球界トピックス

3月12日
オープン戦結果:D5−2L T3−2M Bu1−2F


 ローズ、オープン戦では7年ぶりの退場! 関根、鬼のいぬ間に猛アピール!
いてまえ打線が一気に縮小化。トムが疲労性腰痛を訴えて開幕一軍も微妙な状態の上、大村が足に張りを訴えると、礒部が風邪、中村が花粉症でダウン。更に、中村に代わって4番に座ったローズも2回、ストライクの判定を不服として、英語でまくし立てたが、オリックスで通訳経験もある丹波球審には暴言の内容がバレバレでオープン戦では1995年のホール(中日)以来7年ぶりとなる異例の退場処分を受ける有様。これ幸いと好投を展開したのが、日本ハム先発の関根。昨年は僅か2勝に終わり、信頼回復へ必死の関根はパワー半減の近鉄打線を翻弄し、4回を2安打無失点と上々の投球内容。「結果オーライの球が3割ぐらいあった」と微妙な制球に課題を残しながらも、開幕ローテ入りへのアピールに成功した事で「順調かな。とにかく次の試合でも結果を出したい」と満足気。尚、近鉄打線は川口が一発を含む2安打と一人で気を吐いたものの、5回以降も沈黙し、結局、川口の一発による1点のみに抑え込まれた。

 織田裕二、4回無失点の好投! 殺人投球は本番まで封印か!?
昨年、未勝利に終わった屈辱をバネに、背番号を「死」へと変更し、星野監督から殺人投球伝授を志願するなど、仇敵の破戒僧・清原(巨人)抹殺へ着々と力を蓄えている織田裕二がロッテ戦に先発登板。パ・リーグのチームが相手とあって「先発は初めてだし、しっかり試合を作って、抑えると言う事を考えた」と殺人投球は封印した織田裕二だったが、4回を2安打4三振無失点と言う完璧な投球を展開。これには星野監督も「微調整の段階まで来とる。高めもあったが、あとは腕が振り抜ければ、低めにも行く」と確かな手応えを感じていた。