球界トピックス

2月8日


 茂雄、キャンプ行脚第3弾! 森監督、怒濤の誉め殺しにも憤然!
あまりのヘッポコ采配に現場を退いた巨人・終身名誉監督の茂雄は暇潰しの春季キャンプ行脚第3弾として、横浜の宜野湾キャンプを視察訪問自分の去った巨人が強い様では自分の存在価値が大暴落すると恐れている茂雄はヤクルト,中日に続いて、ここでも「選手が自信に満ちていて、来てみてびっくり。チームスピリットが素晴らしいですね。目的意識に目を見張るものがあるし、監督が指針を強調されているのでしょう、エヘヘヘ〜」怒濤の誉め殺しモードを展開。しかし、茂雄のせいで人生を3度も狂わされたと目の敵にしている森監督は、横浜ファンでもない茂雄信者が殺到して大騒ぎとなった事に憤懣やるかたない表情を隠せなかった。

 ドジャース、石井一のワガママ三昧に無念の完全敗北!
テロにビビって取り下げたメジャー挑戦を再び蒸し返し、永久残留宣言をした筈のヤクルトに迷惑をかけてポスティングシステムを利用し、ドジャースに落札されたものの「18勝も出来ない」などと自らを過小評価しておきながら、破格の条件をつきつける訳の分からない言動を繰り返し、未だに契約がまとまらないでいた石井一だが、この日、ようやく合意に至った事が明らかになった。「所詮、夢より金か!」と世論からの非難囂々も何のその、肩身を狭くするどころか「金銭面はドジャースが妥協するだろう。この儘、交渉がまとまらなければ、ヤクルトの春季キャンプに参加する」などとほたえる石井一の人間性に幻滅したドジャースだったが、渋々ながらも、契約金及び2年間のオプション分を含めた総額1800万ドル(推定)の4年契約に加えて、トレード禁止条項まで盛り込むと言う石井一側の要求を殆ど受け入れる完全敗北に終わったとの事。メディカルチェックの結果に異常がなければ、9日にも入団発表が行われる模様だ。

 保留トリオ、キャンプ先のホテルでようやく正式更改!
代理人を使っての越年交渉で、キャンプ直前にようやく合意には至ったものの、正式には更改をしていなかった悠久の若虎・桧山,井川,福原の保留トリオが、この日、キャンプ先の高知県安芸市内のホテルで最終交渉。桧山は2900万円アップの7200万円+出来高,井川は2600万円アップの3800万円,福原は500万円アップの4000万円(いずれも推定)で揃って正式にサインした。ここまでこじれた事で交渉に当たった竹田球団常務は「選手だけならもっと早く終わったと思う。来年以降は代理人を使わない事を期待したい」とゲンナリした表情で語った。