球界トピックス

3月25日
オープン戦結果:L1−1C


千葉マリン:ロッテ1勝0敗
G  011000001  3
M  00040110×  6
勝:薮田1勝0敗
負:ヒゲ入来1勝1敗
S:岡島1S
本:今夜の松井さん6
 
最終戦でも悪夢の川相幽閉! ヒゲ入来、失意の5失点!
V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相が連日、ないがしろにされると言う茂雄暗黒政権時代そのものと言った試合内容が続いている事でチームのムードは悪くなる一方の巨人だが、オープン戦閉幕戦となるこの試合でも2番には「1番の打撃スタイルを変えるつもりは毛頭ない!」と暴言を吐いているガッツな貴公子・仁志が入り、ソーサ元木が微熱,江藤が両太腿に張りを訴えて自宅静養となったにも拘わらず、ショートにはニックン,サードには福井を起用してまで川相がベンチに追いやられる有様。相変わらず、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、清水に取って代わりかねない暗黒トップバッター・ニックン,ガッツな貴公子・仁志,マッスル千代の富士と三者三振に倒れる体たらく。見かねた今夜の松井さんが2回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ6号3ランを叩き込んで先制すると、続く3回には破戒僧・清原の押し出し四球で2点目を追加。しかし、4回からマウンドに上がったヒゲ入来は川相不在と言う絶望的布陣に愕然。一死からフクーラをショートゴロに打ち取りながら、ニックンの緩慢な守備で内野安打とされてしまった事でその不安が爆発したのか、ボーリック,メイと立て続けに歩かせて満塁とすると、佐藤にはライト線へ走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、あっと言う間に逆転される始末。更に、二死後、里崎にもタイムリーを浴びると、6回には酒井にタイムリーを許して、3回を5失点と不安を残す形で開幕に臨む形となった。7回から登板した3番手・岡島も同様にメイにタイムリー二塁打を浴びて、6点目を献上。川相不在で淡泊な攻撃を繰り返す巨人打線は5回にはガッツな貴公子・仁志が牽制死、4,6回には併殺を食らうなど、チグハグな攻撃を繰り返すばかり。9回には無死一、三塁のチャンスを作ったものの、ここで福井がチーム4つ目の併殺。この間に三塁走者・松井さんが生還して3点目をあげたものの、二死走者なしと一気にチャンスの芽が潰れた所で、今更の様に名手・川相が代打で投入される無意味な展開最後の最後まで本領を発揮しようのない場面を任されてしまった川相は得意の粘りでロッテの守護神・小林雅を苦しめたものの、結局、ショートゴロに倒れて、ゲームセット。あまりにも遅過ぎた川相投入により、敗れるべくして敗れた巨人はオープン戦のラストをこの上なく後味の悪い形で終える事となった

 ナベツネ、札幌移転を巡る対立に不快感!
口を開けばイカレ発言のナベツネが、この日、都内で行われた横綱審議会に出席。帰り際、日本ハムが目論む札幌移転について「北海道・東北に1つも球団がないのはダメ。プロ野球の振興を考えても(移転は)いい事だと思う」と改めて理解を示した。一方、準フランチャイズ化を図っていた西武との対立構造を招きそうな事態に「日本ハムの方がより必死だろうが、子供の喧嘩もいい加減にしてくれ。うまく共存する方法もある。パ・リーグ同士で喧嘩をしていないで、コミッショナーが中心となって調整して欲しい」などと、毎度、大人とは思えないワガママを押し通す自分のやり口を棚上げし、両球団を揶揄していた