球界トピックス

3月29日
選抜高校野球:松江北3−5福井商 宇都宮工5−6福岡工大城東 金光大阪4−7明徳義塾


 清水、無念のスタメン落ち! 暗黒オーダー結成で早くもV奪回へ赤信号!
必死の最終調整で開幕スタメンをアピールしてきた清水だったが、若大将・原監督から「1番レフト・ニックン」の暗黒オーダーでいく事を伝えられ、「理由はどうあれ、監督の指示に従うだけです」と声を荒げて怒り心頭。この2連戦で阪神の先発が井川,ムーアと左腕が続く事を予想している様で、当初、原監督から「左相手で代えるくらいなら右でも代える」と言われていただけに、ど素人レフトに取って代わられた清水は正に、裏切られた気持ちで一杯だろう。一応、原監督は「左投手と言う事は関係ない」とは言うものの、ここでなまじニックンが結果を出してしまう様な事があった場合、右足が完治しても、スタメン固定されうるのかと言う猜疑心に駆られているのは想像に難くなく、今後の清水の精神状態に尾を引く危険性は十二分。一方、発熱でリタイアしていたソーサ元木の方は開幕には間に合った様で最悪の事態こそ免れたものの、V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相,清水を欠いたオーダーで、オープン戦から勢いに乗る阪神に弾みをつけかねないのでは?と危惧する声が高まる一方だ。  

 田之上、13年目にして初の開幕投手!
昨年、ローズ(近鉄)のシーズン本塁打記録を敬遠紛いの四球で阻止してまで最高勝率のタイトルをもぎ取った田之上が13年目にして初の開幕投手に選ばれた。ここ3年は「開幕投手になれば、日本一」などと言うくだらないジンクスにより、西村が務めてきたが、その西村も引退し、ジンクスにこだわる必要はなくなった格好だ。オープン戦では不振が続き、あわや二軍落ちの危機に陥った田之上だが、ラストチャンスで名手・川相がフル欠場と言う貧弱巨人打線に当たる幸運に恵まれ好投を展開。初の大役を任された田之上は「光栄です。緊張感を味わいながら、楽しんで投げたい」と素直に喜びを表した。  

 新助っ人にエクスポズ・ホセをリストアップ!
オープン戦でどん底状態の不振ぶりに開幕二軍スタートが決まった新助っ人・ブレットだが、この日、西川球団社長はブレットに代わる新助っ人として、エクスポズのドミンゴ・ホセ外野手(36)の獲得に乗り出す事を明らかにした。大型のスイッチヒッターで足もあるホセは開幕メジャー入りが微妙な状況だが、西川球団社長は「開幕のロースター(登録名簿)から漏れたら、代理人と交渉に入る。もしロースターに入ったら、エクスポズに金銭トレードを申し入れる」と、いずれにせよ獲得に動く方針を示している。