球界トピックス

4月5日
選抜高校野球:鳴門工2−8報徳学園(28年ぶり2度目の優勝)


横浜:横浜1勝0敗
G  000000011  2
YB 02100000×  3
勝:ハマのチンピラ1勝1敗
負:桑田0勝1敗
S:斎藤タカシ1S
本:ロドリゲス3、江藤1
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 拙攻拙守拙走三昧で好投・桑田を見殺し!
前日、破戒僧・清原のインチキ死球等、ツキに恵まれて辛うじて勝ちを拾ったとは言え、川相不在による怒濤の拙攻三昧が炸裂したにも拘わらず、この日もV奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相がベンチに幽閉され、試合前から重苦しいムードが漂う巨人は初回、先頭の清水がセカンドへの内野安打で出塁。しかし、例によって、2番とは思えない大振りが目立つガッツな貴公子・仁志が簡単に打ち上げてしまい、相変わらず、川相不在では進塁打すら打って貰えないと愕然とした清水は二盗を敢行。ここでマッスル千代の富士がセンター前に弾き返すと、次が今夜の松井さんであるにも拘わらず、川相不在では打線の繋がりが期待出来ないと焦る清水は無謀にも三塁を蹴って、本塁憤死。続く松井さんも空振り三振に倒れて、結局、無得点と早くも川相不在の弊害を露呈川相不在と言う絶望的な布陣に持ち味のコーナーワークを狭められた桑田に対して、横浜は2回、先頭のグランがサードゴロを川相と違い、安定感に欠ける江藤が十八番のヘッポコエラーをかますと、二死二塁となった所でロドリゲスがバックスクリーンへ3号2ランを叩き込んで、先取点をゲット。2点を追う巨人は3回、二死から好調・清水が左中間突破の二塁打を放つも、ワンヒットでいい場面にも拘わらず、ガッツな貴公子・仁志は相変わらず、一発を狙っているかの様な大振りでレフトフライに倒れ、清水は二塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈川相不在の重さを痛感させられ、落胆の色を隠せない桑田に対して、横浜はその裏、先頭の石井タクローがセカンドへの内野安打で出塁。金城の犠打で二進すると、三盗に成功。二死後、グランがレフト線へタイムリー二塁打を放ち、3点目。直後の4回、巨人は二死から破戒僧・清原の四球,江藤のヒットで一、二塁のチャンスを作ったものの、阿部があっさりセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には先頭のソーサ元木が四球を選ぶと、逆境に燃える桑田がバスターでセンター前に弾き返し、更に、続く清水が早くも3試合連続猛打賞となるセンター前ヒットを放ち、無死満塁。しかし、清水の作るチャンスを悉くブレイクしているガッツな貴公子・仁志がここでも簡単にファーストフライを打ち上げると、マッスル千代の富士が空振り三振。そして、今夜の松井さんもファーストゴロに倒れて三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。依然として無得点の儘、迎えた7回、一死から桑田の打順と言う所で名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはヒットマン後藤。しかし、ヒットマン後藤はあえなくセカンドゴロに倒れて気勢を削ぐと、好調の清水もセンターライナーに倒れて、三者凡退。続く8回、トップバッターとあって、未練たらたらの1番打者気分で打席に入ったガッツな貴公子・仁志がレフト線へ二塁打。一死三塁となった所で、今夜の松井さんのファーストゴロの間に仁志が生還したものの、あまりにもしみったれた形の得点に士気が上がる事もなく、破戒僧・清原は空振り三振に倒れて、1点止まり。土壇場9回、横浜は守護神・斎藤タカシを投入する万全のリレーを展開。これに対して、巨人は先頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ1号ソロを叩き込み、1点差。しかし、阿部,ソーサ元木と倒れて二死でチョコの打席を迎え、今度こそ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは斉藤。この斉藤もあえなくセカンドゴロに倒れて、ゲームセット。名手・川相がフル欠場に終わり、拙攻拙守拙走炸裂で敗れるべくして敗れた巨人は開幕5連敗の横浜にむざむざ白星を献上する大失態先発ローテ定着を賭ける桑田は自責点1の好投を見せたにも拘わらず、見殺しにされ、日程と中継ぎ事情の影響で6日からの二軍落ちが決まる有様でチームの雰囲気は悪くなる一方で、名手・川相の2番ショートでのスタメン復帰を本気で考えなくては手遅れになりかねない時期に来たと言っても過言ではないだろう。

 井川、8回11K零封! アリアス、決勝犠飛で6連勝!
神宮:ヤクルト0勝1敗
T  000000011  2
S  000000000  0
勝:井川2勝0敗 負:本間0勝1敗 S:バルデス3S
 

 佐々岡、無四球完封! 求道者・前田、とどめの2ラン!
広島:広島1勝0敗
D  000000000  0
C  02000200×  4
勝:佐々岡1勝0敗 負:山本昌0勝2敗
本:求道者・前田1


 寺原、ウエスタンで公式戦登板! 怒りの3回無失点!
実際には開幕二軍スタートであるにも拘わらず、客寄せパンダ的に開幕投手をやらされた挙げ句、忘れられていた水島キャラ・神山歩にシメられる
と言う酷い扱いを受けて怒り心頭のゴールデンルーキー・寺原
が、この日、雁の巣球場で行われたウエスタン・リーグの近鉄戦に初登板。
雁の巣球場史上最多となる5000人ものファンが詰めかけた中、7回から2番手として登板した寺原は
水島新司への怒りをボールに込めて、MAXは149kmを記録するなど、抜群の球威で、3回を1安打無失点の好投を展開した。

 飯田、左膝靱帯損傷で全治6週間!
3日の練習中に左膝を痛め、4日に一軍出場選手登録を抹消された飯田だが
同日に受けた精密検査の結果、
「左膝後ろ十字靱帯損傷」で全治6週間と診断され
復帰は早くても5月中旬以降になりそうだ。8日から戸田でリハビリモードに入る予定。