球界トピックス

６月８日

東京ドーム：巨人５勝６敗
Ｄ　　０００００００００　　０
Ｇ　　０００１００００×　　１
勝：上原７勝３敗
負：朝倉５勝４敗
　江藤、値千金の決勝タイムリー！　粘投・上原、完封で連敗を阻止！
一打サヨナラの場面で名手・川相に対して、破戒僧・清原を代打に送ると言うまるで茂雄暗黒政権を彷彿させる様な起用が、とてつもなく大きな代償となって、無惨にも４連敗を喫した巨人だが、この日もショートには満身創痍のソーサ元木が入り、２番には開幕から怒涛のチャンスブレイカーぶりを発揮した事に端を発する大スランプでトラウマを抱えているガッツな貴公子・仁志が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたもや炸裂。ただでさえ、最悪の雰囲気だったと言うのに、これにより試合前からより一層重苦しいムードに包まれる事となった巨人は中日先発・朝倉の前に１，２回とあえなく三者凡退に倒れる体たらく。３回には先頭の阿部がセカンドへの内野安打を放ったものの、続くソーサ元木は完全無策の強行策で空振り三振。続く上原のバントが幸運な内野安打となったものの、清水のあわやゲッツーと言うピッチャーゴロで上原が封殺されて、二死一、三塁。ここで清水が二盗を仕掛けると、川相不在とあっては強引にでも先の塁を狙うしかないと焦った阿部が本塁を狙うと言う前日に続いての大暴走をかまして憤死とまたまた川相不在の弊害を露呈。４回には先頭打者と言う事で苦手・２番のトラウマから解放されたガッツな貴公子・仁志がサードへの内野や安打で出ると、続くマッスル千代の富士もセンターオーバーの二塁打を放ち、無死二、三塁。ここで今夜の松井さんは空振り三振に倒れると、続く斉藤のファーストゴロでガッツな貴公子・仁志は本塁憤死であっと言う間に二死。またもチャンスは潰えるかと思われた所で江藤がセンター前にタイムリーを放ち、ようやく１点を先制。なおも一、二塁のチャンスだったが、阿部はセカンドゴロに倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く５回には一死から川相不在で打線がアテにならないとあっては自分が打つしかないとばかりに上原がレフト前に弾き返すと、二死後、ガッツな貴公子・仁志が死球を食らって、一、二塁のチャンス。しかし、マッスル千代の富士はショートゴロに倒れて二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、頼りないバックを背に立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けていた巨人先発・上原は４回までパーフェクトの好投を展開。５回も簡単に二死をとったものの、ここでピンキー井上のファーストゴロを川相不在で守備のリズムを崩した斉藤がヘッポコエラーを犯して、パーフェクトは消滅。ここは何とか切り抜けた上原だが、これでリズムが狂い出したのか、はたまた、飛ばし過ぎの影響による疲労が出てきたのか、続く６回には二死から井端，ブレットと連打を浴びて、ノーヒットノーランも消滅。このピンチも辛くも凌いだ上原だったが、続く７回にも先頭の詐欺師ゴメスにセンター前へ弾き返されると、立浪のファーストゴロで一死二塁となった所で暴投を犯して、三進を許す有様。ここでピンキー井上に痛打されるも、これがライト正面への痛烈なライナーとなるツキに恵まれると、続く谷繁もキャッチャーフライに打ち取り、辛くもこのピンチを脱出。その裏、巨人は一死からソーサ元木がライトへ弾き返すと、上原の犠打で二死二塁としたものの、ここで清水がライトフライに倒れてソーサ元木は二塁に釘付けとまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く８回には先頭打者と言う事で苦手・２番のトラウマから解放されたガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返すと、ここで代わった中日３番手・山本昌から一死後、今夜の松井さんが歩いて、一、二塁。相手が左腕・山本昌とあって、ここで斉藤に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは破戒僧・清原。しかし、ここでマウンドに上がった４番手・正津の前に破戒僧・清原はピッチャーへのハーフライナーに倒れて、ガッツな貴公子・仁志も戻れずにゲッツーを食らい、またまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。ただでさえ、川相をないがしろにして破戒僧・清原を起用した事による深刻な後遺症に冒されていると言うのにこの最悪の展開に流石に事態を重く見た若大将・原監督は土壇場９回、ショートの聖域についに名手・川相を投入。限界寸前だった上原だったが、バックに絶大なる信頼感を置ける川相が入った事により、生気を取り戻し、無難に締めて、完封で７勝目をマーク。最後の最後で川相を投入した事により、辛くも逆転負けの危機を脱した巨人はようやく連敗を４で止めたものの、川相不在時の拙攻拙守は相変わらずで、この日も危うく上原を見殺しにしかねない展開と依然として川相をないがしろにした後遺症を引きずっている感は否めず、とても楽観とはしていられない状況だ。この悪いムードを一掃する為にも一刻も早い川相のスタメン復帰が待たれる所だろう。

　求道者・前田、決勝打！　キラー・長谷川、対阪神７連勝！
甲子園：阪神７勝３敗
Ｃ　　０１０２０００６０　　９
Ｔ　　００２００１００２　　５
勝：長谷川４勝２敗　負：福原１勝１敗
本：アリアス18

　杉本、８回９三振零封で今季初勝利！
横浜：横浜４勝６敗
Ｓ　　０００００００００　　０
ＹＢ　１００１１０００×　　３
勝：杉本１勝０敗　負：石川３勝４敗　Ｓ：斉藤タカシ８Ｓ

　塩谷、先制打！　シェルドン、９番降格で怒りの一発！
ナゴヤドーム：オリックス６勝４敗
Ｈ　　０００００２１００　　３
ＢＷ　０２００１１０３×　　７
勝：具４勝３敗　負：星野４勝２敗
本：大越１、シェルドン５、秋山５

　西武、打線爆発で６連勝！　張、来日初セーブ！
西武吹き抜けドーム：西武７勝２敗１分
Ｍ　　００００４１０１０　　６
Ｌ　　４０１０１１４０×　１１
勝：潮崎５勝１敗　負：小野０勝３敗　Ｓ：張１勝０敗１Ｓ
本：カブレラ17、エバンス２、モロ星人２、サブロー１

　延長11回、中村、決勝二塁打！　近鉄、７連勝！
いわき：日本ハム５勝５敗
Ｂｕ　０１００００００００４　　５
Ｆ　　００００００００１００　　１
勝：前略・三澤興一２勝１敗　負：立石０勝１敗

　伊東コーチ、パ・リーグタイの通算300犠打！
６−５と１点リードで迎えた６回裏、清水コーチを一塁に置いた場面で、伊東コーチはきっちり送りバントを決め、これが新井（近鉄）に並ぶパ・リーグタイの通算３００犠打となった。「送りバントは成功して当たり前だと思われているが、（名手・川相でも日々の鍛錬を欠かさない程）難しいもの。失敗すると試合の流れが変わってしまうからね。そういう意味では嬉しい。（完全無策の野放し一発野球を愛する茂雄暗黒政権と言う異常な状況下にいた訳ではないので）バントが出来なかったらレギュラーで使って貰えないから、プロに入って必死に練習した」と喜びを表した。尚、日本記録は名手・川相（巨人）の４９８個（更新中）。