球界トピックス
3月20日
オープン戦結果:S0−8Bu M6−6YB BW6−6T F3−1H

激震、悪夢の刺客補強策再び!? 内薗←→黒田、電撃交換トレード成立!
茂雄暗黒政権が崩壊し、2度と起きないと思われていた悪夢が再び訪れた! この日、MAX155kmの速球を武器に将来のリリーフエースと嘱望されていた内薗と西武・黒田内野手との交換トレードが成立した事が明らかになったのだ。十川孝,福井ら右の若手内野手が台頭してきており、故障中のニックンも開幕前に間に合いそうな状況で、更に、右の内野手である黒田を獲得すると言う行為は、茂雄政権時ならば、誰もが「川相幽閉策」刺客の補強に他ならないと思う事だろう。若大将・原監督は「トレードによって両選手はチャンスが広がるだろう。両選手にとっていいトレードになればいい」と月並みなコメントを残しただけで、どれ程、積極的に関与したのかは、現在の所、不明だが、同じくこの日、今年から導入されるハイテク人工芝について「これまで一、二塁のケースで(川相以外は)なかなかバントが決められなかったが、これで決まり易くなる」と気になるコメントを吐いている。決まり易くなるから、バントを積極的に使っていく…ならば、一見、川相の存在価値が上昇するかに見えるのだが、それは甘い。世界に通用する驚異的テクニックを誇る川相にとっては芝がどんな代物だろうが、その成功率に揺らぎなどなかったのだ。つまり、原監督の発言は川相以外の選手の事を指しているに他ならず、むしろ原監督の中での川相の存在価値は下がってしまったと考えるのが妥当だ。いかに右の内野手が増えようが、芝が変わろうが、川相のテクニックを凌駕する者が加わった訳ではなく、その地位は揺るぎようもない筈なのだが、無駄に選択肢が広がってしまった事により、V奪回へ最大のキーマンと目される川相の出場機会が多かれ少なかれ減少してしまう事になると見て間違いないとあって、ナインの不信感は日に日に強まっており、開幕を目前に控えてV奪回へ黄信号が灯ったと言っていいだろう。

日本ハム、2004年に札幌移転を検討! どうなる、西武の準フランチャイズ計画!?
この日、札幌・桂市長は「札幌市では将来的なプロ野球球団のフランチャイズ移転を目指し、可能性のある複数球団に対し、ドームオープン前から移転の打診を行ってきた」と、数球団に対して、誘致を進めていた事を明らかにした。昨年、完成したばかりの札幌ドームだが、球界の疫病神こと水島新司の「新・野球狂の詩」によって、札幌華生堂メッツの本拠地としてジャックされてしまっている状態。現実には、今季の開幕戦を行う西武が準フランチャイズ化を進めているが、この西武も同じく水島新司著のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」にて山田が入団して以来、日本一から遠ざかるなど、文字通り呪われている球団であり、この儘では、いつ札幌に災いが降りかかるかと札幌のプロ野球ファンは不安な日々を送っている。こうした現状を見た札幌市は、水島の呪いから解放される為には、呪われていない球団に正式にフランチャイズとして来て貰う以外ないと判断した模様。そんな中、積極的に検討を開始しているのが、本拠地・東京ドームを巨人から借り受けている状態の日本ハムで、桂市長は「昨秋、日本ハム球団から内々に2004年移転を検討したいとの話があったのは事実。札幌市としては球界全体で札幌移転を円満に応援して戴けるなら、非常に有難い話だと考えている」と歓迎の意向を示している。これに対して、日本ハム・小嶋球団社長は「双方のニーズが合致した話。今まで前向きに対応したが、これからも話を進めたい。フランチャイズが北から南まで広がるという意味で、球界全体にとっても望ましい事だと思う」と事実を認めた。日本ハムもパ・リーグとあって、水島新司に目をつけられてはいるものの、この所は幸か不幸かすっかりないがしろにされている状態。この所、年々、観客動員が減っている日本ハムだが、プロ野球観戦に飢えており、地元愛の強い気質の札幌ならば、ダイエーの様な地域密着球団として大きく生まれ変わる可能性も考えられるとあって、決して、損な話ではない。ただし、この儘、順調に日本ハムが札幌ドームをフランチャイズとしても、札幌華生堂メッツが居座り続ける可能性は十分に考えられ、水島の呪いが降りかかる危険性もあるとあって、あくまで慎重に検討される事になりそうだ。現実問題として、最大の壁となりそうのは、準フランチャイズ化を進めてきた西武の存在。札幌市的には、脱・水島の呪いを図りたい他、札幌ドームの稼働率を上げる為にも、試合数が少なく、地元密着度も薄い為に観客動員も見込めない「準フランチャイズ」では満足出来ない模様だが、西武・小野球団代表は「ウチは(札幌市から)何も聞いてない。12万人の(署名による)誘致を受けて札幌に行く訳だから、ウチとしては(準フランチャイズ化の)予定に変わりはない」と不快感を露わにしており、抵抗を見せる可能性は必至だ。
守護神・大塚、左脇腹痛でリタイア! 開幕一軍へ黄信号!
昨年、12年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献し、V2に向けての戦力として期待されている守護神・大塚が開幕出場が微妙になってきた。前日、西武戦での投球練習中に左脇腹に違和感を覚えて、登板を回避した大塚は、この日、チームを離れて緊急帰阪。当面は、病院に行かずに様子を見る模様だが、場所が場所だけに中途半端な状態で無理をすると、再発の危険もあり、開幕に間に合わない可能性も十分に考えられる。突然の守護神離脱に梨田監督は「完治にどれくらいかかるか、開幕に間に合うかも分からない。その時は岡本や前略・三澤興一,宮本らで回していくしかない」と沈痛な表情を見せたが、その不安を払拭するかの様に、この日のヤクルト戦では、代役要員として真っ先に名前の挙がった岡本が3人でピシャリと抑える好投を展開し「やれと言われれば、どこでも投げる。みんなでカバーしていくしかない」とやる気十分。久保投手コーチも「大塚は絶対的な存在で確かに大きな穴だが、他の投手にはそれだけチャンスが出来たと言う事」と前向きな姿勢を見せている。