球界トピックス

11月10日 マスターズ・リーグ:名古屋2−4東京 大阪15−8札幌


 今中、涙の引退記者会見! 今後は野球解説者が有力!
中日から戦力外通告を受けた今中が、この日、名古屋市内で引退記者会見を行った。 「シーズン前に今年1年が勝負と思っていたが、来年も野球をやる事に自信がなくなった。もう1度(秋季練習に参加して)練習してからでも遅くないと思ったが、このレベルではダメだと思い、10月の終わりに辞める結論を出した。悔いはある」と引退の理由を語った今中は「思い出はたくさんあるが、良かった時の試合よりも負けたり、打たれた試合の方が覚えている。1軍のマウンドでやってきた事は自分にとって誇りだが、肩を壊した事は挫折であり、屈辱だった」と現役生活を振り返った。今後は解説者となる事が有力視されており「色々な角度から野球を勉強し、最終的には指導者になりたい。いい事も悪い事もあった自分の経験を生かしたい」と、再びユニフォームに袖を通すべく抱負を語った。1989年に大阪桐蔭高からドラフト1位で入団した今中は、1993年には最多勝と沢村賞に輝くなど、中日のエースとして君臨していたが、肩痛に苦しみ出してから低迷し、1999年には手術に踏み切るも、再起を果たす事は出来なかった。13年に及ぶ現役生活での通算成績は91勝69敗5S、防御率3.15。球団は功績を評価し、来春のオープン戦で引退セレモニーを行う事を決定

 近鉄、来季もドジャースと業務提携! 助っ人の人事はラソーダ氏に一任!
この日、永井球団社長は来季もドジャースと業務提携し、副社長であるラソーダ氏との球団アドバイザー契約を更新する事で合意していると明らかにした。バーグマン,パウエル,ギルバートと言った優勝に貢献した助っ人との来季契約は彼らを連れてきたラソーダ氏に一任する模様で、新助っ人についても「ドジャースのリポートに載っている中から獲る」とラソーダ氏の協力を得る方針を固めた。