球界トピックス

2月2日


 ドラ1・真田に絶賛の嵐! マッスル千代の富士、早くもリタイア第1号!
キャンプ初日から一軍投手陣全員がブルペン入りした事で話題になったが、この日は一転して全員がブルペンへ入らず、遠投も禁止と言うノースロー調整。第1クールでは2日に1度投げ込みを行うと言うメジャー流調整を導入する模様で、 これに乗じて、鹿取ヘッドコーチは二軍キャンプを視察した。名手・川相を信奉している事から、早くも期待を受けているドラフト1巡目の真田の投球に「自分のリズムを持った投手。今日は高めを意識して投げていたけど、低めに投げても大丈夫だろう。バランスが凄くいい。大事に育てないといけないという責任感を感じるよ。ノリダー柏田、木村と上に上げる順序はあるが、順調に調整すれば、今キャンプ中の一軍もあるね」と絶賛。じっくり育てる方針だった淡口二軍監督も「キャンプ中に原監督に見せたい。フリー打撃でもいいし、ブルペンでもいいから一軍に合流させたい」と一軍合流を推奨している程。そんな中、一軍キャンプではマッスル千代の富士が微熱と体調不良で早退し、常連・ソーサ元木を差し置いて、早くもリタイア第1号となった

 審判団、1日遅れの到着に平身低頭! 森監督、怒濤の皮肉攻撃!
新ストライクゾーン導入にあたって、キャンプ初日から全球団に派遣される筈の審判団だったが、他球団がいずれも暖かい地方へ移動してキャンプを行っている中、横浜は唯一、寒い横須賀で1次キャンプを張っていた事で「わざわざ寒い所に出張らなくても、どうせ5日に沖縄に来るんだから、その時に合流すればいいや」と面倒がって沖縄に留まり、結局、誰も来ないと言う酷い展開に森監督が激昂。これに慌てたセ・リーグの大越事務局長と小林審判部長ら5審判が、この日、急遽、上京して謝罪。森監督から「差別するつもりはなくとも、ヤクルトに10人でウチはゼロでは、結果的にそう思われても仕方ないだろう。セは5球団じゃない。ウチも6球団のうちの1つなんだから頼むよ」とネチネチ皮肉をかまされたが、平謝りするしかなかった。ともあれ、1日遅れで新ストライクゾーンをチェックした森監督は「想像以上に幅広いな。これからは(内外角の)コースより、上下の使い道を考えないといかんな」と困惑気味。早速、スカウト陣に対して、高めを有利に使える投手及び高めに対応出来る打者のスカウティングを発令した。

 キュラソ星人効果炸裂!? 長谷川、驚異の400球投げ込み宣言!
キュラソ星人がキャンプ初日から点滴を打って強行参加すると言う完全燃焼野球を炸裂させた事で、より一層手を抜けなくなった広島ナインだが、早くも多大な影響を受けたのが長谷川。13日から始まるが日南での二次キャンプにおいて「今年は初めて投げ込みをしようと思う。どうせやるなら去年の佐々岡さんや黒田さんより多く、出来れば400球はいきたい」などと宣言。キャンプ中でもこの球数の多さは極めて異例で、場合によっては右肩をぶっ壊しかねないが、キュラソ星人の命を削る覚悟の練習姿勢を見せられては壊れる事など気にしてはいられない様だ。