球界トピックス

11月13日


 FA残留禁止の可能性を示唆! 選手側からの猛反発必至!
谷繁,ゴーグルが相次いで、ダメ元のメジャー狙いFA宣言をかまし、戦力大低下の危機に瀕している横浜だが、この日、笹川運営部長は「FAして残留と言うのをなしにし、球団に残る場合は、最初からFAしないと言う制度を考えている。FAは本来、行きたい球団があってのもの。現在は間違った方向に使われている」FA残留を認めない方針を打ち出した。流石に、谷繁,ゴーグルには適用させないと思われるが、順調にいけば、来年には鈴木なおのり,メカゴジラ,ハマのチンピラ,斎藤タカシと主力が続々とFA権を取得する事になり、彼らに対する牽制の意味が強いこの政策は再契約金と残留工作の為の年俸高騰を防ぐだけでなく、移籍金が全く入ってこないメジャー行きを阻止する効果もある。谷繁,ゴーグルの様にメジャーへの熱意はあっても、必ずしも合意に至る保証があるとは限らず、残留と言う逃げ道をシャットアウトする事により、ダメ元の安易な挑戦がしづらくなるからだ。しかし、FA権は選手が勝ち取った権利であり、これを奪う事になるとあっては、大きな反発を受ける事が予想される。

 鈴木一朗、ササキ様に続く日本人3人目の最優秀新人賞受賞!
この日、メジャーリーグの最優秀新人賞が発表され、ア・リーグからは昨秋、下柳(日本ハム),高村(近鉄)らの殺人投球地獄から逃亡すべく、京都の花札屋に買収されて、国外亡命を図り、首位打者&盗塁王をダブル受賞した鈴木一朗(マリナーズ)が投票者である全米野球記者協会28人中、27人から1位票を獲得すると言う準満票で選ばれた。日本人選手の最優秀新人賞受賞は昨年のササキ様(マリナーズ)に続くもので、史上3人目。これを受けて、全米メディアを対象に電話による記者会見を行った鈴木は「この賞はどうしても獲らないといけない賞だと思っていたので(受賞決定に)ホッとしている。過去にも日本で実績を残した選手が新人王を獲っているが、どの国から来た選手に対しても同じ扱いをするメジャーのプライドや強さ、大きさを感じる。(準満票については)驚いてはいない。どうせならもう1票獲得したかったのが本音だが、これは人の評価だから、どうする事も出来ないし、当然色々な評価はある」とコメントを残した。

 ショーゴー、来季の登録名を本名に変更!
この日、契約更改を行い、260万円アップの1000万円(推定)でサインしたショーゴーだが、この席上で登録名を来季から本名の「森」に変更したい意向を伝えた。今季は4年目にして初めて一軍に上がり、18試合に出場。一際目立つ「ショーゴー」の名前を中日以外のファンにも印象付けたが、入団以来、注目されていた応援歌が「ショーゴー♪ ショーゴー♪ ショゴショゴショーゴー♪ あーさーはーらーショーゴー♪」と言う代物ではなかった事も同時に発覚してしまい、理不尽なバッシングを浴びせられた事にでも心を痛めたのか、プロ野球界ではありがちで目立ちづらい「森」へと変更する事を決めた。球団側もこれを認める方針との事。

 新助っ人・セギノール獲得へ! ビティエロは解雇決定!
オリックスはこの日、Aクラス奪回を目指す為の新助っ人として、エクスポズのフェルナンド・セギノール内野手(26)の獲得に乗り出す事を明らかにした。セギノールはメジャーでは4年間で172試合に出場し、.251 17本、40打点の成績を残している。中西編成部渉外担当は「数年前からリストアップしていた。まだ若く変化球にも確実に対応出来る」と期待を寄せており、日本のコミッショナー事務局を通じて身分照会の手続きを行った上で本格的な交渉に入る予定。これに伴い、去就が微妙だったビティエロとは来季の契約を更新しない事となった。