球界トピックス

5月1日


東京ドーム:巨人4勝1敗
C  200300100  6
G  22520010× 12
勝:ワズディン1勝2敗
負:横山1勝4敗
本:東出1、ディアス8,9、マッスル千代の富士4、ロペス2、斉藤2
 
ワズディン、来日初白星! 怒涛の拙攻拙守も結果オーライの5連勝!
前日、V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相が終盤まで幽閉されながら、ローテの谷間だと言うのに初回から危険球退場してまで緒方をスナイプした玉砕投球で広島に巨人以上の拙攻三昧をもたらした三浦の活躍により辛うじて勝ちを拾ったに過ぎないにも拘わらず、この日もセカンドには名手・川相…ではなくソーサ元木が入り、ショートには名手・川相…ではなくニックンが入り、サードには名手・川相…ではなくクレスポが入り、手首を痛めて不振の江藤がスタメンから外れたと言うのにファーストには斉藤が入ると言う徹底した川相後回しオーダーが炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人先発・ワズディンは和製オジーの二つ名がメジャーにまで轟く程の安定した守備力を誇る偉大なプレイヤーをバックに投げる事を楽しみに日本にやってきたと言うのに、一体いつになったら名手・川相をバックに置いてくれるんだ!?とモチベーションが上がらず、初回、一死から東出に右中間スタンドへ1号ソロを叩き込まれると、続くディアスにも左中間スタンドへの8号ソロをぶち込まれて、あっと言う間に2点を献上。その裏、巨人は一死からニックンが歩くと、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンド上段へ4号2ランを叩き込み、同点。続く2回には先頭の斉藤が一塁線を破る二塁打で出ると、続くソーサ元木がセンター前に弾き返して、無死一、三塁。ここで横山がモーション中にバランスを崩して投げ損なうボークを犯して、斉藤は労せずして勝ち越しのホームイン。これで気落ちした横山から阿部がセンター前ヒットを放ち、再び一、三塁とした所でワズディンが一塁走者を二塁へ進めるバントを敢行するも、ハイテク人工芝をもってしても打球を殺せずに投手前にまともに転がしてしまい、阿部は二塁で封殺川相不在を痛感させる嫌な雰囲気となったものの、ここで清水が前進守備のセカンドの左をしぶとく破るタイムリーを放ち、ソーサ元木が生還。ここでニックンはスクイズを仕掛けるも、川相には遙かに及ばない未熟なテクニックでありながら、修練を疎かにしている為、バックネットへ打ち上げるヘッポコバントをかまして追い込まれる始末。ボークの後遺症から立ち直れない横山が明らかなボール球を連発した事で四球で一塁に歩き、満塁となったものの、マッスル千代の富士,今夜の松井さんと打ち上げて三者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈川相不在では何点あっても危ないとばかりに攻撃の手を緩めない巨人は続く3回、先頭のクレスポが歩くと、続く斉藤がライト線へ二塁打を放った後、ソーサ元木も歩いて、無死満塁。ここで阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、クレスポがホームイン。続くワズディンが死球を食らって、再び満塁となると、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を深々と破る2点タイムリー二塁打となり、横山をKO。更に、代わったスタニファーからニックンがセンター前へ2点タイムリーを放ち、この回、5点目。二死後、今夜の松井さんがライト前に弾き返して、一、三塁とチャンスを広げたものの、クレスポはセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。7点のビハインドとなっても、川相不在の巨人ならば逆転も可能とばかりに諦めない広島は4回、一死から緒方が川相不在で呼吸の合わないソーサ元木とマッスル千代の富士のお見合いでポテンヒットを稼ぐと、続くロペスが左中間スタンドへ2号2ラン。更に、二死後、忍者・瀬戸,スタニファー,キムタクの3連打で、1点を加えて、この回、3点。その裏、巨人は先頭の斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2試合連続の2号ソロを叩き込み、10点目。一死後、ヒットの阿部をワズディンが送った所で、清水が右中間突破のタイムリー二塁打を放ち、阿部が生還。続く5回にはヒットの後、盗塁を決めたマッスル千代の富士を二塁に置いて、二死で斉藤を迎えた所で代打に名手・川相…ではなく福井が送られたが、福井はあえなく凡退し、マッスル千代の富士は二塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈5,6回と川相不在の不安感から走者を背負う苦しい投球で疲労困憊のワズディンが6回裏に打席が回ってきた所でついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは十川孝。しかし、十川孝はあえなくセカンドゴロに倒れて、またまた川相不在の弊害を露呈。直後の7回、ワズディンに代わり、前日、緒方をスナイプして早々降板した三浦がマウンドに上がったが、広島は一死からディアスがレフトスタンドへこの日2本目となる8号ソロを叩き込み、6点目。ジワジワと追い上げる不気味な広島の追撃に怯える巨人はその裏、一死からニックンがヒットで出ると、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、ニックンが生還。更に、今夜の松井さんが歩いて、一、二塁となったものの、クレスポ,福井と連続三振に倒れて二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。8回からはニックンに代わって名手・川相ではなく福井がショートに回り、ファーストにはヒットマン後藤が入ると言う徹底した川相後回しシフトが炸裂。この回から、マウンドに上がったアルモンテはいつまで経っても川相が出てこない絶望的な状況に不安感一杯でいきなり新井の背中にぶち当てる死球。続く木村一をサードゴロに打ち取りゲッツーか…と思いきや、クレスポが足を取られてオールセーフとしてしまう始末。更に、一死後、キムタクを歩かせて、満塁となったものの、東出を三振、ディアスをセカンドゴロに打ち取り、辛くもこのピンチを脱出。土壇場9回、この回からマウンドに上がったジョーベ博士は川相不在のバックはアテにならないとばかりにキュラソ星人,町田と連続三振。代打・森笠もキャッチャーへのファールフライと前に飛ばされる事なく三者凡退に斬ってとり、ワズディンに待望の来日初勝利を献上。5連勝で首位・阪神に1ゲーム差と迫った巨人だが、川相フル欠場による拙攻拙守は相変わらずで、必要以上の負担を強いられている投手陣は焦燥しきっているなど、とても5連勝しているとは思えない重苦しいムード。結果オーライの野球に甘んじている様ではいつ破綻を来すか分からないと危惧する声も多く、依然としてV逸の危機と背中合わせにある状態

