球界トピックス
2月10日
上原、生涯最多の207球! カリメロの記録をあっさり更新!
ここ2年、ケガに泣かされている事もあり、例年通りの遠投中心の調整を辞め、ブルペンでの投球を続けている上原だが、この日、生涯最多の207球を投げ込んだ。7日にカリメロが206球を投げた事を意識してか「ちょっとしたライバル心です」と照れ笑い。若大将・原監督から開幕投手筆頭候補に挙げられるなど、大きな期待を寄せられている上原は「昨年より断然いい」と好感触を示しているものの、「あとは右膝にどういう負担がかかってくるか」と昨年痛めた右膝の状態だけが気がかりな様子だ。
左:今キャンプ最多投球数を更新され、ショックを受けるカリメロ
ハタハタ石井、将棋伝道師流決意表明! 柵越え連発で好調をアピール!
弁当の売上に大きく貢献したにも拘わらず、その実績を認められずに自由契約になったロッテから移籍の将棋伝道師・ハタハタ石井だが、この日、練習前恒例の声出しに指名を受けた。流石に、将棋伝道師だけあり「将棋で言う“歩”になって、ある時は王様を守り、敵陣に入ったら“金”となって威力を発揮する、相手に嫌がられる選手になります。野球をやれる喜びを噛み締めながら一日一日を過ごしたいと思います」と自らを将棋の駒に例えながらの決意表明。その後、グラン,ロドリゲス,鈴木なおのりらと共に打ち込みを行ったが、90スイングで30発もの柵越えを放つなど、他のクリーンアップ候補相手に全くひけを取らない好調ぶりをキープし、首脳陣に有言実行ぶりをアピールした。
石毛監督、就任以来初のカミナリ! アミダ野球でナインも覇気なし!
「日本の李ボンジョム」こと石毛監督が投内連携プレーの練習中にミスを繰り返し、苦笑いで済ませるナインに「悪い、悪いで済ますな。エラーして悔しがって当たり前なのにニヤニヤして!」と激昂。練習後にはナインをマウンドに集めて長々と説教をかますなど、就任以来、初のカミナリを落とした。しかし、パ・リーグの足を引っ張り続ける呪い漫画「ドカベン パロ野球編」のごとく天才児・殿馬や不吉霊三郎と言った強力な神通力の持ち主が実在する訳でもないのに、運否天賦の神頼みと言うアミダ野球を打ち出され、幾ら練習した所でアミダで外れてしまえば、試合に出られないのでは?と危惧するナインの気が引き締まる筈もないのだった。