球界トピックス

12月11日 マスターズ・リーグ:大阪3−3名古屋


 超大物メジャー選手獲得プロジェクト始動! マグワイアらをリストアップ!
前監督・星野氏の阪神行きが濃厚となりつつあるが、中日はその星野氏も仰天の補強策を画策している事が明らかになった。この日、西川球団社長は「星野監督が退団したし、球界を盛り上げられるスーパースターの名前が欲しい。あながち夢物語ではない」と、一時はメジャー記録となるシーズン70本塁打をマークし、今季限りで現役引退した元カージナルスのマグワイア獲得を目論んでいる事を暴露したのだ。現在、日本球界へ渡っての現役続行の可能性を調査中だと言う。更に、マグワイアだけでなく、シーズン後にジャイアンツからFAとなったガララーガやカンセコ(ホワイトソックス)と言った超大物現役メジャー選手をリストアップしていると言う。

 前川、スッポかし免れる保留! 厳冬更改に保留者続出!
契約更改交渉日を12月1日にすると、また「11月は31日まであると思った」と勘違いして、スッポかしかねないと危惧して、11日まで伸ばした前川は流石にスッポかす事なく球団事務所に現れた。これに対して、球団側は2700万円アップの5000万円(推定)を提示防御率が両リーグぶっちぎり最下位の5.89と言う内容は悪かったものの、チーム最多の12勝をマークしたとあって、強気の前川は「2年続けて近鉄では勝ち頭だったし、2桁勝利を評価して欲しかったが、納得出来ない」と保留。また、セットアッパーとしてチーム最多の61試合に登板した岡本は3700万円アップの7000万円(推定)の提示に「希望額とはまだ開きがある。最初は先発で調整していたから、まさか中継ぎとは。その辺を見て貰いたい」と、これまた保留。更に、的山が500万円アップの3800万円(推定)を保留すると、毎オフ、プロゴルファー転向説が流れる石毛まで600万円ダウンの3000万円(推定)を保留するなど、これで保留者は9人目と大荒れ更改で続いている。

 白血病・岩下、契約だけで大満足! 金田は2度目の保留で徹底抗戦を示唆!
急性骨髄性白血病と言う難病に冒され、長期離脱していた岩下が、この日、神戸市内の球団事務所で契約更改交渉を行った。僅か3試合の登板に終わったとあって、300万円ダウンの1000万円(推定)の提示にも「野球をさせて貰える事が嬉しい」と一発サイン「この儘、死んでしまうのかと弱気になった事もあったが、ファンから数多くのメッセージを貰った。マウンドに立つ事が自分に出来る唯一の恩返しだと思う」と来季の完全復帰へ意欲満々。一方、五体満足であるが故に野球をさせて貰える喜びなど忘れ去っている金田は2度目の交渉となったこの日も700万円アップの4900万円(推定)を保留し「何回でも来るつもり。年を越しても1月中ならいい。そのくらいの覚悟」と徹底抗戦も辞さない構えを見せた。

 織田裕二、あっさり白旗! 1500万円ダウンに一発サイン!
今は無きノムさんにシメられた上、右肘痛の影響もたたって、プロ入り初の未勝利に終わった織田裕二が、この日、契約更改交渉に臨んだ。今回はプラス材料が全くないとあって、徹底抗戦しても無駄とばかりに昨年、同席させた代理人も連れて来なかった織田裕二は1500万円ダウンの5900万円(推定)と言う大幅減俸にも「成績について、こちらから何も言う材料がない。厳しいが仕方がない」と、一発サインした。

 堀、球団史上最大減俸にも一発サイン!
この日、契約更改交渉に臨んだ堀だが、球団側は協約の減額制限25%を遙かに下回る43&減となる4500万円ダウンの6000万円(推定)+出来高払いを提示下交渉では50%減となる事を示唆しておき、本交渉でそこから微増させる事で温情をかけた様に見せる狡猾な手口を打ってきた球団側だが、不振に終わった堀はまんまとこれに引っかかってしまい「働いていないのでしょうがない。来年やるしかない」と納得。出来高の設定を甘くして貰う事により「来年頑張れば今年の年俸と変わらないくらいになる」とハンを押した4500万円ダウンは球団史上最大の減俸額