球界トピックス

6月19日


横浜:横浜2勝10敗
G  00000300002  5
YB 00000020100  3
勝:岡島4勝2敗
負:河原1勝1敗
S:アルモンテ1S
 
代打・桑田、会心のバスターヒット炸裂! ガッツな貴公子・仁志、決勝タイムリー!
16日、名手・川相が自らの連続犠打成功記録(44個)を断ってまでバルデスを粉砕すると言う究極無比の自己犠牲プレーを展開した事で首位を奪回した巨人。この日は江藤ばかりか、体調不良のガッツな貴公子・仁志までがスタメンから外れたとあって、当然、名手・川相はスタメン出場と思いきや、ショートには満身創痍のソーサ元木、2番サードには若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤、そして、セカンドには川相幽閉策の先兵・川中が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたもや炸裂これにより試合前からより一層重苦しいムードに包まれる事となった巨人は、横浜先発・ハマのチンピラの前に初回、あっさりと三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、川相不在なばかりか、誰一人として巧いと言いきれる内野手がいない不安定なバックに不安感一杯の巨人先発・春風亭半ケツに対して、横浜は初回に一死からマイケルが歩くと、暴投で二進。更に、続く鈴木なおのりのファーストゴロで三塁へと進んだものの、ヤングが空振り三振に倒れて、無得点。直後の2回、巨人は一死から斉藤がセンター前に弾き返すも、ソーサ元木があっさりショートフライなんぞを打ち上げてしまった事で、川相不在では強引にでも先の塁を奪うしかないとばかりに焦ったか、阿部の打席で二盗を仕掛けて、無惨に憤死し、結局、3人で攻撃終了とまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回もあえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、横浜は一死から石井タクローがセンター前に弾き返すも、すかさず二盗を敢行して失敗。ここでマイケル,鈴木なおのりが連打を浴びせるも、ヤングがショートフライに倒れて二者残塁と巨人ばりの拙攻を展開。直後の4回、巨人は先頭の清水がマイケルのエラーで出塁。しかし、ここで16日に2度もヘッポコバントをかましながら全く反省の色が見えないヒットマン後藤がまたもヘッポコバントをかまして、清水は二塁で封殺。更に、続くマッスル千代の富士のセカンド方向への打球に対して、一塁走者・ヒットマン後藤はいっその事、当たってしまえば、チャンスを残せたものをわざわざよける事に必死になった為にスピードを落としてしまい、むざむざゲッツーを食らう最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回には、先頭の今夜の松井さんが左中間へ二塁打を浴びせると、送りバント失敗は叩かれまくるが、セーフティバント失敗ならさして叩かれないと言う狡猾なニックンの技を斉藤がパクり、これが結果的に内野安打となって、無死一、三塁のチャンス。しかし、続くソーサ元木はショートフライに倒れると、阿部が歩かされた後、川中はショートゴロ、春風亭半ケツは空振り三振に倒れて三者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く6回、先頭の清水がファースト強襲ヒットで出ると、ヘッポコバントを連発していたヒットマン後藤が辛くも犠打を決めて、一死二塁。ここでマッスル千代の富士がライト前に弾き返して、一、三塁とすると、今夜の松井さんの打席で中村がパスボールを犯し、清水は労せずして先制のホームイン。この間にマッスル千代の富士も二塁を陥れて、一塁が空いた事で今夜の松井さんは敬遠されたものの、斉藤のセカンド後方へのどん詰まりのフライがポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、マッスル千代の富士が生還。更に、続くソーサ元木は見逃し三振に倒れたが、阿部のショート後方へのどん詰まりのフライがこれまたポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、3点目。なおも二死一、三塁のチャンスで川中に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは江藤。しかし、江藤はショートライナーに倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く7回には簡単に攻撃終了とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈し、嫌なムードが漂い始めた事で若大将・原監督はヒットマン後藤を下げて、ソーサ元木をサードへ回し、ついに名手・川相をショートに投入これで苦しい投球を続けていた春風亭半ケツは甦るか…と思われたが、打席が終わったばかりのヒットマン後藤の所に入れられ、この日も打たせて貰えるか分からない川相を不憫に思ったのか投球に集中出来ず、一死から小川,メカゴジラ連打を浴びた所で、代打・内川にセンター前にポトリと落ちるタイムリーを浴びると、更に、暴投を犯して、2点目を献上。しかし、ここで川相に喝を入れられた春風亭半ケツは後続を断ち切り、このピンチを脱出。続く8回から登板の2番手・M.T.チョンはマイケル,鈴木なおのり,ヤングとヒット性の打球を連発されるも、川相がいる事で守備のリズムがいいのか、ガッツな貴公子・仁志,今夜の松井さん、そして、名手・川相と悉く好守でこれを阻み、三者凡退。しかし、土壇場9回、この所、不調の守護神・河原がマウンドへ上るも、先頭のロドリゲスにレフト前へ弾き返され、小川の犠打で一死二塁となった所でメカゴジラにバットを叩き折ったにも拘わらず、ライト線へ運ばれるタイムリー二塁打を浴びて、試合は延長に突入。斎藤タカシが10回、川相に粘られ激しく疲弊させられた事で降板を余儀なくされた横浜は11回から河原を投入するも、先頭の今夜の松井さんを歩かせて、無死一塁。ここで若大将・原監督は岡島に代えて、破戒僧・清原…ではなく、何と桑田を代打に起用するミラクル采配を展開! 桑田の打棒を恐れる森監督はここで東にスイッチするも、逆境に燃える桑田は送りバントと見せて、バスターで三遊間を真っ二つに破る会心のヒット。続くソーサ元木がきっちり送った後、阿部が敬遠されて、一死満塁となった所でガッツな貴公子・仁志がライト前へタイムリーを放ち、今夜の松井さんが勝ち越しのホームイン。更に、二死後、清水がサード前へ高く跳ね上がる幸運なタイムリー内野安打を放ち、この回、2点。その裏、ジョーベ博士−チョコと繋いで、最後はアルモンテが締め括る小刻みな継投を展開した巨人はこの2点を守りきって、ゲームセット。名手・川相の使いどころは誤ったものの、野球センス溢れる桑田が絶妙なタイミングで起用された事により、辛くも勝ちを拾った巨人だが、ラッキー安打と相手のミスに助けられた部分は大きく、まだまだ課題は山積み川相と並び称される藤田政権の遺産・桑田の活躍でチームの士気はやや上向き気配となったが、勢いに乗っていくには、やはり、名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 詐欺師ゴメス、先制15号! 中日、再び3位浮上!
ナゴヤドーム:中日4勝8敗
S  000000010  1
D  00002000×  2
勝:バンチ6勝4敗 負:坂元1勝3敗 S:ギャラード0勝1敗16S
本:詐欺師ゴメス15

