球界トピックス

4月7日


横浜:横浜1勝2敗
G  203061040 16
YB 020000000  2
勝:カリメロ1勝1敗
負:野村0勝2敗
本:ロドリゲス4、破戒僧・清原4、江藤2、ガッツな貴公子1
 
名手・川相、フル欠場も一発攻勢で借金完済! 横浜、怒涛の拙守三昧で自滅!
前日、石井タクローの大悪送球等、ツキに恵まれて辛うじて勝ちを拾ったとは言え、川相不在による怒濤の拙攻三昧が炸裂したにも拘わらず、この日もV奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相がベンチに幽閉され、試合前から重苦しいムードが漂う巨人は初回、先頭の清水がセンター前ヒットで出ると、ガッツな貴公子・仁志があまりの不振が故に大人しく犠打を決めた後、マッスル千代の富士が死球食らって、一死一、二塁。今夜の松井さんがサードゴロに倒れて、二死一、三塁となった所で、破戒僧・清原も左中間へ打ち上げてしまい、二者残塁か…と思いきや、何とこれをセンターの金城が落球(記録はヒット)。この間に清水,今夜の松井さんと返って、2点を先制。しかし、川相不在で不安感一杯の巨人先発・カリメロに対して、横浜は2回、二死からマイケルがヒットで出ると、ロドリゲスがバックスクリーンへ4号2ランを叩き込み、あっと言う間に同点。追い付かれた巨人は3回、二死から今夜の松井さんが歩いたものの、破戒僧・清原のサードゴロでチェンジ…と思いきや、これをグランが弾いて(記録はヒット)一、二塁となった所で、江藤が三塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。更に、ソーサ元木が敬遠されて、満塁となった所で阿部がセンター前に2点タイムリーを放ち、この回、3点。5回には先頭の今夜の松井さんのセンター前へのフライをマイケル,ロドリゲスと譲り合ってしまった金城が落球(記録はヒット)して無死一塁となると、続く破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ4号2ラン。更に、続く江藤も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ2号ソロをぶち込むと、ソーサ元木,阿部の連打の後、カリメロが送って、一死二、三塁の場面で清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドには届かなかったものの、犠飛としては十分過ぎるフェンスギリギリのライトフライとなり、ソーサ元木が生還。更に、ガッツな貴公子・仁志までもが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ1号2ランを叩き込み、この回、大量6点をゲット。続く6回には先頭の今夜の松井さんのセカンド右へのゴロをマイケルが好捕するも、マイケルからのワンバウンド送球をハタハタ石井が落球(記録はヒット)、一死後、四球を選んだ江藤には走塁センス溢れる名手・川相…ではなく福井が代走として起用されると、ガックリ来たソーサ元木が打ち上げて凡退。続く阿部がライト前に弾き返して、松井さんは生還したものの、川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦った阿部は一、二塁間に挟まれて、むざむざむ憤死拙守三昧の横浜に助けられる一方の巨人だったが、その裏、一死から、金城のサードゴロを名手・川相を差し置いて入っている福井が握り損ねた上に一塁へ悪送球をかまし(記録はヒット)、更に、鈴木なおのりのショートゴロをソーサ元木が緩慢な動きで内野安打としてしまい、一、二塁のピンチ。川相不在の重さを痛感し愕然とするカリメロに対して、続くグランが左中間フェンス直撃の一打を放ったにも拘わらず、二塁走者・金城が何故か本塁上でクロスプレーとなるヘッポコ走塁それでも巧みなスライディングでホームイン…と思われたが、何と判定はアウト最早、バックは頼りにならないと悟ったカリメロの渾身の投球の前に続くハタハタ石井は空振り三振に倒れて、結局、この回、無得点。川相不在では何点あってもいつ逆転されるか分からないと言う恐怖に駆られる巨人は8回、先頭のマッスル千代の富士が三遊間を破ると、一死後、破戒僧・清原が四球。ここで破戒僧・清原に対して走塁センス溢れる名手・川相…ではなく鈴木が代走として起用されたばかりか、打順の回ってきた福井に対して名手・川相…ではなくヒットマン後藤が代打として起用される有様。そのヒットマン後藤はあえなくレフトフライに倒れて、気勢を削いだものの、ソーサ元木が一、二塁間をしぶとく破り、満塁。ここでソーサ元木に対して、走塁センス溢れる名手・川相…ではなくニックンが代走として起用され、名手・川相がとことん後回しにされる事に激昂した阿部がレフト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、2点を追加。更に、カリメロの打順を迎えた所で代打として出てきたのは名手・川相…ではなく斉藤ここで打たなければ、川相に申し訳ないと言う気持ちで一杯の斉藤は一塁線を破る2点タイムリー二塁打を放ち、この回、4点。いかに川相不在の巨人と言えども、流石に14点ものリードを奪われては横浜も追い上げる気力が失せたのか、8回には一死三塁、9回にもヒットマン後藤のヘッポコ守備により二死二、三塁とチャンスを作りながら、無得点に終わり、ゲームセット。名手・川相がフル欠場に追い込まれながらも辛うじて勝ちを拾った巨人はようやく借金を完済したものの、横浜が怒涛の拙守三昧で自滅し、完全無策の一発攻勢がたまたま実を結んだに過ぎないとあって、巨人ナインはとてもワンサイドゲームを飾ったとは思えない重苦しい足取りで球場を後にしており、依然としてV逸の危機と背中合わせの状況である事を十二分に感じ取っている様だ
 左:横浜の自滅により、約1年ぶりの白星を飾ったカリメロ

