球界トピックス

6月2日


東京ドーム:巨人6勝5敗
C  000011230  7
G  000022020  6
勝:小林2勝1敗
負:岡島3勝2敗
S:小山田1勝0敗12S
本:キュラソ星人7、阿部5、町田1、新井11
 
名手・川相、悪夢のスタメン落ち! 一発依存&怒涛の拙攻拙守で屈辱的大惨敗!
3連戦初戦で名手・川相を下げて破戒僧・清原を使ってサヨナラ勝ちを収めた事により、一発依存野球の復活を予期させてしまった後遺症が発症し、前夜は屈辱的大惨敗を喫した巨人。この最悪のチーム状況において、若大将・原監督は何を血迷ったのか、はたまた、川相失脚を目論む茂雄の圧力がかかったのか、何と2番ショートの聖域に満身創痍のソーサ元木を入れ、サードには江藤、ファーストには斉藤、そして、セカンドにはガッツな貴公子・仁志を入れて、川相をベンチに下げると言う悪夢の川相後回しオーダーを炸裂させてしまうのだった。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、広島先発・長谷川の前に4回までに江藤が四球で出ただけのノーヒットに抑え込まれる体たらくで川相不在の弊害をとことん露呈しまくる有様。一方、川相不在で不安感一杯の巨人先発・春風亭半ケツは立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを展開しながらも、初回に二死一塁、2回には無死一、二塁、3回にも一死一、二塁とピンチの連続。そして、飛ばし過ぎの影響で早くも疲れが見え始めた5回には先頭の木村一にレフト前ヒットを浴びると、続く長谷川にあっさり犠打を許して、一死二塁とまたまたピンチ。二死後、キムタクにレフト線を破るタイムリー三塁打を浴びて、ついに先制点を献上。1点を追う巨人はその裏、一死から江藤が三遊間を破って、ようやくチーム初安打。二死後、ガッツな貴公子・仁志がレフト前に落として、一、二塁となった所で春風亭半ケツが川相不在とあっては自分が打つしかないとばかりにショートへのゴロを放つと必死の全力疾走が奏功して、これが間一髪、内野安打に。この間に、川相不在では無理をしてでも点を獲りに行くしかないと焦った江藤が三塁を蹴って本塁に突入。無謀とも思われたこの走塁だが、春風亭半ケツがアウトでチェンジと勝手に判断してしまったファースト・ロペスが本塁へ転送しない大チョンボを犯すツキに救われ、江藤は同点のホームイン。このチョンボにガックリきた長谷川に対して、続く清水もライト前にタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、ソーサ元木が歩いて、満塁となったものの、マッスル千代の富士はファーストゴロに倒れて三者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。しかし、直後の6回、依然として川相不在の不安感を払拭しきれない春風亭半ケツに対して、広島は先頭のキュラソ星人が左中間スタンドへ7号ソロを叩き込み、あっと言う間に同点。その裏、巨人は二死から江藤が歩くと、続く阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2試合連続の5号2ランを叩き込み、再び勝ち越しに成功。しかし、直後の7回、春風亭半ケツは川相不在の巨人では幾らでも付け入る隙はあると勝負を諦めない広島・先頭の代打・町田にレフトスタンドへ今季初アーチを叩き込まれて、ついにKO。更に、代わった2番手・ジョーベ博士も川相不在とあって不安感一杯で続く緒方にヒットを浴びると、焦って投じた一塁への牽制が大悪送球となって、一気に三塁を陥れられる有様。このミスが大きく響き、続く求道者・前田のレフトへの浅いフライが犠飛となって、またまた試合は振り出しに。その裏、広島2番手・小林に対して、巨人は一死からソーサ元木に代わって、名手・川相…ではなく、前日、斉藤の殺人打球を胸に受けて病院送りとなったヒットマン後藤が登場。しかし、ヒットマン後藤はあえなくレフトフライに倒れて、士気を削ぐと、続くマッスル千代の富士もセカンドゴロに倒れて、三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の8回、ヒットマン後藤の打順に岡島が入り、ジョーベ博士の打順に名手・川相がショートの守備にようやく登場したものの、ここまで川相不在の嫌な展開を続けてきた為に急には気持ちを切り換えられないでいた岡島は2つの四球で一死一、二塁のピンチを迎えると、新井にレフトスタンドへ11号3ランを叩き込まれて、一気に3点のビハインド。その裏、巨人は一死から斉藤がライト前に弾き返すと、川相がいる状態ながら、川相ないがしろ戦略の後遺症に囚われている江藤が一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ6号2ランを叩き込み、1点差。土壇場9回、この回からマウンドに上がった巨人4番手・S.M.チョーに対して、広島は先頭の緒方がセンター前に弾き返すと、続くキムタクの送りバントが内野安打となって一、二塁となった所で何とディアスが犠打を決めて、二、三塁。ここで代わった河本組長に、キュラソ星人が歩かせて満塁となった所で野村の痛烈なライナーはセカンド真正面のライナーとなるハードラック。なおも二死満塁のチャンスだったが、ここで回ってきたのは求道者・前田…に代わって途中出場の岡上。代走,守備要員としては全試合の半分以上に出ているものの、打席に入るのは今季これが2度目と言う岡上には流石に荷が重く、空振り三振に倒れて、三者残塁。その裏、満を持して登場の広島守護神・小山田に対して、巨人の先頭打者は名手・川相。しかし、あの強靱な精神力を誇る川相にして、第1戦の悪夢の交代劇のショックは大きかったのか、はたまた、また破戒僧・清原に代えられてしまうのでは?と言う猜疑心から集中しきれなかったのか、無念の空振り三振。続く清水もライトライナーに倒れて、二死となった所で、河本組長に代わって、破戒僧・清原が登場。しかし、全力疾走が出来ない事もあって一発しか頭にない破戒僧・清原は大振りでサードゴロに倒れて、ゲームセット川相をスタメンから外すと言う弊社も危惧していた、いらぬテコ入れが図られた事で川相ないがしろ戦略の後遺症はますます拡大し、一発依存野球ばかりか、怒涛の拙攻拙守まで炸裂し、敗れるべくして敗れた巨人はこれで3カード連続の負け越し。サッカーW杯の影響でこの後、3日空く事になるが、この間に何としても立て直しを図らないと、この儘、ズルズルと首位戦線を後退しかねないと危惧する声が所々で挙がっている。何はともあれ、川相が積極的に起用される事を祈るばかりだろう。

