球界トピックス

2月27日


 ナベツネ、アテネ五輪で全面協力を示唆! 松井さんの引き留め対策の一環か!?
茂雄が失脚したにも拘わらず、相変わらず「燦燦会」と言う名を使っている財界人支援による後援会がこの日、都内のホテルで開かれた。口を開けば、イカレ発言のナベツネ「巨人の精鋭中の精鋭を集めて、金メダル、日章旗を上げて貰いたい。今夜の松井さん,破戒僧・清原,マッスル千代の富士もいるし、投手も十分にいる。まずは巨人が(日本国民の)気持ちを高揚させて欲しい」と2年後のアテネ五輪に全面的に協力する意向を示した。しかし、それでいて、茂雄の全日本総監督就任を熱望する辺りがイカれている巨大戦力を抱えようとも、茂雄の指揮下においては、ロクに機能しない事は、ここ9年で散々見せつけられていると言うのに、まだ懲りないのか!? 幾ら巨人の主力を次々と送り込んだ所で、その二の舞となるのは必至で、金どころか銅メダルすら獲れるかどうか疑わしい。しかし、会の終了後も「松井さんに旗手になって貰って金メダルを取る。それが巨人の優勝の次の課題」と語るなど、五輪に全面協力を示唆する事で、今オフのメジャー行きで揺れている今夜の松井さんを日本に引き留める方策にしようと考えているのではないか?と見る向きもある。一見、球界や日本スポーツ界の事を考えている様で実際には巨人の事しか考えていない男だけに、その可能性も十分に考えられると言っていいだろう。

 カリメロ、阿部に説教攻撃! 村田育成計画破綻のトラウマ払拭へ!
茂雄との確執からサボタージュを決め込んだ事で失った信頼を取り戻すべく、ハイペース調整を続けているカリメロが、この日、ジャイアンツ球場で全体練習に参加。ブルペンで阿部を相手に終始、仏頂面で投げ込みを行っていたカリメロは終了後、その阿部に対して「はっきりと意思表示しろよ。低めに欲しい時は低め、高めに欲しい時は高めってはっきりと出せ」とカミナリを落とした。一昨年、村田の育成を頼まれたカリメロは、そのポテンシャルを引き上げる事に尽力したにも拘わらず、翌年、その村田と競争させすらせずにルーキーの阿部にレギュラーを与えた茂雄の非道なやり口に憤慨。その影響で、昨年は一度も阿部とバッテリーを組む事はなかったが、茂雄が失脚し、最早、阿部を育てざるをえない状況に、いつまでも村田の件を引きずる訳にもいかないと覚悟を決めたらしく「俺には俺の、上原には上原の投げ易い構えがある。配球については、実戦が始まってから言う」と今後も阿部には注文三昧でいく事を示唆している。
 左:阿部育成に尽力する事を決意したカリメロ

 野口、左肘内側靱帯損傷で開幕絶望! 前半戦の復帰も微妙!
前日、左肘に違和感を訴えた野口だが、名古屋市内の病院で精密検査を受けた結果「左肘内側靱帯損傷」で約3週間の患部固定による安静加療が必要と診断された。リハビリを始める事すら、早くても3月下旬とあって、開幕は勿論、絶望。靱帯に傷があるばかりか、内出血も見られるとあって、藤田チーフトレーナーは「復帰まで2、3カ月はかかるだろう」と語るなど、前半戦の復帰も危うい状況だ。ただでさえ、ケガ人続出の中日投手陣において、エースまで長期離脱と言うこの上ない苦しい展開を余儀なくされる事となった。