球界トピックス

2月3日


 今夜の松井さん、特大アーチ連発の好発進! ワズティン、クイック練習にも精力的!
今夜の松井さんが順調な仕上がりを見せている。4番でどれだけ結果を残そうともシメてシメてシメまくって、隙あらば破戒僧・清原と入れ替えようとする茂雄の執拗な嫌がらせを受け続けた日々から一転、若大将・原監督が「ケガをしたり、本人から(降ろしてくれと)言って来ない限りは4番」と宣言している事から、いらぬストレスを抱えずに済んでいる松井さんは高さ15mのネットを遙かに越えるなど、快打を連発。60スイングで4連発2度を含む17本の柵越えと言う快調ぶり。新ストライクゾーンにも意識的に手を出し、6本を放り込んだ松井さんは「凄く良かった。順調です。高めの速球に対応するのは難しいかもしれないけど、高めの変化球なんかはホームランボールになる訳だし、そういう意味では有利だよね」と笑顔を見せた。一方、投手で目を引いたのは、新助っ人・ワズディン。ドミンゴ,メイと問題児が続いていたが、とりあえず、練習態度においては合格点を貰ったワズディンは2度目のブルペン入りで早くも捕手を座らせての投げ込み。変化球も交えながら、安定した制球で新ストライクゾーンを確認しただけでなく「日本では盗塁が多いそうだからね」と練習してきたクイックも披露したクイックはドミンゴ,メイが一向に取り組もうとせずに首脳陣が手を焼いていた最重要課題だけにワズディンの真面目ぶりは嬉しい限りだろう。また、茂雄との確執があったとは言え、給料泥棒の身からの復活を賭けて必死のカリメロも捕手を座らせて117球の投げ込み。「まだ肩を作っている段階。変化球もコントロールされてない」と言いながらも、キャンプ3日目とは思えぬハイペース調整で痛めていた左肩の回復をアピールした。見守っていた鹿取ヘッドコーチも手応えを感じていた様だ。
 左:信頼回復へ117球の投げ込みを行ったカリメロ

 森監督・皮肉攻撃への報復行為か!? 審判団、今度は大遅刻!
新ストライクゾーン導入にあたって、キャンプ初日に全球団で唯一、審判団が派遣されず激昂した森監督がネチネチと皮肉攻撃を浴びせたが、またもやトラブルが発生。生憎の雨模様となったこの日、横浜は予定より30分早い9時半から練習を開始したが、10時40分頃になってから、ようやく審判団が到着。相次ぐ失態に黒江ヘッドコーチが「何やっとんのや! 10時には来ておけよ。こんなに遅れて来られたら、メニューが立てられん!」と罵声を浴びせた。森監督の皮肉攻撃に対する嫌がらせか…と思いきや、原因は横浜側の連絡不行き届きとあって、小林審判部長は「今度はそっちの連絡ミスだ」と反撃。横浜側も一切謝罪をせず、両者の確執はより一層深まる事となった

 山田監督、怒り爆発! ショーゴー、連日の全休で二軍降格!
「ショーゴー」から「森」、「森」から「章剛」へと登録名をバタバタと変更して迎えたキャンプで貰ったユニフォームのネームが「MORI」となっていたくらいで、再び「森」に戻してしまうと言う醜態を晒しているショーゴーが、またまた失態をやらかした。2日に続いて、この日も風邪で全休してしまうと「1日くらいなら我慢してやろうと思ったが、2日やろ。もういらんわ! 何のためのキャンプか分からない」と山田監督の逆鱗に触れ、即座に二軍降格を命じられたのだ。「風邪が治って元に戻りましたよ…ではダメだ。二軍の方から、見て下さいと余程の推薦がない限り、上には呼ばない」とまで通達され、早くも開幕一軍へ黄信号が灯ってしまった格好だ。山田監督の怒りは中野,清水にも飛び火。声も出さずに淡々とノックを受けていた二人に「コーチより元気がなくて、どうするんじゃ!」と怒鳴りつけ、間の悪い事にここでポロリとやってしまった中野には手にしていたグラブで殴打。「若いくせに、なあなあで練習して、俺はああ言うのが一番嫌いなんや」とまくし立てた山田監督。今後も星野監督の恐怖政治が終焉を迎えた事でたるんでいるナインに喝を入れる方針だ。