球界トピックス
12月6日
東北福祉大・大須賀、仮契約! 名手・川相無視の爆弾発言!
ドラフト6巡目で指名された東北福祉大の大須賀が、この日、仙台市内のホテルで交渉を行い、契約金6500万円、年俸900万円(いずれも推定)で仮契約した。背番号は「53」に決定。記者会見で大須賀は「二岡さん、元木さんと壁は厚いけどチャンスがあれば貪欲に狙っていきたい」と世界の犠打王として君臨しつつある和製オジーと謳われた名手・川相を無視する暴言を吐き、和やかな雰囲気だった会場は一瞬にして凍り付いた。茂雄の嫌がらせ政権により、ここ数年、幽閉され続けていたが為に川相の偉大さを理解出来ていないのか、はたまた、川相と言うとてつもなく高い壁を越えられる筈もないので、せめて、補欠の1番手としてニックン,ソーサ元木越えを目指そうと言うのか、その真意が注目される所だ。
名手・川相ら4選手が池田小で交流会!
校内児童殺傷事件があった大阪教育大付属池田小学校で名手・川相(巨人),メカゴジラ(横浜),悠久の若虎・桧山(阪神),ジョニー黒木(ロッテ)の4選手と児童の交流会が開かれた。これは名手・川相が社団法人サイドの理事長を務める日本プロ野球選手会が企画したもの。たとえ幽閉され続けていても、名手・川相の偉大さは小学生にでも感じ取れるのか(東北福祉大・大須賀は感じ取っていない様だが)、児童達は感激しきり。同校・山根校長は「雰囲気や姿を見て色々な事を感じとって欲しい」と語ったが、効果覿面だった様だ。
ナベツネ、球団譲渡の加盟料撤廃へ向け、協約改正案を提出!
協約違反ながら黙認され続けていた同一グループの複数球団株式所持にイチャモンをつけ、マルハの横浜身売りを白紙に至らしめたナベツネだが、この日、「30億円を取らずして道を開いてあげ、(マルハは)きっちりした立派な所に譲渡すればいい」として、球団譲渡の際の30億円の加盟料が義務付けられている野球協約36条の6の撤廃へ向け、協約改正案を19日の実行委員会に提出する意向を明らかにした。今回の横浜身売り事件に伴い、コミッショナーが球団経営参加に絡む協約改正の意見書の提出を各球団に要求している事を受けてのもので、このナベツネの私案は既に、川島コミッショナーに伝えられているとの事。更に、ナベツネは新参加球団の60億円の加盟料を義務付けた36条の5の撤廃や、「刑事事件を会社ぐるみでやる会社は解散処分出来る事を提案したい」とオーナー会議による処分検討の項目も考えていると言う。これに対して、意見を求められた川島コミッショナーだったが、公平な立場をとるべく、私見を述べる事はなかった。
小林雅、4000万円の大幅アップで一気に大台到達!
史上初の6日連続セーブやリーグ新の12試合連続セーブをマークするなど、ストッパーとして活躍した小林雅が、この日、契約更改交渉に臨んだ。球団側はその活躍を評価し、4000万円アップの1億円(推定)を提示。悲願の大台に達した事で「ずっと目標にしていた金額。こんなに早く到達するとは思わなかった」と満足気の小林雅は納得の表情で一発サインしながら、「一軍入りが約束されていると思うと向上心がなくなる。初心に戻って開幕一軍を目指す」と慢心する事なく、謙虚な姿勢を貫いた。3年目での大台突破はジョニー黒木の4年を抜く球団最速記録。一方、規定打席には僅か13打席及ばなかったものの、プロ入り最多の125試合に出場した酒井は800万円アップの5600万円(推定)と言う微増に留まり、保留。これでロッテの保留者は早くも2桁を突破した。
岩瀬、球団史上最速4年目での大台突破!
この日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ岩瀬は2500万円アップの1億500万円(推定)の提示に一発サイン。入団4年目と言う球団史上最速の大台突破となった岩瀬は「自分は中継ぎで大きくなった。第一人者として、これからの人の目標になれる様にしたい」と笑顔を見せた。一方、4年ぶりに古巣復帰を果たしたものの、飼い殺されて、僅か3本塁打に終わった大豊は野球協約の減額制限25%を下回る40%ダウンとなる3000万円減の4500万円(推定)を提示されたが「10秒でハンコを押した。金銭じゃない。野球が好きだから、ボロボロになるまでやりたい」と現役続行が第一とばかりに一発サインとなった。
悠久の若虎・桧山、無謀な倍増要求! 2時間のロング交渉も保留!
この日、契約更改交渉を行った悠久の若虎・桧山に対して、球団側は2700万円アップの7000万円(推定)を提示。3割を打ったとは言え、4番を任されて、僅かに12本塁打とあっては、妥当なアップ額と思われたが、あろう事か倍増の8600万円を狙っていた桧山は2時間に渡るロング交渉の末「あまりにも開きがあり過ぎ。具体的に詰め寄る事もなかった」と怒りの保留。結局、この日は選手会長として訴えた施設改善等の要求を聞き入れて貰えた事が唯一の収穫だった。