球界トピックス

1月8日


 石井一、ドジャースが15億円で落札成功! 移籍合意は決定的!
ゴーグル(メッツ),谷繁(中日),ハイツ田口(オリックス)と果敢にメジャー挑戦を仕掛けた中、数年前からメジャーメジャーとほたえていたにも拘わらず、ただ一人、テロにビビって、今オフのメジャー入りを断念し、一時は家族の事を持ち出して、生涯ヤクルト宣言をかまして、球団側の5年契約を受諾する意向を見せていたにも拘わらず、いざヤクルトが複数年契約を打診すると、今度は一転して、メジャーへの思いを蒸し返す一貫性のなさで、あろう事かこれを拒否し、「今回、残留して、翌年即FA移籍では球団に申し訳ない」などとほたえていたにも拘わらず、いけしゃあしゃあとポスティングシステムでのメジャー移籍を再び目指す事となり、入札による獲得可能選手として公示されていた石井一だが、この日、最高入札額が決まり、コミッショナー事務局から日本コミッショナー事務局へ入札金額が通達された。球団によって、拒否されない様に、入札を果たした球団名は勿論の事、入札に参加した球団数や球団名も明かされなかったが、ヤクルト・多菊球団社長は通達された入札金額で合意する意向を示した。球団から連絡を受けた当の石井一は「落札額の提示があった事は聞いたが、金額も落札球団も分からないので、今は何とも言えない。ただ、ホッとしていると言うのが正直な気持ち」と複雑な心中を語った。ここで避けたがっていた東海岸の球団が落札を果たした場合、また一貫性のない態度で入団を拒否するのではないか?と注目されていたが、エンゼルス,メッツ,マリナーズ,レンジャース,ドジャースの5球団が応札した中、西海岸のドジャースが落札を果たした事が判明。入札金額はドルでは昨オフ、買収された鈴木一朗(マリナーズ)の1312万5000ドルに及ばない1150万ドルだが、円安の影響で日本円換算では当時の約14億円だった鈴木を抜く、約15億円となる。ドジャースは石井一の意中の球団とあって、移籍を受け入れるのは必至。野茂の復帰も決定しており、左右の日本人投手コンビの誕生は決定的となった。

 ポスト五十嵐、新助っ人・シェルドンの獲得を発表!
毎年の様に次々と主力に逃げられ、サーパス神戸との違いがなくなりつつあるオリックスだが、この日、新助っ人として、レンジャーズ所属のスコット・シェルドン内野手(33=190cm,98kg 右投右打)を獲得した事を正式に発表した。年俸は契約金を含めて50万ドル(推定)+出来高の1年契約で、背番号は「12」に決定。シェルドンはメジャー通算141試合で.235 8本 33打点の成績。本職は三遊間だが、一昨年9月には1試合で全ポジションを守った事もある守備のオールラウンダーとあって、今オフ近鉄へ金銭トレードで放出した五十嵐の後釜として期待されている