球界トピックス
11月5日
破戒僧・清原、ご乱心! 「イノキ・ボンバイエ」参戦発言に球団は拒否反応!
巨人に変則4年契約での残留が決まった破戒僧・清原がついに血迷った。PRIDEを主催するDSEが企画し、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技大会「イノキ・ボンバイエ」に本気で出場しようと言うのだ。アントニオ猪木の半ば冗談の参戦要求を真に受け、4年契約ならケガをしても平気とばかりに参戦発言をしてしまった訳だが、これを受けたDSEの森下社長も「全面的に協力したい。あとは(マスコミの)皆さんが盛り上げて下さい」と了承する始末。清原は「別に、巨人の規定に“シーズンオフにリングに上がってはいけない”と言う契約条項は入ってないでしょう」などと、まるで子供の様な屁理屈をほたえているが、これを受けた原沢広報部長は統一契約書第20条にある「選手は相撲,柔道,拳闘,レスリングその他のプロフェッショナル・スポーツと稼動について契約しない事を承諾し」と言った部分に抵触するとして「(実現は)難しいでしょう」と、清原の統一契約書に対する無知ぶりを暴露し、事実上の不許可宣言をした。
ハイツ田口の獲得を断念!? 清水、放出の危機脱出か!?
顔が嫌いと言うだけで清水を延々干し続けて、首位打者どころか規定打席到達のチャンスまで奪い取った茂雄が現場を去ってもなお、圧力をかけ続ける事により、清水放出ないしは飼い殺し策の一環として、ハイツ田口(オリックス)をFAで獲得しようと言う動きが強まっていた巨人だが、この日、土井代表はハイツ田口の獲得を断念し、前田幸(中日)一本に絞る方針を示唆。茂雄の傀儡政権と揶揄され、茂雄の影響力を払拭したい原監督は投手力の補強が最大の課題であり、生え抜きの若手野手の底上げを目指すべく即戦力野手の補強を控えて欲しい旨、フロントに訴えた模様。
大島、FA権行使せずに残留! ハイツ田口、FA交渉はオリックス最優先!
前日の出身地別東西対抗戦で今夜の松井さん(巨人)の活躍の場を打ち砕くMVP弾を放った大島だが、この日、FA権を行使せずに残留する意向を球団に報告した。事前に行われた下交渉で残留の際の条件提示を受けている大島は今後は通常の契約更改を行う事になる。一方、FA宣言をしているハイツ田口は「10年間良くして貰ったし、まず最初に話すのが筋を通す事になると思う。他球団から話があっても、それまでは待って貰うつもり」と、他球団との交渉が解禁となってからも、まずオリックスとの交渉を最優先する方針を固めた。
12球団オーナー会議、またも恒例のスピードアップ奨励!
この日、都内のホテルで12球団のオーナー会議が開かれ、来年のサッカーW杯を控え、人気回復策を検討した。12球団順位決定戦やサッカーの天皇杯の様なアマを含めたトーナメント等の案は出たものの、具体的に話を進めるには至らず、とりあえず「テンポとリズムのある試合をしないといけない」(川島コミッショナー)と、試合時間短縮を目指す(が、目指すだけ)と言う毎年恒例のパターンに留まるお粗末な展開となった。結局、来年1月下旬に、例年、各リーグで行ってきた合同監督会議を初めて12球団合同で開く事により、再検討を図る模様。