球界トピックス

3月9日
オープン戦結果:C4−2YB S7−0F D5−3M T3−2Bu H3−1BW


札幌ドーム:巨人0勝0敗1分
L  002000030  5
G  010002011  5
本:今夜の松井さん4、破戒僧・清原2
 
若大将・原監督、まさかの暗黒采配! 名手・川相に代打・斉藤を投入!
V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相は7日の阪神戦で茂雄暗黒政権時代を彷彿させる無体な扱いを受けたが、開幕カードである阪神相手と言う事であえて隠したのではないか?と言う説も挙がってはいた。しかし、戦力を隠す必要のないパ・リーグの西武を相手にしたこの日、ファンの希望的観測は再び打ち砕かれてしまった。名手・川相はまたもベンチに追いやられてしまったのだ。川相不在で粘りに欠ける巨人打線は西武先発・ミッチーのチハルボール(旧ムネオボール)に翻弄され、5回まで十川孝のタイムリー内野安打による1点に抑え込まれる体たらく。また先発の新助っ人・ワズディンは「偉大なオジーに優るとも劣らない」芸術的な守備を見せる川相をバックに投げる事を楽しみに来日したと言うのに、この有様に愕然とし、不安定な投球を展開。それでも何とか2回までは無失点に抑えていたが、3回、ボークで同点とされると、高木大にはタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。しかし、6回、今夜の松井さん,破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに連続アーチを掲げて、逆転に成功。8回に入り、名手・川相がようやくサードの守備に入ったものの、よりにもよってこのタイミングでマウンドに上がったのが、ピリッとしない投球が続いている田畑。川相がバックにいるとは言え、不調を何とか出来る程の老獪さもない田畑は4連打を浴びるなど、あっと言う間に3点を献上。しかし、川相が入った事で粘りの出てきた巨人打線はその裏、江藤のタイムリーで1点差。そして、迎えた9回、名手・川相が先頭打者として口火を切る…と誰もが思ったその瞬間、何と代打・斉藤が投入されると言うとんでもない展開に! ここで凡退しては、チームが崩壊しかねないと言う悲壮感を漂わせた斉藤は必死の形相で出塁するなど、チャンスを作り、ガッツな貴公子・仁志のサードゴロで同点としたものの、反撃もここまで。名手・川相のオープン戦初打席はまたもお預けとなり、巨人はむざむざ勝てる試合を逃す結果となった不振の田畑投入のタイミングと言い、代打・斉藤起用と言い、どうにも茂雄政権をなぞらえている様にしか見えない若大将・原采配オープン戦では茂雄暗黒野球を展開する事によりライバル球団を油断させ、シーズン本番では違う野球を見せるつもりなのではないか?と願わずにはいられない所だが、果たして!?

 「ドカパロ」での不遇な扱いに憤慨! ルーキー・寺原、怒りの好投!
杉内の快投から明けて1日、もう一人の大物ルーキー・寺原がオリックス戦で先発登板。恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」にて、勝手に岩鬼信者に仕立て上げられた事で早くも選手生命の危機か!?と心配されたが、怒りに燃える寺原はこの日から実戦復帰したJ.マッケンジーを相手に溜まった鬱憤を全てぶつけるかの様にMAX148kmの速球を駆使するなど、5回を3安打1失点の好投を展開。「ファンは開幕一軍を見たいだろうが、即戦力の杉内とは違う。将来看板を背負って立つ投手だし、無理する事はない」と焦らずにじっくり体を作らせたい方針を示している王さんは「もう一度見てみないといけない」と慎重な姿勢を崩さないが、寺原は「(開幕一軍に)入れるなら、そりゃ入りたい。少しでも課題をなくして(目標に)近づければ…。チャンスは逃さない様にしたい」と、あくまで目標は開幕一軍と考えている。しかし、目立てば目立つ程、「寺原は凄いが水島キャラはもっと凄い」「寺原が活躍出来たのは岩鬼のおかげ」などと自分のキャラを引き立てたい水島新司に弄ばれるのではないか?と関係者は危惧している。