球界トピックス

2月21日


 茂雄、キャンプ行脚第8弾! ジョニー黒木、接待回避成功も開幕絶望!?
あまりのヘッポコ采配に現場を退いた巨人・終身名誉監督の茂雄は暇潰しの春季キャンプ行脚第8弾として、ロッテの鹿児島キャンプを視察訪問。例によって、ロッテファンでもない茂雄信者ばかりが殺到し、ロッテナインは呆れ果て、球団関係者は対応に大わらわ「投手陣はいいね。監督も今年こそと燃えているし、若手もいい素材が揃っている。開幕ダッシュも可能ですよ、エヘヘヘ〜」と相変わらずの誉め殺しモードが炸裂する茂雄に対して、寺原(ダイエー),霊感投手・松坂が犠牲者となった接待投球の末路を知らされていたジョニー黒木は幸か不幸か前日の30mダッシュで左太腿の軽い肉離れを起こし、別メニュー調整だった為、接待回避に成功「大したケガではない(が、茂雄がいるので無理して投げたくなかった)と、不気味な笑みを漏らしたジョニー黒木だが、石井トレーナーが「普通に走れるまでに2週間かかる」と語るなど、意外と重症な様子で開幕に赤信号。接待を回避したいが為にわざと無理なダッシュを行ったと見る向きもあるが、その代償はあまりにも大きかった様で間接的に「茂雄逆効果」に襲われた格好だ。ともあれ、ジョニー黒木の代わりにスケープゴートとなったのは、今季、ローテ入りを狙う小林宏だった。また、打撃練習ではよりにもよってロッテ側から大塚に対しての指導を依頼。単にスケープゴートとして祭り上げただけの事なのか、はたまた実は危険分子の造反要員で潰そうとしているのか、真相は闇に包まれているが、ともあれ、擬音と謎の英語連発の訳の分からないアドバイスにより、大塚がバッティングを狂わされる憂き目に会わされたと言う事実に変わりはない。

 カリメロ、紅白戦初登板! 3回をパーフェクトの好投!
茂雄との確執によるサボタージュで失った信頼を取り戻す為、驚異のハイペース調整を続けているカリメロが紅白戦に紅組の先発として初登板した。「調子が落ちきっている状態。球のキレも良くなかった」と言いながらも、3回をパーフェクトに抑える完璧な投球を展開。前日まで茂雄が視察に来ており、機嫌の悪かったカリメロだが、この日は鹿児島へと移動した事により、すっきりした表情を見せていた。対照的だったのが、白組の先発・上原で、こちらは2回を4安打4失点とメッタ打ち。しかし、半数以上がカットファストボールだった様に、あくまで新球テストを目的としていた上原は「実戦で十分に使える。どこにいけば抑えられて、打たれるのか分かった」と打たれた事自体は全く意に介していない模様。一方、抑え候補として挙げられている岡島,河原,アルモンテもまずまずの内容。特に、先発から転向の河原は速球が冴え、若大将・原監督も「河原は1イニングに限定すれば150kmも出ると思う。潜在能力は凄い」と手応えを感じていた。
 左:紅白戦初登板で3回を完璧に抑えたカリメロ

 山崎武、レギュラー確保へ必死の挑戦! 15年ぶりの三塁守備練習!
山崎武が突然、三塁の守備練習を開始した。詐欺師ゴメスが膝に不安を抱えて、一塁を守るケースが多いと思われる今年、打撃では好調ぶりを見せている山崎武を飼い殺すのは勿体ないと判断した山田監督は「インパクトのある打線を組みたいし、武司の今年にかける意気込みを買った」とコメント。移籍を示唆してのFA宣言をしながら、残留した以上、何とかレギュラーを確保したい山崎武は「1年目以来だから、10何年ぶり。何とかなる様に練習はしたいけど…。そんな甘いもんじゃない」と言いながらも「本気で頑張らないと」と、やる気満々。しかし、まるで茂雄が敢行した超ハイリスクミドルリターンの究極無比超絶破滅オーダーを彷彿させるこのシフトに、今年は三塁を守る事が多いと思われる立浪は「出来る訳ない」と冷たい視線を投げかけており、下手をすると茂雄政権下の巨人同様、内紛と背中合わせの状態にもなりかねない

 7人目の助っ人誕生! テスト生・ホワイト、粘り腰の四球で合格!
日を追う毎に評価を下げていたテスト生のホワイトだったが、この日、6番レフトで出場した紅白戦で1打数1安打1四球の内容を残し、合格となる事が決定。星野監督は「決め手となったのは四球。カウント2―3から、きちっと残った。みんながハッと前に出る変化球(星野のスローカーブ)に、体が止まっとったやろ」と合格のポイントを語った。近日中に正式契約の運びとなったホワイトは「(採用して貰い)とても光栄に思っている。阪神は伝統のあるチームと聞いているし、自分の役割を果たして、チームの優勝に貢献したい」と喜びを表した。