球界トピックス
2月16日
桑田、紅白戦初戦で志願の先発登板! 3回無失点の力投を展開!
この日、今キャンプ初の紅白戦が行われたが、若大将・原監督から先発ローテ入りを明言され、復活を期す桑田が紅組の先発として志願登板した。直球とカーブを巧みに投げ分け、3回を1安打無失点に抑える完璧な投球で好調ぶりをアピールした桑田は「(茂雄政権崩壊により嫌がらせを受けない為)今年は先発でいけると言う気持ちがあるので、毎日が楽しい。投げるだけでなく、守って走って暴れ回りたい」と確実な手応えに笑みを漏らした。一方、若大将・原監督からフルシーズン4番を明言されている今夜の松井さんも、第4打席でジョーベ博士からライトスタンド最上段へ会心の一発を叩き込んだ。茂雄政権時は開幕ギリギリまでお茶を濁した発言を繰り返されて、起用法を固められず、いらぬ方向に気が散ってしまう事が多かったが、桑田も松井さんもシーズン前からはっきりとした仕事場を与えられた事により、野球に集中出来る効果が随所に出ている様だ。前日、V奪回へ最大のキーマンと目される川相が左太腿裏の張りでまさかのリタイアとなり、この日も別メニュー調整を強いられた事で、頭を痛めていた若大将・原監督だったが、投打の柱がきっちり結果を残した事に安堵の表情を浮かべた。そんな中、白組の先発となったM.T.チョンは3回を6安打3失点とつるべ打ちを食らう有様。オープン戦初戦の先発が予定されているが、ここでも結果を出せない様なら、二軍降格となる事が決定してしまった。果たして、茂雄の韓国人弾圧プロジェクトから解放されたチャンスをむざむざ逃してしまうのか!?
スライダー決まらず! 木田画伯、カブス入団テストを無念の不合格!
アメコミ界再挑戦を目指し、アメリカ滞在中の副業先として、アリゾナ州メサへ滞在中の木田画伯が、この日、カブスの入団テストを受験。実戦を想定して、マイナーの打者10人を相手に56球を投げ、安打性の当たりは少なかったものの、不合格に終わった。ヘンドリーGM代行は「直球とフォークボールは超一流だが、スライダーは使えない。3Aのバックアップ(控え)レベル」と評価した様に、レオン・リー環太平洋地区担当スカウトの睨んだ通り、スライダーが合否のキーポイントとなった。伊藤智(ヤクルト)から伝授されたと言うスライダーだったが「ブルペンで投げていた様なスライダーが投げられなかった。(テスト本番で)思う様なピッチングが出来なかったのは自分の弱い所」とキレ,制球共に精彩を欠いていた。アメコミ界を制覇する為には、アメリカ国内でアメリカ人の嗜好を肌で感じる必要があるが、現状では受け入れて貰えない状況の漫画稼業では当面の生活費も得られないとあって、何とか副業先をアメリカ球界に求めたいと考えている木田画伯は「(カブス以外の大リーグ)29球団全てに断られるまで挑戦したい」と、新たな受入先を模索する意向を示した。
打線沈黙、ミス続出! チャリティー交流戦で湘南に屈辱の初黒星!
この日、チャリティー交流試合として、横浜と湘南シーレックスの試合が行われた。今年で3年目となるこの交流試合、過去2年は横浜が一軍の格を見せつけて、勝利していたが、今回は自慢のマシンガン打線が僅か1点に封じ込まれ、1−2とまさかの初黒星。しかも、お粗末なミスが続出と内容も悪かった。2点を先制されて迎えた7回、ポスト谷繁と期待される相川が1点差と迫るタイムリー二塁打を放つも、続く小池のセンター前ヒットで本塁に生還するどころか、一旦、二塁に戻りかける判断ミスで三塁止まり。更に、一、三塁の場面では内川がスクイズと勘違いするサインミスで無意味なバントを敢行するなど、同点のチャンスをむざむざむ棒に振ったのが、敗戦に繋がった。緻密な野球が身上の森監督は「走塁ミスとか、一つ一つが勉強だよ。教材がになっていいじゃないか」と語ったものの、流石に渋い表情。黒江ヘッドも「(二軍相手に)勝つのが当たり前なのに、恥ずかしい。(内川には)スクイズのスの字も出していない。もし公式戦だったら最大のポイント、敗因だ」と内川のサインミスを痛烈批判。偵察に来ていた阪神・山本スコアラーにも「今日は(参考になる材料は)何もないよ」と失笑される始末だった。