球界トピックス

1月28日


 新助っ人・ワズディン来日! FA・前田もジャイアンツ球場初見参!
春季キャンプを目前に控え、巨人の新戦力が続々と集結しつつある。まずは茂雄の執拗な嫌がらせに辟易とし、あまりのストレスからロイヤルズに亡命したメイに代わる新助っ人・ワズディンが来日。その足で東京・神田錦町の球団事務所に向かい、契約金込みの年俸220万ドル(推定)で正式に1年契約を結んだワズディンは「毎試合110%の力を出して、チームの勝利に貢献したい」とコメント。一方、FA権を行使して中日から移籍してきた前田がジャイアンツ球場に初見参。ここまで名古屋で自主トレを行ってきた前田は「請われて来た訳だから、無様な姿は見せられない。もう肩は出来ている。すぐにでもブルペンに入れる状態」と豪語するだけの事はあり、ランニングでは軽快な動きを見せ、キャッチボールでもキレのいいボールを放っていた。

 生田神社で必勝祈願! 石毛監督、不吉霊三郎の呪いに多大なる期待!
この日、岡添球団社長,石毛監督を筆頭に、シェルドン,セギノールと言った新助っ人を含めた殆ど全ての選手が神戸市の生田神社に参拝し、必勝祈願を行った。南海権佐をも凌ぐ神通力を持つ天才児・殿馬や、出場するだけで勝手に相手チームが故障していく不吉霊三郎と言った存在をアテにしているとしか思えない運否天賦のアミダ野球を掲げている「日本の李ボンジョム」こと石毛新監督は「1年間、選手が無事に過ごしてくれれば…(相手チームが不吉霊三郎の呪いで勝手に潰れてくれる)。まずそれを切にお願いして、必勝を祈願した。(参拝を見守ってくれたファンに)有難い事。期待に応えられる様に頑張りたい」と抱負を語った。しかし、コーチ陣は石毛監督の方針には否定的。この日のスタッフ会議でも、所詮、運否天賦に全てを託した野球なのだから、練習時間もさして必要ないとばかりに、春季キャンプのメニューも「第1クールは午後1時半に切り上げ」と言う生ぬるいスケジュールを掲げていた石毛監督に猛反対して、「午後3時以降まで」とあっさり延長が決まった。実際には殿馬も不吉霊三郎もいない中、一枚岩でない首脳陣で次々と主力の抜けたチームで優勝など狙えるのだろうか?と関係者は戦々恐々だ。

 前略・三澤興一、藤井寺球場で自主トレ再開!
茂雄のヘッポコ継投に振り回され続けた挙げ句、桑田派かつ早大派閥だった事を疎まれて、「巨人選手のサルガッソー」と称される近鉄に飛ばされたが、これが奏功し、無傷の7連勝をマークし、優勝まで味わえた前略・三澤興一が藤井寺球場で練習を再開。昨年の契約更改交渉では、シーズン途中からの移籍とあって「開幕からいたら、(7勝)7敗していたかもしれない」などと、言い掛かりをつけられて、微増に留まった事に憤懣やるかたない三澤だが、今年は開幕から近鉄スタート。茂雄のヘッポコ継投に振り回される事もないとあって、昨年以上の成績を残したい所。25日まで巨人時代の桑田派メンバーと、豪州自主トレを行っていたが、常に向上心を持ち続けて、フォーム改造に試行錯誤する桑田に「毎年何か工夫を重ねている。僕もやらなきゃいけない」と刺激を受けた三澤はV2へ向けて、意欲満々だ。

 ムーア&バルデス、星野殺人野球に共感! 乱闘での活躍を宣言!
織田裕二が背番号を「死」に変更して、殺人投球伝授を希望するなど、星野新政権により殺人野球集団に生まれ変わりつつある阪神だが、新助っ人2人の選考基準も乱闘要員としての能力を重視したのではないか?と言う疑惑が持ち上がっている。この日、甲子園球場を訪問した新助っ人・ムーアが、日本にやってきたメジャーの審判を暴力の恐怖によって追放したり、先兵を送り込んで審判の肋骨を叩き折るなど、星野監督の武闘派ぶりを報道陣から聞かされると「そう(乱闘に)なったら、面白い。勿論、飛んで行って、ベストを尽くすぜ。喧嘩が強いかどうかはノーコメントだ」と不気味な笑み。一方、既に、星野監督について昔から知っていたと言うバルデスも「喧嘩っ早いのは昔だけだと思ったら、今もそうなのか。そういう事態になったら、俺もついてくぜ」と物騒な発言。特に、ムーアは学生時代にはフットボール経験者でもあり、強烈なぶちかましを仕掛けてくる可能性は十分ハンセルも破戒僧・清原にビーンボールを投げつけるなど、実績を残しており、カーライルは一歩出遅れた格好となった。今季の助っ人投手争いはこの3人で決まりか?