球界トピックス

2月13日


 茂雄、キャンプ行脚第6弾! 霊感投手・松坂、接待投球で右手のマメが悪化!
あまりのヘッポコ采配に現場を退いた巨人・終身名誉監督の茂雄は暇潰しの春季キャンプ行脚第6弾として、西武の春野キャンプを視察訪問。例によって、西武ファンでもない茂雄信者ばかりが6000人も殺到し、西武ナインは呆れ果てるばかり。この日の茂雄のターゲットになったのは霊感投手・松坂。寺原(ダイエー)同様に茂雄に対する「接待」投球を強いられ、今キャンプ最多の219球を投げ込んだ松坂は、右手親指のマメを潰しているにも拘わらず、投球練習をサボった上で「筋肉番付」のストラックアウトにはいけしゃあしゃあと参加した事により悪化させた影響でボールが血みどろになる有様。無理な「接待投球」で開幕へ黄信号を灯らせた事など露知らず、茂雄は「松坂は最多勝はいくでしょうね。ストライクゾーンが高めに広がった事で更に、飛躍する年になりますよ、エヘヘヘ〜」と恒例の誉め殺しモードを展開。更に、ブルペンからメイン球場へ僅か200m足らずの距離を移動の際、乗用車を利用すると、警備員の制止を振り切って、茂雄の後を執拗に追いかける信者どもが車の前に大挙して立ちはだかるなど、それを排除すべく、いらぬ手間をかけさせられた球団関係者は大迷惑。メイン球場では今季から打撃を生かして外野に専念する事になったベンちゃんを捕まえると、擬音と横文字連発の訳の分からないアドバイスで混乱させ、伊原監督も頭を抱えずにはいられなかった。

 木田画伯、カブス入団テスト15日へと延期!
アメコミ界再挑戦を目指し、アメリカ滞在中の副業としてカブスの入団テストを受けるべく、5日からアリゾナ州メサに滞在している木田画伯だが、当初、12日に予定されていた入団テストが15日へと延期された事が明らかになった。入団テストは実戦を想定して、15球を5度に分けて投げる形で行う予定となっており、この日もテストへ向けて調整を行った木田画伯は「(副業として考えている野球だが)日本では今の時期に雇ってくれないが、こちらではこの時期に挑戦出来る。(アメコミ界再挑戦は)僕の野球人生では大きなポイント。まだやれる自信があるから、ここへ来た」と漫画に集中する為にも、しっかりとした収入源を確保したい意向を示した。これに対して、かつてロッテ等で活躍したレオン・リー環太平洋地区担当スカウトは「(合格した場合)今のチーム状況では中継ぎ役が濃厚。以前(メジャーで投げた時は)は平均92,93マイルの速球を投げていたが、その球威がどこまで残っているか。それにフォークとスライダーをどれだけ腰の手術前と同じくらいに制球出来るか。特に左打者をイメージした場合のコントロールが大事だ」と合否のポイントを語っている。

 リハビリ三羽烏、一軍キャンプに揃って合流!
この日、沖縄から日南へとキャンプ地を移し、一、二軍の入れ替えを行った広島だが、二軍で調整していた「リハビリ三羽烏」の野村,緒方,求道者・前田の3人がついに一軍へ合流を果たした。いずれも爆弾持ちとあって慎重な姿勢は崩さないが、ノックでは故障の影響を感じさせない軽快な動きを披露し、フリー打撃でも快音を連発。フルシーズン五体満足ならば、チームを優勝へ導きうる3人の合流に「今は70%の状態と聞いているが、思ったより仕上がっとる。この時期にしたら十分じゃないか。予想していたより動きは良かった。合格点を出してやろう」と山本監督も笑顔を見せた。