球界トピックス
2月20日
真田、フリー打撃初登板で会心の投球! 絶好調・阿部も軽く翻弄!
前日、宮崎キャンプに襲来した茂雄に対して接待を余儀なくされながら、名手・川相の信奉者であった為にさして関心を持たれなかった事が幸いし、選手生命の危機から逃れた真田がフリー打撃に初登板した。この日もしぶとく滞在していた茂雄から相変わらずの冷ややかな視線を浴びせられたが「(最早、眼中にないので)全然気になりませんでしたよ」と言う真田は阿部,川中を相手に変化球を交えながら、92球を投げ込み、柵越えゼロ,ヒット性も僅かに8本に抑える好投を展開。紅白戦で9の8と絶好調の阿部も「これで縦のカーブとか落ちる球を覚えたら打てない」と舌を巻いた。これにも茂雄は半ば無視も同然の態度。現場を離れた以上、無視してくれる分には何の害もないのだが、依然として名手・川相との確執が深い事から、あまり目立った内容を見せてしまうと、今度は積極的に関与して潰しにかかろうとするのでは?と心配する声も挙がっている。
キュラソ星人、驚異のハイペース調整! 今キャンプ最多の700スイング!
身上の完全燃焼野球により、キャンプ初日から高熱を出しているにも拘わらず、点滴を打っての強行練習を行った余波から、却ってコンデイションを崩し、調整が遅れていたキュラソ星人だが「キャンプももう少しで終わるし、打てる時に打っておかないと。腰の入り方とか、バットの出し方とか、基本的な事を体に染み込ませる」と、遅れを一気に取り戻すべく必死のハイペース調整を展開。この日は昼食時間のうちに特打を敢行すると、練習後も一人で黙々と室内練習場での打ち込みを行うなど、殆ど休みなしの猛練習で今キャンプ最多となる700スイング以上も振り込んだ。いずれも1.2kgもあるマスコットバットを使用していたと言う驚異の鉄人ぶりに山本監督も満足そうだった。
ロドリゲスにサボタージュ疑惑!? 森監督、怒りの罰金指令!
新助っ人・ロドリゲスに対して森監督が仮病によるサボタージュ疑惑をかけている。12日に右太腿付け根を痛めて別メニュー調整を行っていたロドリゲスは、この日も外野守備練習中に同じく右太腿に強い張りを訴えて早退。もう一人の新助っ人野手・グランが黙々と精力的に練習を行っているだけに、ロドリゲスの不甲斐なさは余計に目につく様で業を煮やした森監督は「いつになったら動けるんだ。(3月10日と返答され)間に合わなかったら1000ドルよこせよ!」と、タイムリミット付きのペナルティーを掲げた。逆に、それまでに万全の体勢を整えれば、森監督がワインを奢る事に…。明らかに、ロドリゲスの一方損と言える賭けとなったが、動ける様にならなければいけないのが当たり前とあっては仕方がない。これにより、26日に予定されていたオリックスとのオープン戦を欠場する事も決定。「調整遅れの心配はしていない。パワーもあるし、活躍を信じている」と強がった森監督だが、この賭けの行方はどう出るか!?