球界トピックス

1月7日 マスターズ・リーグ:札幌7−8大阪(6日) 名古屋5−16大阪(5日)


 名手・川相、早くも始動! 二軍落ちなら引退も辞さない構え!
ジャイアンツ球場の室内練習場が開場日となったこの日、チーム最年長となった名手・川相が早速自主トレを開始。「今年で20年になるけど、気持ちは20歳だよ」と若々しい動きで、ランニングやウェイトトレーニングを中心に精力的に汗を流した。茂雄の暗黒政権により、長きに渡り、不遇な幽閉生活を強いられ若大将・原監督は機動力野球を掲げている為に、ないがしろにする様な事ないと思われるものの、ニックン贔屓で通っている事から、今季も苦しい戦いを余儀なくされるであろう名手・川相は「今季1年間、1軍にいられなければ来年はないと言う気持ちでやる。(2年契約を結んだが)それは紙の上での事。一年一年が勝負だと思ってやっていかないと」と、複数年契約に甘んじる事なく背水の陣のつもりで臨む意向を示している。また、あと20と迫った犠打世界記録については「達成出来れば、嬉しいけど、それも試合に出てないとね」とコメントを残した。

 島野氏の中日退団が決定! 近々、阪神ヘッドコーチ就任へ!
阪神・星野新監督がヘッドハンティングを画策している中日・島野二軍監督の退団が正式に決定した。この日、名古屋市内の球団事務所で4度目の交渉を行い、慰留要請をした中日だったが、島野氏の決意が固く、翻意は無理と判断し、退団を了承した模様。希望が通り、近々、阪神のヘッドコーチとして正式に就任するのは確実になった島野氏は「最終的には決心を温かく理解して戴いた。僕は星野監督を、中日の選手や裏方は山田監督を胴上げするつもりで頑張れば、いい野球が出来ると思う。阪神の一員として早く気持ちを切り替えたい。キャンプインの2月1日までに、戦力や練習等を検討する」と新天地での抱負を熱く語った。今までの阪神にしては考えられない程、ノムさんの後任人事がスムーズに決まり、出来レースと言う見方もまことしやかに囁かれているが、シーズンが終了した時点で辞任せずに、この期に及んで移籍を図る事により、中日のスタッフ編成を攪乱させた島野氏退団劇は最下位脱出へ最も手近な障壁である中日の戦力を削ぎ落とす為に阪神が描いた、星野氏就任に続くシナリオ第二幕だったのではないか?とも見られている