球界トピックス

2月19日


 茂雄、キャンプ行脚第7弾! 徹底した脱茂雄イズムに嫌味も空転!
6つもの球団を悪夢のどん底に叩きつけた恐怖の茂雄キャンプ行脚が、ついに本拠である巨人・宮崎キャンプを襲来例によって、茂雄信者が殺到し、今キャンプ平日最高の1万5000人が集まったものの、他球団の時と違い、彼らが一応、巨人ファン属性でもある為、必死の対応に追われた警備員達も文句を言えず、ストレスは溜まり放題明らかに煙たがってはいるものの、世論を敵に回す訳にもいかず、あからさまに茂雄を無下に出来ない若大将・原監督の苦渋の選択により、一軍に合流したドラ1ルーキー・真田がスケープゴートとして接待投球を展開。これまでのキャンプ行脚では誉め殺しを続けてきた茂雄だが、真田が自らの監督時代にシメてシメてシメまくってきた名手・川相の信奉者である事を知ってか、冷ややかな視線を浴びせるばかり。寺原(ダイエー),霊感投手・松坂(西武)の二の舞だけは御免被りたい真田は茂雄の関心が薄いのをこれ幸いと変化球を多めに交える手抜き投球で74球を放り、早々と引き上げるしたたかさを見せ、辛くも選手生命の危機から解放された模様。また、左太腿裏を痛めていた名手・川相がほぼ完治に向かっている事も気に入らなかった様子の茂雄に追い打ちをかけるかの様に「川相幽閉策」筆頭刺客だったニックンがフリー打撃中に左脇腹を痛めてリタイア。篠塚総合コーチも「長引きそうだな。投げるのは無理だし、打つのも厳しい」と重症を示唆するなど、川相に追い風が吹いている状況に茂雄は憤懣やるかたない表情茂雄グッズを撤廃し、茂雄の提案したユニフォームを廃止し、茂雄の大嫌いな清水のレギュラーを確約するなど、脱茂雄イズムを急速に推し進めている若大将・原政権に対して、知人には不満を漏らしてばかりと言うのに「早く原スタイルを確立して欲しいですねぇ、エヘヘヘ〜」などと心にもない事をほたえる相変わらずの偽善者ぶりを発揮していた茂雄も流石にキレかかっていたのか「(現場を離れて)リラックス(して見られる)と言うより心配ですよ」とかましたものの、肝心の原監督は義父の急死により、緊急帰京してしまい、折角の嫌味も空転。7球団目となったキャンプ行脚だが、よりにもよって、古巣巨人で最悪の気分にさせられて球場を後にする事となった。
 寺原、リタイア! 松坂、火ダルマ! どこまで続く茂雄接待逆効果!?
悪夢の「茂雄接待」の余波がまだ続いている。前日に投げ込みを行ったばかりだと言うのに、予定外の接待投球を強いられて以来、疲労が一向に癒えないでいたルーキー・寺原(ダイエー)は、この日、38.5度の高熱に冒され、ダウン。高知市内の病院で点滴治療を受け、宿舎での静養を余儀なくされた。接待時以外は順調な調整を続けてきていたが、これにより、22日に予定されていた西武との練習試合の登板回避も決定するなど、綿密に立ててきたスケジュールが一気に白紙へと化し、尾花投手コーチは呆然。一方、マメが潰れている中、誉め殺しで煽られた事で無理をさせられて以来、古傷の右足首痛を再発させるなど、コンデイションを崩していた霊感投手・松坂(西武)は紅白戦に初登板したものの、いきなり初回から古屋,赤田の控えクラスに2発を被弾。しかも、いずれも松坂に有利と見られていた新ストライクゾーンへの速球だったとあって、ショックは隠せないパ・リーグの疫病神と恐れられる水島新司も顔負けの疫病神ぶりを如何なく発揮している茂雄の次の犠牲者となるのは果たして、誰なのか!?