１２月２１日

球界トピックス

１２月２１日

　清水、悪夢の現状維持に怒りの保留！　茂雄の不当な幽閉策、全く考慮されず！
左投手相手にも３割を越える打率をマークしながら、顔が嫌いと言うしょーもない理由で「左に弱いですからねぇ、エヘヘヘ～」とあらぬ言い掛かりをつけられて、ど素人外野のソーサ元木やマルちゃんを無理矢理外野で起用してまで幽閉しようとする茂雄の嫌がらせ政策により、首位打者どころか規定打席到達まで阻止された悲運の男・清水が、この日、契約更改交渉に臨んだ。茂雄の不当な幽閉策を全く考慮に入れようとしない球団側は現状維持の１億円（推定）と言う信じがたい非道な提示。しかし、１億4000万円を希望する清水は「自分の評価と球団の評価とが違い過ぎる。歩み寄るとか、そういう差じゃなかった」と怒りの保留。チーム屈指の得点圏打率で勝負強さを見せたにも拘わらず「高い数字だが、中身は違う」などと言われて、完全にぶち切れた清水は「本当に必要としてくれているのか？　ケガした訳じゃないし、調子を落とした訳でもない。規定打席に達していれば首位打者争いだって出来た」と茂雄の嫌がらせプロジェクトの狙いを看破し、イカれた起用法に対して溜まりに溜まった不満を爆発させた。一方、全く四球を選ぼうとしないおかげで出塁率が今夜の松井さんの打率よりも低く、併殺打は破戒僧・清原に続くチーム２位と、到底一番打者とは思えない内容だった上、好不調の波も激しかったガッツな貴公子・仁志だったが、一発大好きの茂雄に洗脳され気味の球団側から２０本塁打，２年連続の全試合出場，３年連続のゴールデングラブ賞を獲得する好守備が評価されて、2000万円アップの１億8000万円（推定）を提示されると、これ幸いと一発サイン。若大将・原新監督との確執からトレード要員となる事も覚悟し、秋季練習をボイコットするなど、造反の姿勢を見せているが「１年間、いい場面も悪い場面もある。悪い場面を短くすれば（来季は）いい成績に繋がる」と抱負を語った。

　ハマのチンピラ、２度目の交渉でようやくサイン！
未だに主力の保留者がゴロゴロいる横浜マシンガン更改だが、昨年は公の場に出席する際のスーツやネクタイと言った服飾費をよこせなどと、大枚稼いでいるとは思えない発言をかました銭ゲバ軍団筆頭クラスのハマのチンピラ・三浦が、この日、２度目の交渉に臨んだ。前回の交渉では右肩痛と肝機能障害により２度もリタイアするなどチームに迷惑をかけておきながら、総額４億円（推定）の４年契約と言う有難い提示を保留したハマのチンピラだったが、今回は4000万円アップの１億4500万円（推定）＋最高3000万円（推定）の出来高の１年契約の提示にようやくサイン。来季中に取得するであろうＦＡ権については「どうなるか分からない。他球団の話を聞いてみたい気もあるし、メジャーも選択肢にない訳じゃない。ゆっくり考えたい」とコメントを残した。

　片岡、正式に入団発表！　背番号は日ハム時代と同じ「８」！
日本ハムからＦＡ宣言し、前日、阪神への移籍を決断した片岡の入団発表が大阪市内のホテルで行われた。総額１２億円（推定）の５年契約で背番号は日本ハム時代と同じく「８」を沖原から譲り受ける事が決まった（沖原は「５」に変更）。会見に臨んだ片岡は「（移籍は）自分で決めた事。前向きに突き進んでいく。地に足をつけ、格好をつけずに頑張りたい。今までやってきた通りにやれば、結果はついてくると思う　　「甲子園で野球をするという夢はかなったが、これからが大変。浮かれることなく、地に足を着けて今まで通り一生懸命頑張りたい。自分の野球人生を完全燃焼させたい」」と抱負を語った。また同席した星野監督は「よくタイガースに来てくれた。ケガや故障がなければ、十分に期待に応えてくれる筈。　　彼は日本ハムで選手会長の経験もあるし、若い選手を引っ張ってくれるこちらから要求は何もない」とコメントを残した。

　ジョニー黒木、300万円の上乗せ勝ち取り、納得のサイン！
開幕から９連勝するなど前半戦は獅子奮迅の活躍を見せながら、後半戦は右肩痛でリタイアした事がたたり、微増に留まった事で保留していたジョニー黒木が、この日、２度目の交渉に臨んだ。「希望金額と開きがあった。１１勝４敗と言う数字を１年間の成績として見て欲しい。これまで７つも貯金した事はなかった」と主張するジョニー黒木は４０分に渡るロング交渉で300万円の上乗せを勝ち取り、1300万円アップの１億7500万円（推定）でようやくハンを押した。交渉後、ジョニー黒木は「後半戦は仕事が出来なかったので、査定は難しかった筈。球団はパ・リーグ投手No.1の評価と言ってくれたので、サインした。来季は１年を通じて戦えるように、しっかりと体作りをしたい」と納得の表情を見せた。

　エセネオエセ松井、現状維持同然も渋々サイン！
この日、エセネオエセ松井が所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。全試合に出場し、自己最多の２４本塁打をマークしたとは言え、終盤は左足首の故障の影響でＤＨに回る事もしばしばあり、水島新司の呪いにより、またも優勝を逃してしまった事から、査定が辛い球団側は僅かに500万円アップの２億5500万円（推定）を提示。ベースが高いとは言え、現状維持も同然の微増に不満を隠せないエセネオエセ松井だったが「３番打者の役割が出来てないと言われた。３割は打ったけど成績は落ちているし…」と渋々ながら、サインした。

　大塚、２年連続の代理人同席交渉！　早くも越年が決定！
優勝したとは思えない渋チン更改が続いている近鉄だが、この日は守護神・大塚が昨年に続いて代理人同席で交渉に臨み、査定方法の説明を受けただけで保留し、早くも越年が決定。更に、女房役の的山も２度目の交渉でまたまた保留。一方、ビーンボール攻撃で鈴木一朗（マリナーズ）を国外亡命させて、オリックスの戦力を大幅に低下させた高村は２度目の交渉で300万円の上積みを勝ち取り、700万円アップの4200万円（推定）でサインし、「成績は歯痒いが、１年間投げた事は自信になる」とコメント。また、３度目の交渉となった石毛は前回と同じく600万円ダウンの3000万円（推定）の提示に、ついに白旗。毎年オフになるとプロゴルファー転向説が流れる石毛だが「来季は野球人生を懸けて頑張る」と来季のプロゴルファー転向を臭わせる不気味な発言を残した。

　新助っ人・セギノールの獲得を発表！
次々と主力に逃げられ、サーパス大阪との区別がつかなくなりつつあるオリックスだが、この日、アリアスに代わる新助っ人として、エクスポズ所属のフェルナンド・セギノール内野手（２６＝194cm,92kg　右投両打）と正式に契約を結んだ事を発表した。契約金なしの年俸7000万円（推定）＋出来高の１年契約で背番号は「５５」に決定。パナマ出身のセギノールは大型のスイッチヒッターで長打力が持ち味。メジャー４年間で通算172試合に出場し、打率.251　１７本塁打、４０打点の成績を残している。