球界トピックス

1月23日 マスターズ・リーグ:東京5−6札幌(全日程終了)


 東京ドーム、ハイテク人工芝への張り替えを発表!
今夜の松井さんのメジャー行き阻止へナベツネが立案したハイテク人工芝導入プロジェクトだが、この日、東京ドームは3月4日〜15日のうちにグラウンド全面の人工芝を張り替えると正式に発表した(工費は3億6000万円)。東京ドームの人工芝は5年ぶりの張り替えとなるが、今季から導入されるものは、足や腰にかかる負担を大幅に軽減し、選手寿命を延ばせると言うハイテク人工芝「フィールドターフ」で屋内の野球場で使われるのは、アメリカのタンパベイ・トロピカーナフィールドに続いて、世界で2番目のケース。芝の根本にはケイ砂とラバーチップがまかれて、色合いも美しく、芝丈も63ミリと厚く、限りなく天然芝に近い仕様になっている。東京ドームだけでなく、ジャイアンツ球場の室内練習場の芝も「フィールドターフ」に張り替える模様で、宮崎キャンプの終了に合わせて、2月24日には完成する予定との事。

 川崎、キャッチボール開始も復帰のメド立たず!?
一昨年オフ、ヤクルトからFAで移籍し、巨人キラーとしての大きな期待を受けながら、右肩痛でまる1年リハビリモードと化した上、2年目の年俸が倍増すると言う文字通り給料泥棒の川崎が、この日、ナゴヤ球場での自主トレを開始。鈴木を相手に10m程の距離でキャッチボールを50球行った川崎だが「痛みがなかっただけ、感触はいいが、まだ完治していないので…。速いキャッチボールをやると、治りが遅くなってしまうので、大事に肩を育てていきたい」と、慎重な姿勢で山なりのボールを投げるに留まった。川崎は「今季はやれる自信はありますよ」と強がったものの、既に、春季キャンプでは二軍スタートが内定しており、当分、本格的にブルペンで投げ込む状態には至らない模様で、亀卦川トレーナーも「開幕に合わせるのではなく、肩の状態を見ながら調整していきたい」と語るなど、2年連続開幕二軍スタートの可能性も十二分に考えられそうだ。これに対して、名古屋市内での激励会に出席した山田監督は「期待しているが、流石に前半戦はなあ…。キャンプ,オープン戦をやらないでやれと言うのは無理だろう」と、開幕どころか前半戦の復帰すら、半ば諦めている様子を見せた。