球界トピックス

4月9日 M−F(千葉マリン):雨天中止


東京ドーム:巨人1勝0敗
S  000000200  2
G  00503002× 10
勝:ヒゲ入来1勝1敗
負:山部0勝1敗
本:破戒僧・清原5
 
窃盗犯効果覿面!? 破戒僧・清原、6打点の活躍で本拠地初勝利!
7日に横浜の拙守三昧に助けられ、辛うじて勝ちを拾ったとは言え、川相不在による怒濤の拙攻三昧が炸裂するなど、相変わらず、煮えきらない試合が続いているせいか、前日にはジャイアンツ球場に嫌がらせの窃盗犯が入り込むなど、ファンの不満も爆発寸前。しかし、それでもなおかつV奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相がベンチに幽閉され、試合前から重苦しいムードが漂う巨人は2回、先頭の今夜の松井さんがショートへの内野安打、破戒僧・清原が四球で出て、無死一、二塁のチャンス。しかし、江藤は初球を簡単に打ってセカンドフライに倒れると、ソーサ元木は空振り三振。そして、阿部もセンターフライに倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く3回、先頭のヒゲ入来が四球を選ぶと、清水が送って一死二塁。ここで相変わらず、2番とは思えない大振りを続けているガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンスにワンバウンドでぶち当たるタイムリー二塁打となり、ヒゲ入来が先制のホームイン。更に、仁志が三盗を決めた後、マッスル千代の富士の叩き付けた打球がファーストの頭を高いバウンドで越えるタイムリー二塁打となり、2点目。続く今夜の松井さんの打球は松井さんシフトでがら空きの三遊間をあざ笑う様に転がっていくと、破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ5号3ランを叩き込み、ヤクルト先発・山部をKO。5回には一死からマッスル千代の富士が歩くと、続く今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライトフェンス直撃の二塁打となり、二、三塁の場面で、破戒僧・清原が前進守備のショート・宮本の右を破るタイムリー。続く江藤が歩いて満塁となった所で、ソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、松井さんが生還。更に、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した阿部の打球もスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、この回、3点。続く6回にも仁志のヒットと、松井さんの四球で一、二塁のチャンスを作ったものの、破戒僧・清原は空振り三振に倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈川相不在とあって初回からペース配分無視の全力投球モードで飛ばしてきた影響で既に疲労困憊の巨人先発・ヒゲ入来は直後の7回、先頭の稲葉を歩かせると、一死後、中井美穂の旦那・古田をショートゴロに打ち取りながら、これをソーサ元木が落球(記録はヒット)川相不在の重さを改めて痛感して落胆の色を隠せないヒゲ入来は続く岩村にライト前へタイムリーを浴びると、寿司職人ラミレスにはライトへ簡単に犠飛を許して、2点を献上。直後の8回、一死からソーサ元木がヒットを放つも、代走で出て来たのは走塁センス溢れる名手・川相…ではなく鈴木。鈴木は川相不在では何点あっても足りないとばかりに二盗を狙ったものの、あえなく憤死。阿部もあっさり凡退し、結局、無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈流石にまずいと察知した若大将・原監督は江藤を下げて、ようやく名手・川相をサードに投入疲労困憊のヒゲ入来だったが、和製オジーたる安定した守備力を誇る川相がバックについた事による絶大な安心感から息を吹き返し、8回をピシャリと零封。これでにわかにベンチが活気づいた巨人はその裏、二死満塁のチャンスを作ると、破戒僧・清原が三遊間真っ二つの2点タイムリーを放ち、10点目。あと一人出れば、川相に回る…と言う所で途中出場のニックンが相変わらずの淡泊な打撃であえなくショートゴロに倒れるチャンスブレイクをかまし、いいムードも台無し。しかし、その裏から登板の2番手・岡島もバックに川相がいると言う絶大な安心感から無難に締めて、9戦目にして、ようやく東京ドーム初勝利を飾った。不甲斐ない試合を続けていては、窃盗どころか傷害,殺人事件に巻き込まれかねないと恐れおののく巨人ナインの必死のプレーと、最後の最後で川相が投入された事により辛うじて勝ちを拾った巨人だが、相変わらず、川相不在時の拙攻拙守は目立っており、V奪回へはまだまだ余談を許さない状況だ。

