球界トピックス

５月１５日

東京ドーム：巨人５勝３敗
Ｓ　　００００１００００　　１
Ｇ　　４２０１１１２０×　１１
勝：Ｓ．Ｍ．チョー１勝０敗
負：ヒゲなし入来１勝３敗
本：江藤３、岩村３、今夜の松井さん８
　江藤、先制グランドスラム！　Ｓ.Ｍ.チョー、２年ぶりの白星！
前日、茂雄の圧力により、絶好調の名手・川相がスタメンから外された事により、首位陥落となった巨人。この日もサードには右手首痛によるリハビリモードから復帰したばかりの江藤が入り、６番・ファーストには当て馬として春風亭半ケツが入っていたが、ヤクルトの先発が右のヒゲなし入来と分かると、名手・川相…ではなく斉藤が入ると言う川相後回しオーダーが炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・Ｓ．Ｍ．チョーは２年ぶりの一軍マウンドだと言うのに川相不在のバックを背負わされて、怒り心頭で初回からペース配分無視の全力投球モードを展開。二死から稲葉にヒットを浴びたものの、ペタジーニを辛くも抑えて、何とかピンチを脱出。その裏、巨人は先頭の清水がセンター前に弾き返すと、バントの下手さっぷりには定評のあるニックンが送りバント失敗は叩かれまくるが、セーフティバント失敗ならさして叩かれないと言う狡猾な読みで一塁線へセーフティバントを敢行。これが結果的に送りバントとなるツキに恵まれ、清水が二進した後、マッスル千代の富士，今夜の松井さんが連続四球で満塁。ここで江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ３号グランドスラムを叩き込み、４点を先制。続く２回には一死から川相不在の打線では自分が打つしかないとばかりにＳ．Ｍ．チョーが左中間突破の二塁打を浴びせると、続く清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドには僅かに届かなかったものの、ライトフェンス最上部を直撃するタイムリー二塁打となり、Ｓ．Ｍ．チョーが生還。更に、ニックンが川相不在では何点あっても危ないとばかりにセンター前へタイムリーを放ち、ヒゲなし入来をＫＯ。なおも一死一塁のチャンスだったが、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦ったニックンが２番手・ニューマンの牽制に引っかかる大チョンボを犯し、マッスル千代の富士も凡退と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く３回には二死から斉藤の打席を迎えると、左腕・ニューマンが相手とあって、名手・川相…ではなく福井が早くも代打で登場するも、福井はあえなく凡退し、結局、三者凡退とまたも川相不在の弊害を露呈。４回には先頭のガッツな貴公子・仁志がどん詰まりとなったのが幸いし、センター前にポトリと落ちるヒットを放つと、二死二塁となった所で清水が川相不在では何点あっても危ないとばかりに三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、７点目。しかし、直後の５回、立ち上がりから飛ばし過ぎた影響で早くも疲労の色が見えてきたＳ．Ｍ．チョーに対して、ヤクルトは先頭の岩村がレフトスタンドへ３号ソロ。その裏、巨人は一死から今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ弾丸ライナーで飛び込む８号ソロを放ち、再び７点のリード。更に、二死後、福井が右中間突破の二塁打を放ったものの、ガッツな貴公子・仁志が空振り三振に倒れて、福井は二塁に釘付けとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く６回には一死からＳ．Ｍ．チョーに代わり名手・川相…ではなく小田が登場するも、レフトフライと凡退。しかし、清水の二塁打，ニックンの四球で一、二塁とすると、マッスル千代の富士が詰まったのが幸いしてレフト前にポトリと落ちるタイムリーを放ち、なおも一、三塁の場面で今夜の松井さんがセンターフライに倒れて二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。７回には先頭の江藤が四球を選んだ所で福井に代わり名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは１割打者のクレスポ。そのクレスポはあえなく空振り三振に倒れたものの、ガッツな貴公子・仁志がライト線へ二塁打を放ち、二、三塁となった所で阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドには僅かに届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、仁志が生還。ここでチョコ代わり名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはヒットマン後藤。ヒットマン後藤は右中間へ打ち上げてチェンジ…と思いきや、これを稲葉が落球し（記録は何故かヒット）、この間に阿部が返って、１１点目。更に、清水が歩いて一、二塁となったものの、ニックンは空振り三振に倒れて二者残塁とまたまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。８回には一死から今夜の松井さんがセンター前に弾き返した所で江藤に代わり名手・川相…ではなく鈴木が登場するも見逃し三振の体たらく。続くクレスポが珍しくヒットを放って、一、三塁とするも、ガッツな貴公子・仁志はショートゴロに倒れて二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、ヤクルトは川相不在の巨人が相手とは言え、１０点差をつけられては反撃意欲もなく、８回は酒井，９回は石川と言った若手投手陣に抑えられて、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、怒涛の残塁地獄を形成したにも拘わらず、たまたま勝ちを拾った巨人だが、依然として感じられる茂雄の圧力にとても１０点差で勝ったとは思えない程、チームの雰囲気は重苦しい状態。この日は破戒僧・清原がファームの試合に出場するなど、早期復帰をアピールしており、茂雄暗黒政権の布陣に戻るのも時間の問題とあって、巨人のＶ奪回への道は茨の道と化しつつあると言っていいだろう。

　横浜、またも貧打で泥沼の９連敗！
横浜：横浜１勝７敗
Ｔ　　００１１００２００　　４
ＹＢ　００００１０００１　　２
勝：織田裕二５勝１敗　負：バワーズ０勝１敗　Ｓ：バルデス10Ｓ
　

　ブレット、２打席連発！　ピンキー井上、決勝３号！
福井：中日３勝５敗
Ｃ　　０００３０００００　　４
Ｄ　　２０１２００００×　　５
勝：山井２勝０敗　負：苫米地１勝３敗　Ｓ：ギャラード９Ｓ
本：ブレット１，２、ピンキー井上３、森野３

　進藤、走者一掃の逆転二塁打！　オリックス、連敗脱出！
台湾：ダイエー３勝４敗
ＢＷ　００６００２０００　　８
Ｈ　　３００１０００３０　　７
勝：今村２勝３敗２Ｓ　負：山田４勝１敗　Ｓ：大久保０勝１敗７Ｓ
本：バークハート９、塩谷１、大道２

　ローズ、先制二塁打！　パウエル、１失点の好投で３勝目！
大阪ドーム：近鉄４勝４敗
Ｌ　　０００００１０００　　１
Ｂｕ　１１００００００×　　２
勝：パウエル３勝３敗　負：後藤０勝１敗　Ｓ：岡本２勝０敗７Ｓ
本：阿部１