球界トピックス
11月28日
トラさん、熱唱リサイタル効果覿面! 2000万円アップで一発サイン!
この日、トラさんが甲子園球場内の球団事務所で契約更改に臨んだ。対左投手要員としてだけでなく、相変わらず、不振続きだった助っ人を補う活躍を見せ、4年ぶりの2桁本塁打をマークした上、甲子園球場でリサイタル予告を行う事により、集客効果を呼び起こし、散々引っ張った末に、予告通り開催した「六甲おろし熱唱リサイタル」は5万の観衆を熱狂の渦に包み込み、大盛況に終わるなど、多方面で貢献した事を評価した球団側は2000万円アップの5000万円(推定)を提示。これに納得のトラさんは一発サインし「この歳で野球出来る喜びと責任を感じている。来年も悔いの残らない様、完全燃焼したい」と来季への意欲を見せた。
FA・加藤、近鉄移籍を正式表明!
オリックスからFA宣言し、去就が注目されていた加藤だが、この日、近鉄に移籍する事を正式に表明した。先に近鉄に対して、電話で入団する意向を示した加藤は、その後、神戸市内のオリックス球団事務所を訪れ、岡添球団社長に対して、退団の挨拶を行った。近鉄から総額2億円(推定)+出来高払いの3年契約を提示されていた加藤は「交渉の中でV2を狙う熱意を感じた。複雑な気分だが、新しい球団で心機一転のつもりでチャレンジしたい」と新天地での活躍を誓った。近鉄がFA選手を獲得するのは初めての事。打線が引っ張ってリーグ優勝を果たしたとは言え、チーム防御率はぶっちぎりの12球団最下位で投手陣に課題が残る中、ローテの柱になりうる加藤の獲得を果たした事で、梨田監督は「とても嬉しい。ローテをきちっと守れる投手。特にダイエー戦で、軸として使っていきたい。肉体的に若返っている感じがするし、若い人の手本にもなってくれると思う」と喜びを表した。一方、一昨年は星野(阪神)に逃げられ、昨年は鈴木一朗(マリナーズ)に逃げられ、今年は加藤に逃げられたオリックスは、今またハイツ田口にも逃げられつつあるとあって、今後の戦力立て直しはより一層苦しいものになりそうだ。
イースタン2年連続三冠王・ポール、ついに解雇へ!
第3の助っ人・ポールが解雇される事が明らかになった。昨年はメジャーの実績抜群の大物助っ人・フェルナンデス,ジェファーソンに、今年はツインバズーカと評されたカブレラ,マクレーンの前に一軍出場を阻まれ続けながらも、腐る事なくイースタンリーグで史上初となる2年連続三冠王に輝いたポールは今季はファーム日本一にも貢献し「来年は一軍で暴れたい」と意欲を見せていたが、球団側は来季もカブレラ,マクレーンを残留させる方針とあって、最早、保険は必要ないと判断し、来季の契約を結ばない事を伝えた模様。しかし、カブレラとは金銭面で大きな開きがある上、伊原新監督のDH転向指令に真っ向対立するなど、トラブっている状況で、カブレラと契約を結んでいない段階でのポールの解雇は早計だったのでは?と危惧する声も挙がっている。ポールは日本球界でのプレー続行を希望しており、ファームながらも実績抜群の低年俸助っ人(今季推定2500万円)とあって、他球団から手が挙がる可能性は高そうだ。
ゴーグル、メッツ入り濃厚! 新庄との日本人コンビ結成か!?
メジャー挑戦へ最後のチャンスとばかりに横浜からFA宣言したゴーグルのニューヨーク・メッツ入りが有力となった。この日、メジャーの公式HPにて「今週中にも入団発表か」と報じられたのだ。メッツはバレンタイン監督がロッテ監督時代にゴーグルを指揮下に置いていた事から、その力を熟知しており、ロングリリーフの利くセットアッパーとして期待を賭け、他球団より積極的に動いていたと見られている。ゴーグル本人はメジャーとの交渉については、代理人のトニー・アタナシオ氏に一任している為、現段階では知らされていないとの事で「どういう状況か分からないのでコメントのしようがないが、本当なら嬉しい」とコメントを残した。