球界トピックス

1月29日


 広田神社で必勝祈願! 久万オーナー、いきなりAクラスを厳命!
1200人ものファンに見守られる中、星野監督率いる阪神ナインが西宮市内の広田神社にて必勝祈願を行った。星野監督は「(相手チームは殺人野球により無事ではいられないが、その分、ウチは)とにかく健康であれば、力を発揮出来る。心身共に健康な1年である様にお願いした」と、五体満足でグラウンドに残っていた方が勝利を掴むと言わんばかりに殺人野球実践へ意欲満々。この方針に期待を寄せる久万オーナーも「今年は出直しの年。3位以上じゃないといけない。優勝を狙ってやってくれると思う」と、就任1年目からノムさんの時以上に高いノルマを与えたが、これを聞いた星野監督は「どうせなら優勝と言って欲しかった」とまくし立てた。また、この日、今オフに獲得した元オリックスの主砲・アリアスがようやく来日。「監督から寄せられる期待の大きさを感じるし、それに応えられる結果を出したい。(星野監督が殺意を抱く)巨人戦が楽しみ。強い相手程、倒し甲斐がある」と抱負を語った。翌30日にはチームに合流し、その儘、春季キャンプ先の高知県入りする予定。

 頼りになる?新助っ人トリオ、入団記者会見!
この日、横浜市内の球団事務所でターマン,ロドリゲス,グランの新助っ人トリオが入団記者会見を行った。グランは「自分はパワーヒッター。自信があるから日本に来たんだぜ」と自信満々に4番奪取を宣言。尤も、チーム本塁打はリーグ5位の94本で、最多の20本放った谷繁が中日へ亡命してしまい、今や最大の大砲は小川と言うピストル打線においては4番くらい打てない様では話にならない。また、身長208cmと言う長身右腕のターマンは(ランディ・ジョンソンの愛称である)「Big Unit」ならぬ「Big Worm(巨大ミミズ)」の愛称を披露いかに大きかろうが、所詮、ミミズでは元ヤクルト・ハドラーの食糧と化すのがオチとあって、自慢気に語られた報道陣は失笑を隠せなかった。どうにも頼りにしていいのかアヤしい助っ人陣だが、彼らが不振に終われば、最下位転落すらありうるだけに、球団関係者にとっては笑い事では済まないだろう。

 セギノール、優勝でパナマ運河への飛び込みを公約!
この日、パナマ出身の新助っ人・セギノールが神戸市中央区のパナマ総領事館を訪問。阪神や近鉄が優勝した際、多くのファンが道頓堀川に飛び込んだと聞かされたセギノールは「もし優勝出来たら、日本の船からパナマ運河に飛び込むぜ!」と宣言。調子に乗ったエクトール・クレスポ総領事まで「私も一緒に飛び込みまーす」とかまし、同行していた事で証人に祭り上げられた同じく新助っ人・シェルドンは呆れ果てた表情を見せた。総領事まで一緒になって、こんな馬鹿げた公約をかますのも、いもしない水島キャラの幻影に取りつかれた石毛監督のアミダ野球では優勝など出来はしないと察しての事か?

 外国人枠拡大について会談! 折衷案にレンタル移籍制度導入を検討!
この日、労働組合・日本プロ野球選手会の松原事務局長らと、プロ野球選手関係委員会の伊藤委員長らが今季の外国人選手枠について話し合いを行った経営者側は同時出場人数を(投手3人&野手1人ないしは、投手1人&野手3人の)4人へ拡大すると一方的に決定していたが、選手会側は日本人の出場機会が奪われると猛反発していた。全く受け入れる気配のない選手会側に対して、経営者側は折衷案として「レンタル移籍制度の導入」及び「セレクション会議の整備,充実」について前向きに検討する意向を提示。選手会側はキャンプ期間中に12球団選手会の意見をまとめて対応策を練る事になった。