 代打・兵動、決勝二塁打! 広島、5連敗でストップ! 
福井:広島4勝7敗
T  000000020  2
C  10000012×  4
勝:黒田3勝3敗 負:福原1勝2敗 S:小山田1勝0敗13S

 バルデス、3安打3打点! 若田部、完投逃すも3勝目!
西武吹き抜けドーム:西武6勝5敗
H  110122110  9
L  000100301  5
勝:若田部3勝0敗 負:オツ7勝4敗
本:エセネオエセ松井15、小久保15

 中村、先制22号! 吉岡、決勝2点二塁打!
GS神戸:オリックス3勝8敗
Bu 010220000  5
BW 011100000  3
勝:バーグマン4勝1敗 負:ヤーナル4勝7敗 S:岡本3勝0敗14S
本:中村22、シェルドン7

 堀、同点8号ソロ! 小坂、決勝タイムリー二塁打! 
千葉マリン:ロッテ7勝4敗
F  000000100  1
M  00000011×  2
勝:小林宏5勝3敗 負:隼人4勝2敗 S:小林雅1勝1敗10S
本:堀8


 林←→田口の交換トレードが合意!
攻守の要であるJ.マッケンジーが右鎖骨骨折でリタイアし、V奪回へ赤信号が灯るダイエーが緊急補強に打って出た。この日、日本ハム・田口昌徳捕手を林孝哉内野手との交換トレードで獲得した事を発表したのだ。背番号は田口が「57」、林が「31」となる事が決定。田口は実松,ジュビロ野口に続く第3捕手扱いで今季、僅か4試合の出場に留まっていたが、現在、残されているダイエーの捕手陣の誰よりも豊富な経験を買われた格好だ。一方、林は15日にようやく一軍登録されたばかりで今季は出場経験なし。尚、いずれもこのトレードに伴い、抹消された。