球界トピックス

2月1日


 木田画伯、第1副業先としてカブスの入団テスト受験!
アメコミ界再挑戦を目指している元オリックスの木田画伯だが、第1の副業である野球の就職先として有力と見られていたカブスの入団テストを受ける事が決まった。「カブスの一員としてメジャーのマウンドに立てる自信はある(が、肝心なのはアメコミ界で成功するかどうか)とコメントを残した木田画伯は、痛めていた腰も昨年11月に受けた手術により、回復しており、テストを受けるにも支障はない模様で、4日にも渡米し、テストに向けてのトレーニングを再開するとの事。遅くとも、15日には結論が出ると見られているが、採用となった場合、中継ぎ陣の手薄なカブスにおいて、木田画伯に出番が回ってくる見込みも十二分にありそうだ第2副業として画策中の居酒屋経営にも拍車がかける為にも、ここは何としても受かっておきたい所だろう。

 キュラソ星人、点滴打って強行出場! 初日から完全燃焼野球炸裂!
完全燃焼野球で次々と選手が壊れていく広島において、唯一無傷であり続けるキュラソ星人がいきなりの大ピンチ! キャンプイン前日に風邪による微熱と体調不良を訴え、診察の結果「急性胃腸炎」と診断された事で初日からリタイアの危機に瀕していたのだ。「明日の練習は休むかも…」と珍しく弱音を吐いていたが「初日だからどうしても打ちたかった。けじめだし、気持ちも違うから」と点滴を打っての強行参加し、周囲を驚かせた。相変わらずの鉄人ぶりだが、キャンプイン早々から、命を削りながら野球に燃えると言う完全燃焼ぶりに、この儘では、グラウンドで大往生するのではないか?と関係者は戦々恐々だ。

 早速、投手全員がブルペン入り! 新助っ人・ワズディン、真面目ぶりをアピール! 
以前からぶち上げていた鹿取コーチの指令により、キャンプイン初日から一軍投手陣全員がブルペン入りした。茂雄の嫌がらせに辟易してロイヤルズに亡命したメイに代わる新助っ人・ワズディンも特別扱いされる事なかったが、嫌な顔一つせずに立ち投げでチェンジアップを交えながら40球。ボールを受けた阿部は「いいですよ。中日のギャラードみたい」と、いきなりの高評価。若大将・原監督も「僕の中でもいいと思っている。野球に取り組む姿勢がとてもいいね」と、ドミンゴ,メイと問題児投手が続いただけにワズディンの真面目な態度に一安心。一方、中日からFA移籍の前田は「すぐにでもブルペンに入れる」と豪語していただけあり、立ち投げで伸びのあるストレートを50球投げ込むと、原監督は「新戦力では一番良かった」と絶賛。同じく中日から移籍の武田は早くも捕手を座らせての投げ込みを行ったが、刃が1本余計にある新スパイクがうまくプレートに引っかからない不具合から「例年100球ぐらい投げるんだけど、調子が悪かった」と60球で打ち切り、釈然としない表情。その武田のダイエー時代の同僚・カリメロは昨年、茂雄との確執からかましたサボタージュにより失った信頼の回復を図るべく、昨オフから続けてきた体作りの効果を見せ、立ち投げで50球を投げ込み、左肩の回復ぶりをアピール。同じく昨年は不本意な成績に終わった桑田,上原の師弟コンビも鹿取コーチから伝授されたメジャー流の新たなチェンジアップの習得にチャレンジ。V奪回へ投手陣再建が最大課題となっている巨人だが、ベテランから若手,新戦力と揃って意欲的な姿勢を見せている。

 安芸キャンプ、初日から大フィーバー! 星野監督、早くも縦縞の「77」を披露!
12球団が一斉にキャンプインとなったこの日、阪神は高知県安芸市営球場でスタートをきった。星野新監督は茂雄の様に勿体ぶって気をひくなんて真似が出来るか!とばかりに、球場に姿を見せるなり早々にグラウンドコートを脱ぎ、縦縞のユニフォームと背番号「77」を披露。「俺よりも選手が張り切らなあかん」の言葉通り、選手達の練習を黙って見守るだけで、目立った動きはなし。選手達もピリピリと漂う緊張感に気を引き締めずにはおられず、カミナリが落ちる事もなかった。期待の大きさからか、早速約1000人ものファンが早朝から見物に訪れ、周辺のホテルも予約が殺到するなど「星野フィーバー」が巻き起こっており、これに便乗せんとばかりに地元の商店街では様々な賞品を「仙一」に因んで\1,001で売る「せんいちセール」を開始。このペースで行くと、ノムさんの就任1年目(14万5千人)を越える人手が集まるのではないか?とも見られていると言う。

 永見審判部長、イエローカードの試験採用を示唆!
試合のスピードアップが延々と議題に挙がり続ける中、1月17日のパ・リーグ理事・監督会議でダイエー・王さんが「遅延行為をかます奴にはイエローカード」と、サッカー紛いのルールを提案した事で失笑を買っていたが、この日、近鉄の日向キャンプに参加した永見パ・リーグ審判部長は「イエローカードはパだけでもやってみます」とコメント。オープン戦から、試験的に実践してみる意向を示した。尤も、サッカーの様に「2度目の警告でレッドカードを出して退場させる」と言ったペナルティは考えておらず、相手チームや観客の前で晒し者状態にする事により、あくまで遅延行為の抑制を促すと言った狙いで考えている様だ。