球界トピックス
12月26日 マスターズ・リーグ:名古屋3−9福岡
清水、悪夢の微増提示に無念のサイン! 春風亭半ケツも2度目の交渉で白旗!
左投手相手にも3割を越える打率をマークしながら、顔が嫌いと言うしょーもない理由で「左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ〜」とあらぬ言い掛かりをつけられて、ど素人外野のソーサ元木やマルちゃんを無理矢理外野で起用してまで幽閉しようとする茂雄の嫌がらせ政策により、首位打者どころか規定打席到達まで阻止され、悪夢の現状維持提示をされた悲運の男・清水が2度目の交渉に臨んだ。前回の交渉では茂雄の嫌がらせ采配に対して、露骨なまでの不満を見せた清水だったが、所詮、世間は茂雄の味方であり、徹底抗戦を仕掛けた所で自分が悪者扱いになるだけと察知。希望していた1億4000万円には遠く及ばないものの、前回より800万円上積みの1億800万円(推定)で渋々サインした。また、茂雄のヘッポコ継投と川相幽閉策により、悉く白星を消され、2年連続して2桁勝利到達を阻止された事で保留していた春風亭半ケツも、清水同様に茂雄の采配を巨人のフロントにとやかく言った所で無駄なあがきと観念し、1000万円アップの5000万円(推定)でサインした。
中村、2度目の交渉も決裂で移籍志願! 横浜行き濃厚か!?
この日、名古屋市内の球団事務所で中村が2度目の契約更改交渉に臨んだ。FAでの入団が決まった谷繁に対して、入団交渉の際に競争させるまでもなく正捕手を確約する茂雄(前巨人監督)のごとき非道なやり口を見せた球団に対して、強い不信感を抱き、3年契約を要求している中村に対して、球団側は前回同様に2年契約を提示。ぶちきれた中村は「年内に自由の身にして下さい」と移籍を志願。条件を見直す気は毛頭ない伊藤球団総括は山田監督の了承を得た上で自由契約ではなく、金銭を含めたトレードで移籍先を模索する方針を示した。怒りが収まらない中村は「自分の希望していた数字が出ても、判を押したか分からない。交渉はこれで最後」とまくしたてた。移籍先については「出来ればセ・リーグがいい。恩師(阪神・星野監督)にも成長した姿を見せたい。阪神では(敵として)対戦出来なくなる。移籍への不安はあるが、やり甲斐もある」と、暗に横浜を希望していると受け取れるコメントを残した。谷繁に逃げられた事により、正捕手候補が相川しかいないと言うショボい状況の横浜が手を挙げるのは必至と見られており、結果的に谷繁←→中村の交換トレードと化す可能性は十二分にありそうだ。
中村、6年契約を固辞! パ・リーグ最高年俸5億円でサイン!
この日、大阪市内のホテルで中村が契約更改交渉を行った。来季のFA移籍を阻止すべく、下交渉では35億円にも上る破格の6年契約を提示していた球団側だったが、中村は「熱意は感じたが、人生を左右する事を決断するには、(下交渉の)1ヶ月ではあまりにも短期間。1年間じっくり考えたい」と、これを頑なに固辞。結局、2億円アップの5億円(推定)+出来高の単年契約で合意となった。これはパ・リーグでは最高年俸となり、12球団でも今夜の松井さん(巨人)の6億1000万円(推定)に次ぐ2位。来オフのFA権行使については「取ってみないと分からないが、試したい気もある。まず近鉄(残留)が一歩リード。メジャーは今は頭にない」と語った。
中日、FA前田の人的補償で平松をゲット!
FA宣言した前田幸に巨人へ逃げられた中日だが、この日、人的補償として平松を指名。巨人は平松本人の了承をとり、移籍する事が決定した。前田幸の年俸が比較的安く、巨人では有望選手が大量に飼い殺しとなっている為、中日は当初から金銭補償ではなく人的補償を利用する方針を固めていた。今季は茂雄ヘッポコ継投で酷使された煽りで発生した故障により、十分に働けず、女優・矢田亜希子との交際が発覚するなど、グラウンド外で目立ってしまった平松だが、先発も中継ぎも出来る前田幸に近いタイプの左腕で年齢も若いとあって、プロテクトから外れたのをこれ幸いと獲得する事を決定した模様だ。茂雄が退任した事により、来季はまっとうに起用される可能性が高いとあって、意欲を燃やしていた平松は突然の移籍通告に複雑な表情を見せながらも「心機一転、頑張ります」と新天地での躍進を誓った。山田監督は「貴重な左腕として期待している。チームにとっていい補強が出来たと思う」と期待を寄せている。
銭ゲバ最後の砦・斎藤タカシ、3度目の交渉でようやく合意!
銭ゲバ軍団・最後の砦となった斎藤タカシが代理人の水戸弁護士単独で3度目の交渉を行い、6500万円アップの1億8000万円(推定)の1年契約でようやく合意に達した。交渉にあたった水戸弁護士は「「お互いデータに基づいて判断した。球団の歩み寄りとか上積みというより、妥当と思う数字が同じになった。(FA権を取得する来年は)ストッパーを1年間しっかりやって、どう評価されるか聞いてみたいとの事」と斎藤タカシの意向を代弁した。年明けにも斎藤タカシ自らが統一契約書にサインする予定となっており、これで今季の横浜マシンガン更改はようやくピリオドを打った。