球界トピックス

4月21日 T−G(甲子園),YB−C(横浜):雨天中止


 またも炸裂、川相不在の暗黒オーダー! 恵みの雨で試合中止!
前日、V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相を8点のビハインドとなるまで使わないと言うこの上なく非効率的選手起用により、怒涛の拙攻拙守三昧で屈辱的大惨敗を喫した巨人。この日はガッツな貴公子・仁志が疲労性の左脇腹痛で登録抹消となり、入れ替わりで謎の新助っ人・クレスポが昇格。そのクレスポはいきなりスタメン起用とはならなかったが、セカンドには名手・川相…ではなく、背中を痛めているソーサ元木が入り、ショートには名手・川相…ではなく、ガッツな貴公子・仁志に優るとも劣らないチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮したニックンが入り、サードには名手・川相…ではなく、ヒットマン後藤が入ると言う徹底した川相後回しオーダーが炸裂ソーサ元木がようやく2番に入ると言う(川相程ではないにせよ)ようやく清水の高い出塁率が生かされるオーダーへ変わったものの、所詮、川相不在である事に変わりはないとあって試合前から重苦しいムードに包まれた巨人だったが、試合開始時刻になっても、雨が降り止まず、5分過ぎた所で中止が発表された桑田の作ったいいムードをぶち壊しにされた前日のどんよりとした雰囲気を引きずっているにも拘わらず、この日も川相不在のオーダーが展開された巨人にとっては、正に恵みの雨となった。

 朝倉、力投虚し! 中井美穂の旦那、サヨナラヒット!
松山:ヤクルト4勝0敗
D  001000000000  1
S  001000000001× 2
勝:五十嵐亮2勝0敗1S 負:岩瀬0勝2敗
本:谷繁4

 後藤、先制2号! シェルドン、待望の来日初アーチ!
鹿児島:オリックス2勝3敗
L  000001010  2
BW 00220000×  4
勝:ヤーナル2勝2敗 負:オツ2勝2敗 S:大久保0勝1敗5S
本:後藤2、シェルドン1、エセネオエセ松井4

 J.マッケンジー、逆転2ラン! 星野、完投で2勝目!
大阪ドーム:近鉄2勝3敗1分
H  000000300  3
Bu 000020000  2
勝:星野2勝0敗 負:パウエル0勝3敗
本:五十嵐1、小久保8、J.マッケンジー7

 堀、先制アーチ! 清水直、1失点の好投で5連勝!
東京ドーム:日本ハム2勝3敗
M  100200000  3
F  000001010  2
勝:清水直2勝0敗 負:関根0勝2敗 S:小林雅4S
本:堀1、オバンドー7


 五十嵐、史上初の全ポジション経験&全打順本塁打!
0−0で迎えた5回、この日、8番で今季初スタメンとなった五十嵐がライトスタンドへ移籍第1号となる先制2ラン。五十嵐はここまで8番以外の打順でホームランと打っており、これで史上6人目の全打順でのホームランとなった。この記録を知っており、どうせスタメンで使うなら8番で…と言う梨田監督の配慮に応えた格好だ。既に、五十嵐は全ポジションを経験しており、ダブル達成者となると、史上初の快挙。「最高です。ギネスブックに載せて貰おうかな」と言う五十嵐のコメントを受け、球団側は本当にギネス申請を検討する方針を示している。因みに、五十嵐無き後、「ポスト五十嵐」としてオリックスに迎えられた全ポジション経験者の新助っ人・シェルドンはこの日、開幕から座り続けていた4番から7番に降格された途端に来日初アーチ。4番で打ち続けたら、打順を下げて貰えないとばかりに、五十嵐に続く快挙を狙う為の故意の不振だったのではないか!?と言う疑惑の声…は殆ど挙がっていない様だ。