球界トピックス

1月18日


 織田裕二、背番号「死」で殺人投球マスターへ!
昨年、プロ入り初の未勝利に終わった織田裕二に対して、星野監督は春季キャンプ一軍スタートを明言。しかし、これは「俺の眼下から、離さないよ」と、自己流調整など認めないとばかりの決定だ。佐藤投手コーチも「去年0勝のピッチャーに、特権なんてない」と、厳しい対応。再生を願う首脳陣の愛の鞭を受けまくっている織田裕二だが、この日、背番号が「18」から「4」に変更される事も決定。 昨年、かつて「4」をつけていた川藤氏との会食で「4」の譲渡を願い出て、球団側からも認められたと言う。エースナンバーを返上してまで、ピッチャーらしからぬ「4」をつける意味は、仇敵である破戒僧・清原(巨人)抹殺への執念の裏返しではなかろうか? ただでさえ、星野監督から殺人投球直伝を希望している織田裕二だが、投げる前にいちいち背番号を見せる挑発で「『4』…、いや『死』だ。このやろう、ふざけやがって」と敵愾心を煽った挙げ句に手首を叩き折ると言う完璧なシナリオが既に、頭の中に描かれているやもしれない。果たして、「4」効果で、今年こそ清原抹殺の本懐を成し遂げる事は出来るのか!?
 未更改・川尻、春季キャンプ参加メンバーリストから除外!
アメリカにいないタイプのサイドから繰り出すボールが日米野球でたまたま好結果に繋がってしまった事で増長し、球団側が固辞し続けているにも拘わらず、執拗にポスティングシステムによるメジャー移籍を志願して、契約未後悔の儘でいる川尻だが、この日、決定した春季キャンプのメンバーから外されている事が明らかになった。佐藤投手コーチは「今回のメンバーには入っていない。今日の話には入れられないだろう。会社が残すか、向こう(メジャー)に行かせるか、はっきりしてからじゃないと」とコメント。キャンプの一、二軍振り分けの時期になっても、理不尽な要求でゴネている川尻に星野監督は「球団に任せるしかない。(川尻)一人の事で、(チーム)全体を潰したくない。スクラムを組んで、やり直すんやからな。(川尻が外れたからと)気にする事はない。この件に関しては、一切聞いてくれるな。もう発言はせん」と完全に匙を投げた格好だ。しかし「発言はしない」と言いながら、話を続けた星野監督は「川尻本人だけじゃあ、ここまで粘れない。アドバイスをしている人間がおる。第三者に掻き回されるのは、どうか。それだけはイカン」と、代理人紛いの黒幕の存在を指摘。第三者が存在するかどうかはともかくとして、球団側は依然としてメジャー移籍は認めない方針で竹田常務は「今の所、方針は変わっていません。連絡を取り合っていますが、会って話をしないと…。方向性を出して、決着したいと思っています」とコメント。しかし、次回交渉日も未定の状態で、キャンプ前の決着も微妙な状態。「そこまで球団としては考えたくない」(竹田常務)とは言うものの、これ以上ゴネ続ける様だと「任意引退」と言う最悪の展開に発展する可能性も出てきている。

 ナベツネ、公式戦としての両リーグ交流試合に難色!
来年からの交流試合実施を目指すパ・リーグが前日のオーダー懇談会でセ・リーグ側に改めて打診する意向を固めた事に対して、この日、都内で巨人のスタッフ会議に出席したナベツネは「交流試合はパとセがやるもんだろ。パだけで決めてもしようがない。セがイエスと言わないとダメなんだ。セ・リーグのうち少なくとも3から4球団賛成しないと推進出来ない。なかなかOKと言わないだろう。俺もセの人間だから、大事にしなきゃいけない球団もある」と否定的なコメントを残した。凋落の傾向が見える野球人気回復の為、一時は交流試合賛同派へ翻心したかに見えたナベツネだが「ペナントに換算するのは無理。異なった要素を入れると、記録としておかしくなる。この点は、簡単には妥協出来ない」と公式戦としての導入に難色を示した上で、「(交流試合を)やる事はいいけど、それなら1リーグにしろという事になる」と、最後にはお決まりの1リーグ制導入で締め括った

 石毛&金村弟、来年にもゴルファー転向か!?
引退後のプロゴルファー転向を視野に3年連続でプロゴルファー・ジャンボ尾崎率いる軍団と自主トレを行っている石毛だが、今年はとうとう軍団の中のキャプテンとして指名された事が明らかになった。昨年から加わった金村弟らと共に、下半身強化やウェイトトレーニングに取り組んだ石毛は「毎年来ていて楽しい。今年ダメだったら、野球を辞める」と暗に、来年からのプロゴルファー挑戦を示唆。これに触発されたか、金村弟も「年齢も年齢だし、今年ダメなら辞めるつもり」と、プロゴルファー転向を示唆ジャンボ尾崎と言えば、プロ野球選手からプロゴルファーに転向して成功した第一人者。今後も、野球に見切りをつけて、ゴルファー転向を目論む輩が続々と弟子入りを志願してくる可能性は十分だ。
 大トリ更改・大塚、ようやくサイン! リーグ最多セーブ記録へ意欲!
チームで唯一、未更改の守護神・大塚がこの日、代理人同席で3度目の交渉に臨んだ。球団側の提示は前回同様4400万円アップの1億3200万円(推定)だったが、タイトル料を含めた出来高払いが上乗せされた事で大塚は「出来高で頑張れば何とか(希望額に)なる所まで上がった」と、ようやくサイン。セーブのリーグ記録更新を目標に掲げた大塚は「1年間フルにやればクリアする自信はある」と最大5000万円となる出来高獲得へ意欲を燃やした