球界トピックス

6月1日


東京ドーム:巨人6勝4敗
C  000101410  7
G  010010000  2
勝:高橋4勝4敗
負:上原6勝3敗
本:今夜の松井さん13、阿部4、新井10
 
悪夢の一発依存野球復活か!? 川相ないがしろ戦略の深刻な後遺症!
前日、サヨナラ勝ちを収めたとは言え、絶好の場面で名手・川相がないがしろにされ、わざわざ破戒僧・清原を投入して決着がついたとあって、この日も川相は後回しにされるのでは?と巨人ナインの胸中は穏やかではなかったが、若大将・原監督も流石にそこまで愚かではなく、ナインの不安を払拭するかの様に名手・川相を2番ショートの聖域でスタメン起用。これにより、試合前から意気上がる巨人の先発・上原はバックに川相がいると言う絶大な安心感に伸び伸びとボールを投げ込み、初回を三者凡退。続く2回には先頭のキュラソ星人に内野安打を許したものの、一死後、求道者・前田を4−6−3と川相を絡めたゲッツーで切り抜ける頭脳的投球を展開。すると、巨人はその裏、広島先発・高橋に対して、先頭の今夜の松井さんがバックスクリーンへ豪快な13号ソロをぶち込んで、1点を先制。3回まで上原の前に外野に打球を飛ばす事すら出来ずにいた広島だったが、4回、一死からキムタクがファーストへの内野安打で出塁。この時、一塁ベースカバーに入って、古傷の右膝を強打した上原はその儘、何事もないかの様にマウンドに戻ったが、明らかにリズムに狂いが生じ始めていた事を広島打線は見逃さなかった。キムタクがすかさず二盗を決めると、ディアスがレフト前へのタイムリーを放ち、試合は振り出しに。追い付かれた巨人は5回、一死から阿部が右中間スタンド最前列ギリギリに飛び込む4号ソロを放ち、再び勝ち越しに成功。しかし、まるで川相不在の一発依存野球を展開するこの日の巨人の試合運びに前夜の川相ないがしろ戦略の後遺症が深く残っていると察知した広島は直後の6回、先頭の野村がレフトオーバーの二塁打。ここで立て続けにバントを失敗し、強攻策に出たキムタクはピッチャーゴロに倒れ、野村は挟殺されたものの、続くディアスが歩いた後、キュラソ星人が粘った末にライト前タイムリーを放ち、またまた試合は振り出しに。続く7回には新井,木村一の連打の後、高橋のバントを捕りに行った上原が足を滑らせて、オールセーフとなり、無死満塁のチャンス。ここで野村はライト前へ痛打。マッスル千代の富士の好返球で高橋は二塁で刺されるライトゴロとなったものの、この間に新井が返って、ついに勝ち越しに成功。続くキムタクも10球粘った末に一、二塁間を破るタイムリーを放ち、上原をKO。完全に勢い付いた広島は、代わったS.M.チョーからディアスのレフトへの犠飛の後、キュラソ星人のライト前ヒット、緒方のセンター前タイムリーで、2点を加え、S.M.チョーをもKO。更に、8回には巨人4番手・アルモンテから先頭の新井がバックスクリーン左へ10号ソロを叩き込んで、7点目。その裏、巨人は先頭の清水がヒットを放ち、無死一塁と絶好の場面で名手・川相の打順を迎えたものの、5点差がついた事で、試合を捨ててしまったのか、若大将・原監督は最後まで勝利を諦めない男・川相を引っ込めて、福井を代打に起用する暴挙を敢行もう2度と川相に頼れない絶望的な状況と化した上、あからさまに捨てゲームの代打ではモチベーションも上がらず、福井はあえなくサードへのファールフライと凡退。二死後、一人気を吐く今夜の松井さんがライト前に弾き返し、高橋をKOしたものの、代わって出てきた小林の前に江藤が倒れて二者残塁と川相不在の弊害を露呈。土壇場9回には一死からガッツな貴公子・仁志がサードへの内野安打で出たものの、続く阿部がファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開と、またも川相不在の弊害を露呈し、ゲームセット。川相が出場しているにも拘わらず、ソロの単発でしか点が取れず、その川相が退いた途端にチャンスを作るも、悉く潰してしまうと言う無様な攻撃を展開してしまった巨人だが、やはり、前夜の川相をないがしろにした上でのサヨナラ勝ちの代償はとてつもなく大きかったのか!? 名手・川相より破戒僧・清原を優先した事により、一発依存野球への復活を予期してしまった巨人ナインの精神的ダメージは思いの外、深い模様だが、一刻も早く立て直しを図らないと、この儘、ズルズルと首位戦線を後退しかねないと危惧する声も所々で挙がっている。この状況で傷口に塩を塗るがごとく川相をスタメンすら外すと言った、いらぬテコ入れが図られない事を祈るばかりだろう

 八木、3安打3打点! 横田、移籍初先発初勝利!
千葉マリン:ヤクルト5勝5敗
T  400300000  7
S  300000000  3
勝:横田1勝0敗 負:前田1勝1敗 S:金沢3勝0敗1S
本:代打の神様・八木2

 相川、逆転2点タイムリー! 吉見、6回降板も3勝目!
ナゴヤドーム:中日7勝2敗
YB 100004002  7
D  100011000  3
勝:吉見3勝2敗 負:朝倉5勝3敗
本:福留9、グラン8

 秋山、追撃2ラン! 大道、決勝2点タイムリー!
金沢:ロッテ1勝8敗
H  100002300  6
M  100210000  4
勝:吉田2勝0敗 負:加藤2勝7敗 S:ペドラザ1勝1敗9S
本:初芝6、秋山4

 カブレラ、先制打&ダメ押し弾! 後藤、5回零封の好投!
西武吹き抜けドーム:西武7勝3敗
F  000000030  3
L  00030100×  4
勝:後藤2勝1敗 負:伊集院光の弟子・金村2勝1敗 S:豊田1勝0敗10S
本:カブレラ15、ガッツ17、オバンドー13

 水口、値千金の決勝二塁打! パウエル、来日初完封!
大阪ドーム:近鉄6勝3敗
BW 000000000  0
Bu 00000100×  1
勝:パウエル5勝3敗 負:具3勝3敗