 ペタジーニ、逆転満塁弾! 阪神、7連勝でストップ!
神宮:ヤクルト1勝2敗
T  001000110  3
S  00100040×  5
勝:石井1勝0敗 負:遠山0勝1敗 S:高津3S
本:ペタジーニ3、悠久の若虎2

 中日、4ホーマーも空砲! 宮越、1回もたずにKO!
広島:広島2勝1敗
D  030020100  6
C  60010100×  8
勝:鶴田1勝0敗 負:宮越0勝1敗 S:小山田1勝0敗3S
本:新井1、ピンキー井上1、神野1、詐欺師ゴメス4、TERU1

 連敗地獄脱出! 石毛監督、ようやく初勝利!
GS神戸:オリックス1勝1敗
H  000100100  2
BW 01013000×  5
勝:川越1勝1敗 負:ラジオ1勝1敗 S:大久保0勝1敗1S
 

 加藤、7失点KO! 球団史上初の開幕7連敗! 
千葉マリン:ロッテ0勝2敗
Bu 002500000  7
M  030000000  3
勝:小池2勝0敗 負:加藤0勝2敗
本:メイ1、ローズ2,3

 田中幸、決勝アーチ! 下柳、2失点の好投!
東京ドーム:日本ハム1勝1敗
L  010100000  2
F  11000100×  4
勝:下柳1勝1敗 負:ミッチー1勝1敗 S:井場1勝0敗2S
本:マクレーン1、ベンちゃん2、田中幸1、オバンドー3


 ロペス不在も13安打8点の猛攻! 新井、豪快満塁弾!
前日、求道者・前田に暴行をかましたロペスが二軍落ちとなった広島はファーストに新井,サードにディアスを回し、セカンドにキムタクを入れる新オーダーを展開。その今季初スタメンとなったキムタクが初回、いきなり二塁打を放って、口火を切ると、東出,ディアスと連打を浴びせて、早々と1点を先制。更に、キュラソ星人が歩いて満塁となった所で、ロペスに暴行を受けた求道者・前田がセンターへきっちりと犠飛を打ち上げ、2点目。緒方が四球を選んで、中日先発・宮越をKOすると、2番手・遠藤からロペスに代わってファーストに入った新井がレフトスタンドへ1号グランドスラムを叩き込み、この回、大量6点。その後、乱打戦となったものの、この6点がものを言って逃げ切った。レギュラー奪回へ意欲満々のキムタクも2安打を放つなど、13安打8得点とロペス不在を感じさせない猛打が炸裂し、嫌なムードを一掃した広島だが、この日、阿南球団本部長はロペスに対して、10日間の謹慎処分を通告。この間、二軍の試合は勿論の事、練習への参加も禁止する事を伝えた。ロペスはノーコメントを貫いたが、阿南球団本部長は「十分反省している」とコメントを残した。

 大島、通算200犠打達成!
大島は初回、一塁にヒットの松田さんを置いた場面で、三塁前への犠打をきっちり決め、史上20人目となる通算200犠打を達成した。
初犠打は近鉄時代の1993年8月18日の対西武17回戦(西武)。尚、
日本記録は稀代のバント職人こと名手・川相(巨人)の491犠打(更新中)。

 中根、通算1000試合出場!
この日、7回に代打で起用された中根はショートへのハーフライナーに倒れたものの、これで史上377人目の通算1000試合出場を達成した。
初出場は近鉄時代の1989年5月3日の対ロッテ5回戦(藤井寺)。