球界トピックス

3月22日
オープン戦結果:T3−1D L6−5S


 黒田に続いて、右の内野手獲得か!? どこまで続く川相への嫌がらせ!?
名手・川相への嫌がらせではないかと言う疑惑も漂う電撃トレードにより西武から移籍してきた黒田が、東京・神田錦町の球団事務所に入団の挨拶の為、訪問。「気持ちの上でもいい転機になると思う。初心に戻ってやっていきたい」と語った黒田の背番号は交換相手の内薗が付けていた「45」に決定した。 更に、追い打ちをかけるかの様に、この日、新助っ人として、前フィリーズのフェリペ・クレスポ内野手(29=180cm,91kg 右投両打)の獲得に乗り出している事が判明。メジャー通算262試合で打率.245 10本の実績を持つクレスポはこれまた右(正しくはスイッチだが)の内野手であり、川相の出場機会を間違いなく脅かす事になりうる存在こうも執拗に「右の内野手」を掻き集めようとしている巨人の補強政策は、2年契約を結んだにも拘わらず、今季中に犠打世界記録を達成出来なかった場合に引退も辞さない構えの川相の熱い決意をないがしろにしていると言って過言ではない。日本が世界に誇れる数少ない偉業を阻止し、V奪回をも半ば放棄してまで、稀代の名手を引退に追い込むと言う悪逆非道な計画は正に、某終身名誉監督そのもの。やはり、あの男がバックで糸を引いているのだろうか!?

 脱茂雄イズム完全崩壊!? ニックン、悪夢のレフト起用で清水幽閉か!
脱茂雄イズムを着々と進めていた筈の若大将・原監督だったが、ここに来て、急速に茂雄化が進んでいる。前日、5安打6打点の鮮烈復帰を飾ったニックンを23日のダイエー戦にて「1番レフト」で起用する事を明らかにしたのだ。19日に長谷川(広島)から右太腿裏に死球を受けたも清水があくまで大事をとって外れるとは言え、あえてこの打順、このポジションに置く事はペナントでの起用を見据えていると見て、ほぼ間違いないだろう清水に対して「左相手で外すくらいなら、右でも外す」と言っていた原監督の真意は、まさかこういう事だったのだろうか? これでは、ど素人レフトのソーサ元木をレフトで使ってまで清水を外すと言う茂雄のやり口と、全く変わらないむしろ、ソーサ元木よりも、プロ入り後、ショート以外やった事のないニックンを外野に回す分、タチが悪いとすら言えるかもしれない。清水は体調が万全に戻っても、果たして、全試合スタメンで起用して貰えるのか?と言う猜疑心に駆られているのは想像に難くなく、折角、結ばれたと思われた指揮官との信頼の絆はペナントを前にして早くも決裂しつつある様だ。