 安藤、4回5失点KO! 阪神、4連勝でストップ!
千葉マリン:ヤクルト6勝5敗
T  000000010  1
S  10220200×  7
勝:ホッジス6勝2敗 負:安藤2勝5敗

 一発攻勢で快勝! 山本昌、ようやく今季初勝利!
浜松:中日8勝2敗
YB 000001300  4
D  00005002×  7
勝:山本昌1勝4敗 負:森中1勝3敗 S:ギャラード0勝1敗11S
本:ピンキー井上5,ブレット5、福留10、詐欺師ゴメス12

 山田、痛恨の押し出し四球! 名手?川井、今季初白星!
富山:ロッテ2勝8敗
H  000010000  1
M  01001000×  2
勝:名手?川井1勝0敗 負:山田4勝4敗 S:小林雅1勝1敗8S
本:メイ5

 エバンス、移籍初アーチ! 張、初先発初勝利!
西武吹き抜けドーム:西武8勝3敗
F  000000000  0
L  01100003×  5
勝:張1勝0敗 負:ミラバル6勝2敗
本:エバンス1

 ローズ、先制21号! バーグマン、7回零封で2勝目!
大阪ドーム:近鉄7勝3敗
BW 000000010  1
Bu 00200200×  4
勝:バーグマン2勝1敗 負:金田1勝4敗 S:岡本3勝0敗11S
本:ローズ21