球界トピックス

4月17日 BW−Bu(GS神戸):雨天中止,M−L(千葉マリン):強風中止


広島:広島0勝1敗
G  100002013  7
C  000002100  3
勝:ジョーベ博士1勝0敗
負:ベルトラン0勝1敗
本:清水2マッスル千代の富士2、ディアス4
 
清水、4安打2打点の活躍! マッスル千代の富士、川相効果で決勝タイムリー!
14日、V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相がフル欠場に終わった事による拙攻三昧で屈辱の今季初完封を喫したにも拘わらず、この日も名手・川相はベンチに下げられ、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭の清水が三遊間を破るヒットで出たものの、ガッツな貴公子・仁志は相変わらず、2番とは思えない大振りであえなくセカンドファールフライに倒れる体たらく川相でなければ送って貰う事すらロクに叶わない事を察知した清水は自ら二盗を決めると、二死後、今夜の松井さんがセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制。更に、破戒僧・清原の打席でこれまた川相不在では一つでも先の塁を奪うしかないと焦った今夜の松井さんが二盗を仕掛けるも、タッチアウトとなり、結局、1点止まり。続く2回には一死から江藤がライト前に弾き返したものの、ソーサ元木はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開とまたも川相不在の弊害を露呈。3回にも二死から清水がライト前ヒットを放つも、川相不在では一つでも先の塁を奪うしかないと焦って二盗を仕掛け、タッチアウトまたまた川相不在の弊害を露呈。5回には先頭の破戒僧・清原がライト前ヒットで出るも、続く江藤は見逃し三振、ソーサ元木はショートフライと進塁打すら打てず。ここで阿部が一、二塁間を破ったものの、ヒゲ入来はセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、6回、先頭の清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ2号ソロを叩き込み、待望の追加点。更に、一死後、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2号ソロを放ち、3点目。しかし、その裏、川相不在とあって、初回からペース配分無視の全力投球モードを続けていた事から既に疲労困憊の巨人先発・ヒゲ入来は二死から東出にセカンド内野安打を許すと、続くディアスにレフトスタンドへ4号2ランを叩き込まれて、1点差。続く7回から、左脇腹を痛めた破戒僧・清原がベンチへ下がり、江藤がファーストへ、そしてサードには名手・川相…ではなくショートからソーサ元木が回り、ショートには名手・川相…ではなくニックンが入ると言う徹底した「川相後回しシフト」が展開された事でヒゲ入来は愕然。先頭の新井にレフト前へ弾き返されると、続くキムタクのバントを川相不在で守備のリズムを崩れた阿部が二塁へ野選を犯す判断ミス。ここで木村一がスリーバント失敗で一死となった所で代打・野村が出てくると、若大将・原監督は代えるべきは投手ではなく三遊間であるにも拘わらず、ヒゲ入来からチョコにスイッチ。しかし、案の定、川相不在とあって不安感一杯のチョコ野村にライト前へタイムリーを浴びて、試合は振り出しに…。直後の8回、広島3番手として、左腕・ベルトランがマウンドに上がると、名手・川相がついに代打として登場。川相は得意のおっつけるバッティングで右中間へ大飛球を放つも、センター・緒方の超美技に阻まれて、一死。しかし、この川相の強烈なプレッシャーで激しく精神力を消耗したベルトランから清水が四球を選ぶと、ガッツな貴公子・仁志のピッチャーゴロの間に二進。ここでマッスル千代の富士が川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりに左中間へタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。当然、名手・川相はその儘、守備につくと思いきや、ベンチに下げられ、2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況を強いられた4番手・岡島は先頭のディアスにレフト前へ弾き返されると、一死後、求道者・前田にセカンドへの内野安打を許して、一、二塁とされたものの、新井,キムタクと何とか打ち取って、辛くもこのピンチを脱出。土壇場9回、巨人は先頭のニックンが相変わらずの淡泊な打撃で空振り三振に倒れた後、江藤が四球、ソーサ元木がライト前ヒットを放ち、一、二塁とした所で阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトオーバーのタイムリー二塁打となり、代走・鈴木が生還。更に、代打の代打・福井がスクイズを決めると、清水がライト前へタイムリーを放ち、7点目。その裏、セーブのつかない場面ながら登場した河原は無難に3人で抑えて、逃げ切りに成功。川相効果により、辛うじて勝ちを拾った巨人だが、川相投入があと一歩遅れていたら、試合を落としていたのは間違いなく、川相不在による怒涛の拙攻三昧とヘッポコシフトにより、むざむざヒゲ入来の白星を粉砕するなど、チーム内には大きなしこりが残っており、依然としてV逸の危機と背中合わせの状態と言えるだろう。

 ロドリゲス、決勝満塁弾! ハマのチンピラ、4安打完封!
神宮:ヤクルト1勝1敗
YB 000004000  4
S  000000000  0
勝:ハマのチンピラ2勝2敗 負:石川2勝1敗
本:ロドリゲス6

 小笠原、1失点の好投! 中日、遺恨対決2連勝!
ナゴヤドーム:中日2勝0敗
T  000001002  3
D  00003200×  5
勝:小笠原2勝0敗 負:谷中2勝1敗 S:ギャラード5S
本:悠久の若虎3

 小久保、先制打! J.マッケンジー、2戦連続3ラン!
東京ドーム:日本ハム0勝5敗
H  400200000  6
F  000100100  2
勝:山田2勝0敗 負:ガンちゃん1勝2敗 S:高津1S
本:J.マッケンジー5、鳥越1、ガッツ7、DTクローマー5


 千葉マリンスタジアム、最大16mの強風で3度目の中止!
この日、千葉マリンスタジアムでロッテ−西武5回戦が予定されていたが、強風の為、中止となった。千葉県北西部に強風注意報が出され、千葉市内では瞬間最大風速29.8mを記録。同球場の風速計も最大16mを記録するなど、水島新司なら「ネタになる」と大喜びで試合を開催する所だが、協議の結果、試合開始の18時15分に中止の決定が下された。強風による中止は1997年5月8日の千葉マリンスタジアムでのロッテ―オリックス戦以来、7度目(同球場では3度目)の珍事。

 木田画伯、腰痛治療の為の帰国が発覚!
アメコミ界への再挑戦を賭け、生活費確保の為の副業としてメジャーリーグに入団するべく、渡米していた元オリックスの木田画伯だが、今月15日に腰痛治療の為、密かに帰国していた事が明らかになった。2月中旬にカブスの入団テストに落ちた木田画伯はその後、 フィリーズ,ダイヤモンドバックス,オリオールズ等と交渉を進めていたが、腰痛が再発して、入団を断念。腰痛はデスクワークの漫画家稼業にも大きく支障を来す為、治療に専念する為に帰国した模様だ。しかし、アメコミ界への挑戦を諦めていない木田画伯は腰痛が完治し次第、再び渡米する意向を示している。