球界トピックス

1月20日 


 星野監督、石原都知事に特別講演を要求!
長期低迷に喘ぐ阪神の弱点がメンタル面にあると睨んだ星野監督は「日本人であれだけはっきり自分の主張を言える人は珍しい。野球の事ばかり考えてると行き詰まる時があるが、色々な人の話を聞くと道が開ける事がある。野球の話なんか全くなしでいい」と、安芸キャンプにおいて、石原慎太郎都知事に特別講演を依頼するプロジェクトを明らかにした勝てなくても客が入る状態に甘んじて、危機感に欠けている阪神ナインに対し、都知事お得意の「危機管理」を植え付けようと言うのだ。巨人ファンで知られる石原都知事だが、かつて対談した事もある仲とあって「そんな(巨人ファンと言う)事は関係ない。そういう垣根を取っ払って危機管理の話とかして貰いたい。プロ野球の世界はどれだけ自分をアピールするかが大事。はっきり主張できる人間を作るべき」と星野監督は委細構わず、まくし立てた。尤も、巨人ファン云々と言う以前の段階で、ハードスケジュールを抱える石原都知事が遠路はるばる安芸まで講演に来られる可能性は薄いとあって、講師候補には「あさま山荘事件」の指揮官として知られる警察庁OBの佐々淳行氏や、政治評論家の竹村健一氏等も考えていると言う。

 山田監督、対星野完全無視を表明!
中日を追われた腹いせか、スタッフ編成終了後に島野氏を強奪するなど、最下位脱出へ当面の敵となる古巣に容赦なく挑発をかましてくる阪神・星野監督に対し、山田監督はシカトを決め込む事を明らかにした。21日に行われる12球団監督会議で同席する事になる両者だが「何も話す事なんかない。星野さんはよく喋るだろうけど、あの人は(口が)上手いから。それには乗らない様にするよ。よく喋る人間程、弱く見える。黙ってる方が強く見えるだろう」と、昨年までの上司を「弱い犬程、よく吠える」と言わんばかり…。ただでさえ、中日ナインは長年に渡る星野監督の恐怖政治が擦り込まれている事から対阪神戦では萎縮しかねないとあって、指揮官まで敵将にペースを握られる訳にはいかない所だろう。