 甲子園初戦も快勝! 織田裕二、2戦連続完投勝利!
甲子園:阪神1勝0敗
C  000000100  1
T  00300203×  8
勝:織田裕二1勝0敗 負:横山0勝1敗
本:ゼブラ今岡2、キュラソ星人1、アリアス2

 中村&山田、元中日バッテリーの活躍で快勝!
ナゴヤドーム:中日0勝1敗
YB 023020000  7
D  000010003  4
勝:山田1勝0敗 負:バンチ1勝1敗 S:斎藤タカシ2S
本:グラン1

 延長10回、ローズ、2打席連発決勝2ラン!
福岡ドーム:ダイエー0勝1敗1分
Bu 0000002022  6
H  0000001120  4
勝:岡本1勝0敗2S 負:鈴木1勝1敗
本:松中2、ローズ4,5、中村3

 ツインバズーカ、今季初のアベックアーチ!
西武吹き抜けドーム:西武1勝1敗
BW 000000000  0
L  30001200×  6
勝:ハンニバル2勝0敗 負:戸叶0勝2敗
本:カブレラ4、伊東コーチ2、マクレーン2


 狂気の沙汰! 全日本アマ野球連盟、茂雄に日本代表チーム強化責任者就任要請!
この日、2004年のアテネ五輪に向けての日本代表チームの強化にあたり、全日本アマチュア野球連盟は、堂本光一が監督を務めても楽々優勝出来ると言われた巨大戦力を抱えながら、悉く優勝を逃し、嫌がらせに関してのみ驚異的な知謀を発揮してきた男・茂雄に強化責任者への就任要請を行うと言う気がふれたとしか思えない暴挙に打って出る事を明らかにした。22日に開かれるプロ,アマ合同の全日本野球会議で承認を受けて正式に要請する模様で、同会議の日本代表編成委員会に新設する強化本部長のポストを用意していると言うのだ。育成,指導と言った形での強化策など持ち合わせておらず、ナベツネと言う後ろ盾による金満補強も今回ばかりは活用出来ない茂雄に一体、何を望んでいると言うのか!? 結局、客寄せパンダに終わる可能性は否めないものの、現段階ではあくまで強化責任者止まりであり、依然として噂の消えない日本代表監督就任については未定。これについて、同連盟の山本会長は「先走りしている。憶測だ」と答えるに留まった。

 札幌移転問題、実行委員会での正式審議が決定!
前日、日本ハムから2004年からの本拠地の札幌移転申請書類を提出されたコミッショナー事務局は10日のパ・リーグ理事会及び実行委員会で正式に審議する事を決定。日本ハム・小嶋球団社長は先んじて札幌の準フランチャイズ化を進めていた西武に対しても理解を求めるべく文書を提出したものの、西武・堤オーナーは「札幌を1球団で独占するのは好ましくない」と日本ハムの札幌移転に猛反対しており、西武・小野球団代表も「実行委員会ですぐに議決までいく問題じゃない」とまくし立てるなど、会議が大荒れとなるのは必至だ。移転への難関は西武の存在だけではない。札幌移転反対を唱える東京を初めとする関東の日本ハムファンが「東京にファイターズを残す会」を結成し、この日、球団事務所に対して、972人分の署名を提出。対応した源田興行部部長,大崎総務部部長は、札幌移転の際も東京ドームで数試合行う予定である事,パ・リーグの他球団にも東京での試合開催をを要望するプランを説明したものの、納得はして貰えなかった模様で同会代表の猪狩氏は「札幌へ行くのが当然の事の様に騒がれているのはおかしい。移転を考えるより、どうしたら東京で人気がもっと広がるのか、今いるファンと一緒に考えるのが先。今回の署名は少なめだが、東京ドームが満員になる55,000人は集めたい」と息巻いている。