球界トピックス
3月1日
熊本:巨人1勝0敗
D 000000000 0
G 00000020× 2
勝:西山1勝0敗
負:岡本0勝1敗
S:ジョーベ博士1S
本:江藤1

川相不在で怒濤の拙攻三昧! 投手陣は万全の2戦連続完封リレー!
依然として、V奪回へ最大のキーマンと目される名手・川相が二軍で調整中の為、ベストメンバーとは程遠い布陣となった巨人は、投手陣が次々とリタイアしていく野戦病院状態で若手投手を試しまくるしか手だてのない中日相手に大苦戦。初回、茂雄の嫌がらせから解き放たれた新1番・清水がいきなり左中間へ二塁打を放って、先制のチャンスを掴んだものの、川相に代わって2番に入っているガッツな貴公子・仁志が簡単に引っかけてショートゴロと進塁打すら打てず、後続も断たれて、結局、無得点に終わるなど、5回を除いて毎回走者を出しながら、6回まで無得点の拙攻三昧。まるで昨年を彷彿させる重苦しい展開だったが、迎えた7回、先頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ叩き込み、ようやく1点を先制。更に、この後、売り出し中の十川孝の二塁打と清水の犠飛で2点目を追加。投げては、茂雄の嫌がらせから解き放たれ、今年こと2桁勝利をと意気込む先発の春風亭半ケツが5回を1安打無失点の好投。更に、スリークォーターへのフォーム改造を行った西山、そして三浦,ジョーベ博士と繋いで、オープン戦では9年ぶりとなる2戦連続の完封リレーを達成。キャンプ前には最大の課題とされていた投手陣の立て直しは順調に成果を伸ばしているが、攻撃面では川相不在の弊害を露呈しており、不安を残す結果となった。現段階で川相は幽閉されている訳ではない所が救いではあるが、万一、若大将・原監督が川相を有効的な起用しきれないケースを考えた場合、まだまだ巨人への課題は山積み状態と言えるだろう。その川相は、この日、宮崎から届いた荷物を受け取りにジャイアンツ球場を訪問。「ケガは順調に回復してますよ。札幌(7日)くらいからは合流出来ると思う」と笑顔を見せた。
ハタハタ石井、近鉄時代以来の特守にヘトヘト!
弁当の売上に多大なる貢献をしてきたにも拘わらず、ロッテをクビになった将棋伝道師・ハタハタ石井が近鉄時代以来と言う特守を敢行。30分に渡り、辻コーチの猛ノックに受け続けたハタハタ石井は「30台前半ならキツくても動けるけど、30代後半になると動けないよ」と珍しく泣き言を漏らしながらも、きっちりノルマをこなす辺りが流石だ。メカゴジラが肉離れを再発させるなど、故障者続出とあって、レギュラー獲りにも向かい風が吹いている状況に意欲満々。この儘、自らも故障を再発させなければ、開幕スタメンも見えてくるだろう。