球界トピックス

1月22日 マスターズ・リーグ:東京8−6札幌


 茂雄、原スタイル確立のススメ! 自己保身の深謀遠慮炸裂!
「毎日スポーツ人賞」のグランプリを受賞し、この日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで行われた表彰式に参加した茂雄は「時代、時代で野球のスタイルは変わっていくものですから、原スタイルを確立して、今年の野球をファンにアピールする意識を持って欲しいですね。原監督には原監督の野球観があり、それを日々のマネジメントに投影していけばいいし、結果として、私のやっていたスタイルを否定する事になっても、それはそれで構いませんよ、エヘヘヘ〜」とコメント。しかし、わざわざ茂雄に言われるまでもなく、若大将・原新政権は金満補強政策,キャッチフレーズ「スピード&チャージ」,名前なしユニフォーム、背番号「3」グッズ等、次々と茂雄暗黒政権時代のものを排除するなど、球団を挙げて茂雄スタイルからの脱却へ邁進している。この儘、一方的にはぶにされ続けては、自らの威信が失墜すると察知した茂雄は終身名誉監督として威光を守るべく自分のアドバイスによって、原政権が自分のスタイルを塗り替えんとしている事にしようと目論んだのは言うまでもない。現場的には無意味でも、未だに多く存在する茂雄信者への効果は覿面であり、陰謀にかけては、球界随一を誇る知謀を見せつけた。

 最後の優良助っ人・オマリー氏、臨時打撃コーチ就任!
タブチくんが茂雄に対して臨時打撃コーチを要請し、星野監督が石原都知事に特別講演を要請するなど、まるで学園祭紛いの人気取り人選を畳みかけている阪神だが、それに続く第3弾として、「阪神最後の優良助っ人」トーマス・オマリー氏の臨時打撃コーチ就任を発表した。オマリー氏は1991年〜1994年まで阪神,1995年〜1996年までヤクルトに在籍。その6年間全てに3割をマークすると言うシュアな打撃で、1993年には首位打者、1992年〜1995年まで4年連続最高出塁率、1995年にはMVPを獲得するなど、輝かしい実績を残している。契約期間は春季キャンプ開始となる2月1日からの約2ヶ月で、キャンプ及びオープン戦を通じて、主に助っ人相手に打撃始動を行う模様。野崎球団社長は「最近の外国人は日本の野球に対応出来ていない。彼の体験がいい教訓になるだろう」と日本で大成功した優良助っ人に秘訣の伝授を期待。オマリー氏は「自分の日本での経験とアメリカでの指導者(独立リーグでの監督)の経験を生かし、チームのお役に立てるよう頑張りたい」と広報を通して、抱負を語った。  

 天野、今季から登録名「ユウゴー」に変更!
ショーゴー,TERU(いずれも中日)が登録名を本名に戻し、ディーノ(元ロッテ)が自由契約にされる中、この日、千葉マリンスタジアムで開かれたロッテのスタッフ会議において、天野勇剛内野手の登録名が今季から「ユウゴー」に変更される事が明らかになった。昨年、初めて一軍に上がった際、某麻原氏に準えて期待されていた応援歌が「ショーゴーショーゴーショゴショゴショーゴー♪」でないと批判を受けた事から心を痛めて本名に戻したショーゴーの例があるだけに、応援歌が「ユーゴーユーゴーユゴユゴユーゴー♪」でなかった場合にバッシングされ、選手生命に影響する深い心の傷を負いかねない事を危惧した弊社は今後、ユウゴーの呼称を「ビクトル」とする事に決定した。問題は一軍で活躍しない限り、そうそう日の目を見る事はないと言う事だが…。