 宮本、先制タイムリー! 藤井、1失点完投勝利!
相模原:横浜2勝3敗
S  000030400  7
YB 000010000  1
勝:藤井3勝1敗 負:グスマン0勝2敗
本:ロドリゲス7

 立浪、3安打3打点! 5投手で完封リレー!
甲子園:阪神2勝3敗1分
D  001020002  5
T  000000000  0
勝:紀藤1勝1敗 負:谷中2勝2敗
 

 プロ初スタメン・喜多、サヨナラタイムリー!
千葉マリン:ロッテ1勝5敗
H  000001100  2
M  000010011× 3
勝:小林宏1勝1敗 負:飯島2勝2敗1S
本:小久保9

 松田さん、今季初アーチがサヨナラ弾!
GS神戸:オリックス1勝5敗
F  100020010  4
BW 100003001× 5
勝:今村1勝1敗2S 負:武藤0勝1敗
本:ガッツ10、井出6、松田さん1


 若干17歳、謎のブラジル人投手の獲得を発表!
この日、ダイエーは4月後半に来日し、入団テストを行ったブラジル人のゴメス・アンダーソン投手(17=185cm,80kg 右投右打)を獲得した事を明らかにした。契約金込みの年俸8000万円(推定)の3年契約で支配下選手登録は近々行う予定だが、登録名及び背番号については未定との事。プロ経験はないものの、最速153kmの速球とまだ17歳と言う将来性を評価した模様。