球界トピックス

6月14日


 伊原監督、霊感投手・松坂の球宴出場辞退を示唆!
右肘に違和感を訴え、一軍選手登録を抹消されてリハビリモードとなっている霊感投手・松坂に対して、この日、伊原監督は「状態について連絡はきているけれど、本人にしか分からない所もある。(7月12、13日に行われる)オールスター前に、1度も投げられない様なら(出場を)辞退させるとコメントを残した。入団以来、3年連続出場中の霊感投手・松坂は現在、ファン投票でパ・リーグ先発投手部門においてぶっちぎりのトップに立っており、今年もファン投票による選出はほぼ確実。しかし、伊原監督は「状態が良くないんだから、(出場辞退は)当たり前の事」と、ファン投票1位だからと言って、顔見せ興業は行わない方針を示している。

 堤オーナー、ついに陥落! 日本ハムの札幌移転計画に同意目前!
2004年にフランチャイズの札幌移転を目指している日本ハムに対して、先んじて準フランチャイズ化を進めていた事から「札幌にフランチャイズ球団があるのは、球界にとってふさわしくない」などと、とってつけた理由で難色を示していた西武だが、渋々ながらも同意する方向になりつつある様だ。この日、堤オーナーが17日に桂札幌市長と会談した後、北海道・北広島プリンスホテルで会見を行う事が明らかになり、この席で日本ハムの移転計画に了承の意を示すと見られている。これを受けて、小池パ・リーグ会長も「(18日の)理事会で何らかの方向性が示されるのではないか」と見解を示しており、順調にいけば、パ・リーグ理事会での承認後、7月の実行委員会及びオーナー会議を経て、正式に決定する見込みだ。尚、日本ハムは、移転への布石として、来年は札幌で11試合の開催を予定しており、移転後の2004年には元フランチャイズとなる東京ドームで15試合行う計画を披露している。