球界トピックス
12月24日
台湾速球派右腕・張誌家、年明けにも巨人入り表明か!?
茂雄から受けたストレスに耐えきれず、逃げられたメイの穴を埋めるべく、新助っ人投手を模索している巨人だが、11月のW杯3位決定戦で日本を完封した台湾の速球派右腕・張誌家(チャン・ズージャ)を獲得出来る可能性が高まってきた。ヤンキース,ブレーブス,西武,ダイエー等との争奪戦が繰り広げられていたが、メジャー側はマイナー契約を提示しており、張の選択肢から外れた状況。台湾との太いパイプを持つ西武、台湾の英雄・王さんがいるダイエーが有利とも見られていたが、王さんに対するトラウマからアジア系助っ人を迫害し続けていた茂雄政権が終局を迎えた事と、来季から外国人の一軍登録が3人へと増える為に、S.M.チョー,M.T.チョンがいても問題ない事から、ここにきて家族から巨人入りを強く勧められているとの事で、年明けにも巨人入りを表明するのではないかと見られている。
茂雄の欲しがり病健在! 2年連続でササキ様へ巨人入りのススメ!
慢性の欲しがり病により、ナベツネをたらし込んで、次々と金満補強を重ねていった茂雄だが、現場を退いてもなお、持病は治っていない様だ。この日、ササキ様(マリナーズ)がパーソナリティを務めるニッポン放送の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」にゲスト出演した茂雄は、ササキ様に「僕も巨人に行きたかったのに、監督が先にユニフォームを脱がれたんですね」と振られると、「まぁ、マリナーズが終わったら、ジャイアンツでね。番組が終わったら、その話はゆっくりしましょう、エヘヘヘ〜」と切り返した。新庄同様、サンフランシスコ・ジャイアンツへの移籍を奨励…している筈は勿論なく、昨オフに続いて、2年連続で巨人入りへのラブコールを意味している事は間違いない。番組後にどの様な会話が交わされたのかは明らかになっていないが、ササキ様は野茂(ドジャース)や鈴木一朗(マリナーズ)らと違い、将来的に日本球界への復帰を考えているだけに茂雄の執拗な勧誘に流されてしまう危険性もありそうだ。
谷繁、ついに中日入り! 中村、再び移籍志願の可能性も!?
メジャー初の日本人捕手を目指して、横浜からFA宣言したものの、メジャー挑戦を余儀なくされた谷繁の中日移籍がついに確定。この日、ハワイに滞在中の谷繁から電話で入団する意向を伝えられた中日は正式に発表を行い、27日に名古屋市内で入団会見を行う事を明らかにした。しかし、これにより、現正捕手の中村の交渉が更に、こじれるのは必至だ。谷繁への説得の際、入団前から競争もさせずに正捕手の座を確約すると言う、まるで茂雄(前巨人監督)の様な中日フロントの悪逆非道ぶりにぶち切れている中村は当初、ほたえていた移籍志願は取り下げたものの、3年契約を要求。球団側は谷繁入団の可能性を睨み、2年契約を妥協線としていた事で平行線を辿っていたが、谷繁の入団が決まった事により、球団側は2年契約をも取り下げる事が考えられる。展開次第では、中村が再び移籍を要求する可能性も十分にあると思われ、注目される所。正捕手候補が相川のみとなってしまった横浜が中村を獲得する様な事になると、単純な交換トレードで済んだだけにお笑い沙汰なのだが…。尚、この移籍決定の報を聞かされたメカゴジラ(横浜)は「人間としては寂しいけど、野球人として言えば今度から敵になる。遠慮せずにタックルで潰すから体を鍛えておいて欲しい」と殺人タックルを仕掛ける予告をした。
星野監督、早くもカミナリ! 川尻、今オフのメジャー挑戦断念?
変則投手であるが故に日米野球で通用してしまった事で調子に乗り、ポスティングシステムによるメジャー移籍を球団側に蹴られても蹴られても執拗に要求し続けている川尻だが、これに対して、星野新監督は「自分の都合主義、我が儘と言う可愛いもんじゃない。夢と言うのを錯覚したらあかん。FA権を取って夢を叶えるのならいいが、我々は契約社会にいる。ルールがある」と一蹴した。依然として、メジャー挑戦が受け入れられる見込みが殆どない状態で、残留して星野監督に睨まれたらとんでもない事になるとビビった川尻は「球団にも(メジャーに)『行かせろ』と無理を言っていた訳じゃない。『夢だから』とお願いしてきた」と言い訳めいた発言をかました上で、「球団の体制も変わってきてるし、僕としても1回(監督に)会って話をしてみたい。戦力としてどうこうと言う事になれば、(残留を)考えていかないと」残留に大きく傾いた模様だ。
保留組次々陥落も坊西はまたも保留! 移籍志願の爆弾発言!
この日、福岡ドーム内の球団事務所で保留組が次々と契約更改交渉に臨んだ。2度目の交渉となった大道は前回同様300万円アップの6700万円(推定)の提示に「お手上げ状態。年を越したくなかった」と渋々ながら白旗。同じく2度目の交渉となる大越は400万円アップの2500万円(推定)、2度目の交渉となる本間は600万円ダウンの2100万円(推定)、3度目の交渉となるホンコン倉野は900万円アップの2400万円(推定)、鳥越は700万円ダウンの4300万円(推定)でそれぞれサイン。しかし、2度目の交渉で前回同様、協約の減額制限一杯である25%ダウンとなる2700万円(推定)の提示を受けた坊西は激昂し、またまた保留。「捕手はどこの球団も必要としている特殊なポジション。ここまで評価を落とされると納得出来ない」と移籍志願とも取れる爆弾発言を残して、事務所を後にした。