打を浴びせると、続く清水もライト前に弾き返して、一、三塁のチャンス。しかし、ソーサ元木はあえなくセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には一死から今夜の松井さん,破戒僧・清原と連打を浴びせるも、江藤がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。更に、続く5回も三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈したが、6回、不甲斐ない打線にも腐らずに無失点投球を続ける上原を何とか援護したい巨人は先頭の清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球は僅かにスタンドインこそならなかったものの、ライトフェンス最上部を直撃する三塁打となると、ソーサ元木が歩いて、無死一、三塁。ここでマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を真っ二つに破る2点タイムリー二塁打となり、ようやく先制点をゲット。更に、今夜の松井さんのショートゴロで一死三塁となった所で、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、この回、3点目。直後の7回、若大将・原監督は流石に前日と同じ轍は踏む訳にはいかないと江藤を下げてソーサ元木をサードへ、そしてショートにはついに名手・川相を投入立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けていた事で既に疲労困憊で限界寸前の上原だったが、絶大なる安心感を誇る川相の登場に一気に息を吹き返し、いきなり先頭の緒方をショートに打たせる頭脳的投球で抑えるなど、広島打線を翻弄。巨人は8回に清水がライトスタンドへ6号ソロを叩き込んで、ダメ押しの4点目を追加。上原は9回も無難に締め括り、完封で8勝目をマーク。あと一歩投入が遅れていたら…と言うギリギリのタイミングながらも、名手・川相の投入により、KO寸前の上原が立ち直り、勝つべくして勝った巨人は札幌シリーズで2勝1敗と勝ち越し今季初のスタメンマスクとなった代役・村田も必死の好リードを見せるなど、地味ながら貢献し、何とか阿部の穴をカバーしたが、大混戦のセ・リーグ首位戦線を抜け出すには、やはり、名手・川相の一刻も早いスタメン定着が待たれる所だろう

 小坂、決勝タイムリー! ミンチー姉さん、粘りの投球で4勝目!
大阪ドーム:近鉄10勝5敗
M  000000011  2
Bu 000001000  1
勝:ミンチー姉さん4勝9敗 負:宮本0勝1敗1S S:小林雅1勝1敗12S
本:的山2、立川1
 戎←→副島の交換トレードが成立!
この日、戎(オリックス)と副島(ヤクルト)の交換トレードが成立した事が両球団から発表された。左門(巨人)をリストアップするなど、攻撃力不足解消を図りたいオリックスと、W杯以降の過密日程に向けて先発の駒不足に悩むヤクルトの利害が一致した模様。戎は一昨年、最優秀防御率のタイトルを獲得、副島も一昨年は.321 10本塁打をマークするなど、活躍を見せていたが、昨年,今年と不振に喘いでおり、新天地での躍進が期待される。