球界トピックス

11月6日 マスターズ・リーグ:札幌9−10名古屋


練習試合:宮崎
L  001100210  5
G  001010000  2
勝:ミッチー
負:真木
本:大島
 
アルモンテ、最速155kmで2回無失点! ストッパー候補に名乗り!
結果が出ないとイラついて暴れ回るなど「実力の伴わないドミンゴ」と揶揄されていたアルモンテが、この日、行われた西武との練習試合で5回から2番手として登板。最速155kmをマークするななど、調子が良かった事で、葉っぱを銜えて、岩鬼になりきる現実逃避モードにも入らず、当初1回だけの予定を志願続投し、2回を3三振無失点に抑える好投を展開。課題とされていたセットポジションでの投球も緩急をうまく使って、無難にまとめた。来季のストッパー候補として、一躍、浮上してきたアルモンテに対して、若大将・原監督は「本人もいいスタートを切れたんじゃないか。ストッパーとしては、これから何回かテストをしていくけど、そういう形を望んでいる」と満足気。一方、先発転向を目指し、アルモンテの前に先発登板した三浦だが、シーズン中、茂雄に酷使されまくって体を蝕まれていた影響からか、4回を投げて2失点。しかし、ツーシーム,カットボール,チェンジアップと言った新球を織り交ぜて4三振を奪うなど、収穫も残した。
 投手陣再建補強策始動! 中日・戦力外の武田を獲得へ!
投手陣立て直しに向け、FAした前田幸(中日)の獲得を図っている巨人だが、同じく中日から戦力外通告を受けた元最多勝投手・武田の獲得に乗り出している事が明らかになった。この日、土井球団代表が「強い関心を持っており、着々と(獲得への準備を)進めているが、身分は中日にあるので、時期を待たなければいけない」と語り、自由契約選手として公示される12月以降になってから、正式な交渉を進める方針を示唆した。

 ハタハタ石井の横浜入りが決定!
弁当の売上に多大な貢献をしたにも拘わらず、ロッテから戦力外通告を受けたハタハタ石井だが、複数の球団から打診を受けていた中、横浜を移籍先に選んだ事を明らかにした。ハタハタ石井は「本来は頭を下げて入団をお願いする立場なのに、幾つかの球団からお誘いがあって感謝している。体は大丈夫。横浜の為に少しでも役に立ちたい」と新天地での活躍を誓った。

 セ・リーグ、来季日程を発表! 8年ぶりの両リーグ同時開幕!
この日、セ・リーグは来季の公式戦日程を発表。サッカーのW杯での日本戦が予定されている6月の4,9,14日等を回避した日程となった来季の開幕日は3月30日(土)で、8年ぶりにパ・リーグとの同時開催。土曜日に開幕するのも8年ぶりとなった。開幕カードは、またも巨人は開幕ダッシュを狙う為の陰謀が働いたのか、東京ドームでまたまた阪神と対戦。その他、川島コミッショナーの開幕試合を全国に振り分ける為と言う意向で優勝したヤクルトはナゴヤドームへビジターとして赴き中日と、そして、これまたAクラスの横浜も広島市民球場へ遠征する形で広島と当たる事になったが、優勝したヤクルトを差し置いて、本拠地に居座る巨人に疑問の声が多々挙がっている模様。昨年は5試合増に伴い、選手会から地方球場での開催が叫ばれていたが、決まってしまえば、うるさい事も言われまいと悟ったか、地方球場での開催は7試合減の52試合となり、愛知県豊橋市(4月16日の中日―阪神戦)では47年ぶり、広島県尾道市(9月23日の横浜−広島戦)では49年ぶりの公式戦開催が実現した。